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ステップ3: 分析プロンプトの定義(オプション)

ユーザーが分析を実行するときにフィルター値を指定できるようにするには、分析に対してランタイムプロンプトを定義します。分析には、実行するユーザーや日付に応じて、個別にフィルターが必要なことがあるため、ランタイムプロンプトを使用すると便利です。

ランタイムプロンプトは、組み込みフィルターとは異なります。というのも、組み込みフィルターは、分析の定義時に設定され、分析自体を更新しない限り変更できません。たとえば、レポートに取引先タイプに関するプロンプトを定義すると、従業員は、分析の実行時に、表示する取引先タイプ値を選択するように求められます。[競合会社]などの特定の取引先タイプとして組み込みフィルターを定義すると、そのフィルターは、ハードコードされ、ユーザーは実行時に変更できません。

プロンプトは、[プロンプト]タブで作成できます。

次の2種類のプロンプトを作成できます。

  • カラムフィルタープロンプト

    カラムフィルタープロンプトでは、分析内のカラムに一般的なフィルターを適用します。カラムフィルタープロンプトでは、カラムのすべての選択項目を表示するか、またはカラムの選択項目を限定することができます。たとえば、分析に地方=関東というフィルターが含まれている場合は、[市]カラムの選択項目が関東地方の都市に限定されます。これにより、結果データの存在しない相互排他的なフィルターが選択されるのを防ぐことができます。

  • イメージプロンプト

    イメージプロンプトでは、イメージをクリックすることで分析の基準を選択できます。たとえば、販売組織で使用する場合、地図イメージ上で任意の地域をクリックしてその地域のセールス情報を確認したり、製品イメージをクリックしてその製品に関するセールス情報を確認することができます。イメージマップ定義は、HTMLの<map>タグに関する知識があれば作成できます。

関連トピック

関連する情報については、次のトピックを参照してください。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.