SNMPエージェントは、UDPトラフィックを受け付けるポート1つと、TCPトラフィックを受け付けるもう1つのポートを介して通信を行います。デフォルトでは、すべてのTCPトラフィックに、ホスト・サーバーのリスニング・ポートを使用します。たとえば、このエージェントをManagedServer1という名前のサーバーにターゲット指定し、ManagedServer1がポート7001に対するリクエストをリスニングする場合、SNMPエージェントはポート7001に対するTCPリクエストをリスニングします。TCPポートを介しての通信時には、WebLogic Serverはサービス拒否(DOS)攻撃からSNMP通信を保護します。
SNMP TCPトラフィックを、ビジネス・トラフィックから分離する場合は、カスタム・ネットワーク・チャネルを作成します。
SNMP用のカスタム・ネットワーク・チャネルを作成するには、SNMPエージェントをホストしている各WebLogic Serverインスタンスで次の手順を実行します。
結果
このWebLogic Serverインスタンスにターゲット指定したSNMPエージェントは、ここで作成したSNMPネットワーク・チャネルを自動的に使用します。