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変更トラッキングイベントレコードの例
このトピックでは、特定のユーザー操作に対してOracle CRM On Demandで作成される変更トラッキングイベントレコードの例について説明します。変更トラッキング機能を有効にすると、[変更トラッキングリスト]ページに、次の例に示すようなイベントレコードが表示されます。ユーザーの操作および記録されたレコードタイプの関係によっては、1つのイベントの結果として複数のレコードが書き込まれる可能性があります。たとえば、1対多の親子関係または多対多のオブジェクト間関係がある場合は、複数のレコードが書き込まれる可能性があります。
例1:新規取引先レコード作成時の変更トラッキングレコード
この例では、ユーザーが新規取引先レコードを作成します。Oracle CRM On Demandは次の表のようなイベントレコードを生成します。
オブジェクト名
|
オブジェクトID
|
子オブジェクト名
|
子オブジェクト ID
|
イベント名
|
レコードタイプ
|
フィールド名
|
変更番号
|
変更 : 日付
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
なし
|
なし
|
WriteRecordNew
|
なし
|
なし
|
0
|
03/26/2014 09:28 AM
|
例2:既存取引先レコードの更新時の変更トラッキングレコード
この例では、ユーザーが取引先レコードのフィールドを変更して既存の取引先レコードを更新します。Oracle CRM On Demandは次の表のようなイベントレコードを生成します。
オブジェクト名
|
オブジェクトID
|
子オブジェクト名
|
子オブジェクト ID
|
イベント名
|
レコードタイプ
|
フィールド名
|
変更番号
|
変更 : 日付
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
なし
|
なし
|
WriteRecordUpdated
|
なし
|
なし
|
1
|
03/26/2014 09:52 AM
|
例3:既存取引先レコードの削除時の変更トラッキングレコード
この例では、ユーザーが既存の取引先レコードを削除します。Oracle CRM On Demandは次の表のようなイベントレコードを生成します。
オブジェクト名
|
オブジェクトID
|
子オブジェクト名
|
子オブジェクト ID
|
イベント名
|
レコードタイプ
|
フィールド名
|
変更番号
|
変更 : 日付
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
なし
|
なし
|
PreDeleteRecord
|
なし
|
なし
|
2
|
03/26/2014 09:58 AM
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
なし
|
なし
|
DeleteRecord
|
なし
|
なし
|
3
|
03/26/2014 10:00 AM
|
例4:削除マークが付いた取引先レコードの復元時の変更トラッキングレコード
この例では、ユーザーが削除マークの付いたレコードをOracle CRM On Demandからパージする前に復元します。Oracle CRM On Demandは次の表のようなイベントレコードを生成します。
オブジェクト名
|
オブジェクトID
|
子オブジェクト名
|
子オブジェクト ID
|
イベント名
|
レコードタイプ
|
フィールド名
|
変更番号
|
変更 : 日付
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
なし
|
なし
|
RestoreRecord
|
なし
|
なし
|
3
|
03/26/2014 10:03 AM
|
例5:取引先レコードを担当者レコードに関連付ける場合の変更トラッキングレコード
この例では、ユーザーが担当者レコード内で既存の取引先レコードを担当者レコードに追加します(つまり、取引先レコードを担当者レコードに関連付けます)。Oracle CRM On Demandは次の表のようなイベントレコードを生成します。
オブジェクト名
|
オブジェクトID
|
子オブジェクト名
|
子オブジェクト ID
|
イベント名
|
レコードタイプ
|
フィールド名
|
変更番号
|
変更 : 日付
|
担当者
|
1QA2-OD635
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
Associate
|
なし
|
なし
|
0
|
03/26/2014 10:16 AM
|
担当者
|
1QA2-OD635
|
なし
|
なし
|
WriteRecordUpdated
|
なし
|
なし
|
1
|
03/26/2014 10:16 AM
|
担当者
|
1QA2-OD635
|
取引先担当者
|
1QA2-OD639
|
WriteRecordUpdated
|
なし
|
なし
|
1
|
03/26/2014 10:16 AM
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
担当者
|
1QA2-OD635
|
Associate
|
なし
|
なし
|
0
|
03/26/2014 10:16 AM
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
担当者
|
1QA2-OD635
|
WriteRecordUpdated
|
なし
|
なし
|
4
|
03/26/2014 10:16 AM
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
なし
|
なし
|
WriteRecordUpdated
|
なし
|
なし
|
4
|
03/26/2014 10:16 AM
