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高可用性のためのファイル・ストアの構成

始める前に


このストアおよびこのストアを参照するJMSサービス(JMSサーバー、SAFエージェントまたはパス・サービスなど)の高可用性(HA)を構成する手順:

  1. コンソールの左ペインで、「サービス」を展開して「永続ストア」を選択します。
  2. 「永続ストアのサマリー」ページで、構成するインスタンスを選択します。

    表が空の場合は、ファイル・ストアの作成を参照してください。

  3. 「構成」→「高可用性」ページで、必要に応じて次を更新します。
    1. 分散ポリシー -- ストアをシングルトンにするか、クラスタ内の各サーバー・インスタンスに1つずつとして分散にするかを指定します。
      • ストアは、クラスタにターゲット指定する必要があります。リソース・グループまたはリソース・グループ・テンプレートにスコープ指定する場合は、仮想ターゲットからターゲットを継承します。
      • このストアを使用するJMSサーバーがスタンドアロンの宛先をホストするか、パス・サービスで参照される場合は、「シングルトン」に設定します。
      • このストアを使用するJMSサーバーがJMS分散宛先をホストするか、SAFエージェントで参照される場合は、「分散完了」に設定します。
    2. 移行ポリシー -- ストアにより使用される移行ポリシーを指定します。
      • ストアは、クラスタにターゲット指定する必要があります。リソース・グループまたはリソース・グループ・テンプレートにスコープ指定する場合は、仮想ターゲットからターゲットを継承します。
      • オフに設定しない場合、クラスタ・リースを構成する必要があります。
      • 分散ポリシーシングルトンの場合は、失敗時または常時に設定します。
    3. 再起動準備完了 -- 必要に応じてストアが自動的に再起動されます。
    4. 再起動間隔 -- 失敗したストアの再起動を試みる間隔(秒単位)。

      この設定は、移行ポリシーオフに設定されていない場合にのみ適用されます。

    5. 再起動回数 -- 失敗したサービスを移行する前に再起動を試みる回数を指定します。

      この設定は、移行ポリシーオフに設定されていない場合にのみ適用されます。

    6. 初期起動遅延 -- 失敗の後にストアを起動するまでの遅延時間(秒単位)を指定します。

      この設定は、移行ポリシーオフに設定されていない場合にのみ適用されます。

    7. フェイルバック遅延 -- 失敗の後にストアが優先サーバーにフェイルバックするまでの遅延時間(秒単位)を指定します。

      この設定は、移行ポリシーオフに設定されていない場合にのみ適用されます。

    8. 部分クラスタ安定遅延 -- 部分的に開始したクラスタが動的に構成されたサービスの開始を試行するまでの遅延時間(秒単位)を指定します。

      この設定は、移行ポリシーオフに設定されていない場合にのみ適用されます。

    詳細は、構成オプションを参照してください。

  4. 保存」をクリックします。

完了した後に

HA構成を変更した場合は、サーバーまたはクラスタの再起動が必要になります。リソースがパーティション内にある場合は、パーティションを再起動します。


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