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パスワード検証プロバイダの構成

始める前に

レルムの自動再起動が有効になっている場合、セキュリティ・プロバイダへの動的でない変更をアクティブ化した後でWebLogic Serverを再起動する必要はありません。「レルムの自動再起動を有効化」および「レルムの自動再起動の使用方法」を参照してください。


パスワード検証プロバイダをセキュリティ・レルムで構成すると、そのレルムでユーザーのパスワードが作成または変更されるときに必ず、サポートされる認証プロバイダによって自動的に起動されます。パスワード検証プロバイダがチェックを実行し、パスワードが作成ルールによって設定された基準を満たすかどうかを判別します。それによってパスワードが受入れまたは拒否されます。

パスワード検証プロバイダで構成できるパスワード作成ルールは次のとおりです。

  • ユーザー名ポリシー。ユーザー名と同じパスワードを使用できるかなど。
  • パスワード文字数ポリシー。最小文字数または最大文字数など。
  • 文字ポリシー。各パスワードに必要な英字、数字、記号の最小文字数または最大文字数など。

ノート: パスワードには最初の文字として中カッコ("{")を含めることができません。

ノート: デフォルトでは、デフォルト認証プロバイダで必要なパスワードの最小文字数は8文字です。ただし、デフォルト認証プロバイダで強制される最小パスワード文字数はカスタマイズできます。いずれにしても、デフォルト認証プロバイダとパスワード検証プロバイダの両方をセキュリティ・レルムで構成した場合に、デフォルト認証プロバイダで強制される最小文字数を満たさないパスワードを作成しようとすると、エラーが生成されます。

パスワード検証プロバイダに構成できる各ルールの詳細は、構成オプションを参照してください。

パスワード検証プロバイダを構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 左ペインで「セキュリティ・レルム」を選択して、構成するレルムの名前(myrealmなど)をクリックします。
  3. 「プロバイダ」→「パスワード検証」を選択します。

    「パスワード検証プロバイダ」表に、このセキュリティ・レルムで構成されるパスワード検証プロバイダが示されます。

  4. 「新規作成」をクリックします。

    新しいパスワード検証プロバイダの作成ページが表示されます。

  5. 「名前」フィールドにパスワード検証プロバイダの名前を入力します。
  6. 「タイプ」ドロップダウン・リストからパスワード検証プロバイダのタイプを選択して、「OK」をクリックします。
  7. 「プロバイダ」→「パスワード検証」を選択して、構成を行う新しいパスワード検証プロバイダの名前をクリックします。
  8. 「構成」→「プロバイダ固有」の下で、新しいパスワード検証プロバイダのユーザー名、パスワード文字数および文字ポリシーを設定します。
  9. 保存」をクリックして変更を保存します。
  10. 「チェンジ・センター」で、「変更のアクティブ化」をクリックします。レルムの自動再起動が有効になっている場合、更新を有効にするためにWebLogic Serverを再起動する必要はありません。

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