|
担当者
|
1QA2-OD635
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
WriteRecordUpdated
|
なし
|
なし
|
4
|
03/26/2014 10:16 AM
|
例6:取引先レコードと担当者レコードの関連付けを解除する場合の変更トラッキングレコード
この例では、ユーザーが担当者から関連する取引先レコードを削除します(つまり、取引先レコードと担当者レコードの関連付けを解除します)。Oracle CRM On Demandは次の表のようなイベントレコードを生成します。
オブジェクト名
|
オブジェクトID
|
子オブジェクト名
|
子オブジェクト ID
|
イベント名
|
レコードタイプ
|
フィールド名
|
変更番号
|
変更 : 日付
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
なし
|
なし
|
WriteRecordUpdated
|
なし
|
なし
|
5
|
03/26/2014 10:35 AM
|
担当者
|
1QA2-OD635
|
なし
|
なし
|
WriteRecordUpdated
|
なし
|
なし
|
2
|
03/26/2014 10:35 AM
|
担当者
|
1QA2-OD635
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
Dissociate
|
なし
|
なし
|
1
|
03/26/2014 10:35 AM
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
担当者
|
1QA2-OD635
|
Dissociate
|
なし
|
なし
|
1
|
03/26/2014 10:35 AM
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例7:親取引先レコードに子レコードを追加する場合の変更トラッキングレコード
この例では、ユーザーが取引先レコード内で新規住所レコードを関連項目として作成します(つまり、取引先住所を親取引先レコードの子レコードとして追加します)。Oracle CRM On Demandは次の表のようなイベントレコードを生成します。
オブジェクト名
|
オブジェクトID
|
子オブジェクト名
|
子オブジェクト ID
|
イベント名
|
レコードタイプ
|
フィールド名
|
変更番号
|
変更 : 日付
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
住所
|
1QA2-OD6PM
|
WriteRecordNew
|
なし
|
なし
|
0
|
03/26/2014 11:44 AM
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
なし
|
なし
|
WriteRecordUpdated
|
なし
|
なし
|
6
|
03/26/2014 11:44 AM
|
例8:既存子レコードの更新時の変更トラッキングレコード
この例では、ユーザーが取引先レコード内で既存の住所レコードを更新します(つまり、取引先住所を親取引先レコードの子レコードとして更新します)。Oracle CRM On Demandは次の表のようなイベントレコードを生成します。
オブジェクト名
|
オブジェクトID
|
子オブジェクト名
|
子オブジェクト ID
|
イベント名
|
レコードタイプ
|
フィールド名
|
変更番号
|
変更 : 日付
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
住所
|
1QA2-OD6PM
|
WriteRecordUpdated
|
なし
|
なし
|
1
|
03/26/2014 11:51 AM
|
例9:既存子レコードの更新時の変更トラッキングレコード
この例では、ユーザーが取引先レコード内で既存の住所レコードを削除します(つまり、取引先住所を親取引先レコードの子レコードとして削除します)。Oracle CRM On Demandは次の表のようなイベントレコードを生成します。
オブジェクト名
|
オブジェクトID
|
子オブジェクト名
|
子オブジェクト ID
|
イベント名
|
レコードタイプ
|
フィールド名
|
変更番号
|
変更 : 日付
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
なし
|
なし
|
WriteRecordUpdated
|
なし
|
なし
|
8
|
03/26/2014 12:00 PM
|
取引先
|
1QA2-OD54E
|
住所
|
1QA2-OD6PN
|
なし
|
なし
|
なし
|
1
|
03/26/2014 12:00 PM
|
例10:ピックリスト値の更新時の変更トラッキングレコード
この例では、ユーザーが取引先のピックリストを更新します(つまり、[未定]と呼ばれる値を追加することで、取引先レコードの既存の[優先順位]ピックリストフィールドをカスタマイズします)。Oracle CRM On Demandは次の表のようなイベントレコードを生成します。
オブジェクト名
|
オブジェクトID
|
子オブジェクト名
|
子オブジェクト ID
|
イベント名
|
レコードタイプ
|
フィールド名
|
変更番号
|
変更 : 日付
|
ピックリスト
|
1QA2-OD54E
|
なし
|
なし
|
WriteRecordUpdated
|
取引先
|
優先順位
|
8
|
03/26/2014 1:00 PM
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関連トピック
変更トラッキング機能の詳細は、次のトピックを参照してください。
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