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在庫期間の処分

在庫期間が終了すると、セールス要員はサンプルごとに最終実地棚卸をカウントして記録し、最終監査レポートを提出する必要があります。セールス要員は、在庫期間を処分することで最終監査数(製品別またはロット番号別)を提出します。在庫期間を処分すると、その在庫期間が終了し、在庫監査レポートの作成が起動します。処分できるのは、有効な在庫期間のみです。

在庫期間の処分は、「在庫の調整プロセス」でも重要なステップです。

作業前の準備:在庫期間を処分するには、ユーザーの役割に[基本サンプル操作の有効化]権限が含まれている必要があります。

在庫期間を処分するには

  1. [在庫期間リスト]ページで、[開始日]フィールドをドリルダウンして、処分する在庫期間レコードを開きます。
  2. 各サンプル在庫明細項目の[実地棚卸]フィールドに値を入力します。

    [実地棚卸]フィールドに入力する値は、手元にある各製品の実地数量に対応している必要があります。

  3. [処分]をクリックします。

    [処分]をクリックすると、次の処理が行われます。

    • ステップ1で開いた在庫期間は、終了日を割り当てられて終了し、古い在庫期間内のすべてのレコードが含まれた新規の在庫期間が作成されます。
    • 古い在庫期間の[実地棚卸]フィールド(サンプル在庫レコード)の値は、新規の在庫期間の[開始残高]フィールド(対応するサンプル在庫レコード)にコピーされます。
    • 失効していないすべてのサンプルが、古い在庫期間から新規の在庫期間にコピーされます。
    • 0(ゼロ)より大きい数量を持つ失効サンプルが、古い在庫期間から新規の在庫期間にコピーされます。
    • 古い在庫期間に関連付けられたすべてのブック情報は、新規在庫期間にコピーされます。
    • 在庫監査レポートが作成されます。古い在庫期間に関連付けられたすべてのサンプル在庫情報およびブック情報は、新規の在庫監査レポートにコピーされます。

      :[処分]ボタンをクリックしたときに、在庫期間の状態が有効でない場合、またはサンプル在庫レコードのいずれかの[実地棚卸]フィールドが空白である場合は、エラーメッセージが表示されます。

  4. [在庫期間リスト]ページに戻り、ステップ1で開いた在庫期間レコードと同じレコードを開きます。

    在庫監査レポートが、終了した在庫期間の子として作成されていることに注意してください。この在庫監査レポートには、在庫レコードのスナップショットと在庫期間終了時の最終実地棚卸が含まれています。在庫監査レポートとその関連レコードはロックされているため、変更できませんが、サンプル管理者向けの履歴監査証跡として残ります。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.