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オーバーロード条件のチューニング


WebLogic Serverは、設定した期間、作業状態が継続した(アイドルでない)場合、スレッドをスタック状態と診断します。サーバーのスレッド検出動作は、スレッドがスタック状態と診断されるまでの時間や、サーバーがスタック・スレッドをチェックする頻度を変更することでチューニングできます。

スレッドの検出動作を構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールの左ペインで、「環境」→「サーバー」を展開します。
  3. サーバーの概要」ページで、オーバーロード条件のパラメータを構成するサーバー・インスタンスを選択します。
  4. 構成」→「オーバーロード」を選択し、必要に応じて次の設定を更新します。
    1. ワーク・マネージャの共有容量」- サーバー内に存在できるリクエストの総数です。
    2. 障害時のアクション」- サーバー・インスタンスが障害の発生した状態を検出した場合に実行されるアクションを指定します。
    3. 危機的状況のアクション」- サーバー・インスタンスが危機的状態を検出した場合に実行されるアクションを指定します。
    4. 空きメモリー比率の最大しきい値」- サーバーの過負荷状態がクリアされた後の空きメモリー量(パーセント単位)。
    5. 空きメモリー比率の最小しきい値」- サーバーが過負荷状態とみなされない最低限の空きメモリー量(パーセント単位)。

    過負荷状態の詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。
  6. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

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