管理コンソール・オンライン・ヘルプ

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Spring Beanタスク概要

始める前に

管理コンソールを使用してアプリケーションでSpring Beanを表示するには、次のステップを実行する必要があります。

  1. 次のようにSpringコンソール拡張を有効にします。
    • 管理コンソールの右ペインの最上部にあるバナー・ツールバー領域で、「プリファレンス」をクリックします。
    • 「プリファレンス」ページで、「拡張」をクリックします。
    • spring-consoleの横のチェック・ボックスを選択して、「有効化」をクリックします。
    • サーバーを停止してから再起動し、変更を有効にします。

    このステップはドメインに対して1回のみ実行してください。

  2. WL_HOME/server/lib/weblogic-spring.jarファイルをJEEライブラリとしてWebLogic Serverインスタンスにインストールします。WL_HOMEは、WebLogic Serverのメイン・インストール・ディレクトリ(/beahome/wlserver_10.3など)です。

    このステップはWebLogic Serverインスタンスに対して1回のみ実行してください。

    weblogic-spring.jarは、JEEのオプション・パッケージです。アプリケーションをデプロイしたときにアプリケーションのためのMBeanを作成します。

    Java EEライブラリのインストールを参照してください

  3. Spring Beanを含むアプリケーションが管理コンソールに表示されるように正しく構成されていることを確認します。

    詳細は、Oracle WebLogic ServerのSpringアプリケーションの開発および管理を参照してください。


Spring Beanは、Spring Frameworkコンテナで管理されるPOJO (plain old Java objects)です。Springアプリケーションは、1つ以上のSpring Beanの他に、オプションのサポートSpringテクノロジ(トランザクション管理やJDBCを使用したデータベース・アクセスなど)およびすべてを結び付けるアプリケーション・コンテキストを含みます。

これまでの手順を実行した後で、管理コンソールを使用すると、デプロイされたSpring Beanの構成を表示できます。Springアプリケーションをデプロイして起動すると、weblogic-spring.jarによって、Springアプリケーション・コンテキストに基づいてクラスタ化可能な実行時MBeanが作成され、実行時MBeanが実行時MBeanサーバーに登録されます。このために、デプロイされたSpring Beanの構成を確認することができます。

ノート: このリリースでは、Spring Bean管理は読取り専用です。管理コンソールを使用してSpring Beanの構成を変更することはできません。

次のリンクでは、管理コンソールを使用して実行できるSpring Beanのタスクに関する情報を提供します。

WebLogic ServerでのSpringサポートの詳細は、Oracle WebLogic ServerのSpringアプリケーションの開発および管理を参照してください.

Spring Beanの作成の詳細は、Spring Frameworkドキュメントを参照してください。


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