始める前に
レルムの自動再起動が有効になっている場合、セキュリティ・プロバイダへの動的でない変更をアクティブ化した後でWebLogic Serverを再起動する必要はありません。「レルムの自動再起動を有効化」および「レルムの自動再起動の使用方法」を参照してください。
パスワード検証プロバイダをセキュリティ・レルムで構成すると、そのレルムでユーザーのパスワードが作成または変更されるときに必ず、サポートされる認証プロバイダによって自動的に起動されます。パスワード検証プロバイダがチェックを実行し、パスワードが作成ルールによって設定された基準を満たすかどうかを判別します。それによってパスワードが受入れまたは拒否されます。
パスワード検証プロバイダで構成できるパスワード作成ルールは次のとおりです。
ノート: パスワードには最初の文字として中カッコ("{")を含めることができません。
ノート: デフォルトでは、デフォルト認証プロバイダで必要なパスワードの最小文字数は8文字です。ただし、デフォルト認証プロバイダで強制される最小パスワード文字数はカスタマイズできます。いずれにしても、デフォルト認証プロバイダとパスワード検証プロバイダの両方をセキュリティ・レルムで構成した場合に、デフォルト認証プロバイダで強制される最小文字数を満たさないパスワードを作成しようとすると、エラーが生成されます。
パスワード検証プロバイダに構成できる各ルールの詳細は、構成オプションを参照してください。
「パスワード検証プロバイダ」表に、このセキュリティ・レルムで構成されるパスワード検証プロバイダが示されます。
新しいパスワード検証プロバイダの作成ページが表示されます。