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XMLエンティティ・キャッシュの作成


WebLogic Serverが、URL、またはEARアーカイブのメイン・ディレクトリを基準とするパス名で参照される外部エンティティを、サーバーの起動時にキャッシュするか、エンティティが初めて参照されたときにキャッシュするように指定できます。これを指定するには、まずXMLエンティティ・キャッシュを作成してから、特定のエンティティに対してキャッシュするタイミングを指定します。

外部エンティティをキャッシュすると、リモート・アクセス時間が節約され、ネットワークまたは管理サーバーのダウンによりXMLドキュメントの解析中に管理サーバーにアクセスできなくなった場合には、ローカル・バックアップを利用できます。

XMLエンティティ・キャッシュを作成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 左ペインで、「サービス」を展開し、「XMLエンティティ・キャッシュ」を選択します。
  3. 右ペインで、「新規作成」をクリックします。
  4. 新しいXMLエンティティ・キャッシュの名前と、ページの次のフィールドにそれぞれの初期設定構成オプションを入力します。
    • キャッシュの場所」: 管理サーバーの構成ディレクトリを基準とするディレクトリの名前。キャッシュされたXMLエンティティが格納されます。
    • キャッシュ・メモリー・サイズ」: インメモリー・キャッシュのメモリー・サイズ(単位: KB)。
    • キャッシュ・ディスク・サイズ」: 永続ディスク・キャッシュのディスク・サイズ(単位: MB)。
    • キャッシュ・タイムアウト間隔」: キャッシュ内のエンティティが古くなるまでの秒数。
    • 最大サイズ」: どのようなタイミングでもキャッシュに格納可能なエントリの最大数。
  5. 「OK」をクリックします。
  6. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

完了した後に

このXMLエンティティ・キャッシュをWebLogic Serverインスタンスに割り当てます。XMLエンティティ・キャッシュのサーバーへのターゲット指定を参照してください。


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