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分析での関数の使用

SQL関数は、カラムの値に対してさまざまな計算を実行します。このセクションでは、Oracle CRM On Demandがサポートする関数の構文について説明します。また、リテラルの表し方についても説明します。サポートする関数には、集合関数、文字列関数、数学関数、カレンダーの日時関数、変換関数、システム関数があります。

これらの関数は、数式またはSQL式を使用できる箇所であればどこでも使用できます。次に例を示します。

数式名

関数内でカラムを参照する際、その内部的な数式名を使用する必要があります。すべてのカラムには2つの名前があります。

  • カラムの表示名は、ページ左側の[アクティブなサブジェクトエリア]セクションのフォルダ名の下に表示される名前です。この名前は、カラム見出し用のデフォルトラベルとして使用されます。この名前は、企業のOracle CRM On Demand管理者によって変更されたフィールド名や、ユーザーの言語設定によって変わります。
  • 数式名は、各カラムの固定内部名です。これらの名前は必ず英語になります。数式名は、ピリオドで区切られた2つの要素で構成されます。最初の要素は、フォルダ名に対応し、2つ目の要素はカラム名と対応します。フォルダ名またはカラム名内にスペースがある場合は、その要素を二重引用符で囲む必要があります。数式名のフォルダ名部分は、表示されるフォルダ名と同じである場合が多いですが、必ずしも同じであるとは限りません。

次の表では、特定のフォルダと、カラムの表示名に対応する数式名の例を示します。

フォルダ名

表示名

数式名

取引先

代表電話番号

Account."Phone Number"

取引先

年間売上

Account."Annual Revenue"

作成日

会計四半期/年

"Date Created"."Fiscal Quarter/Yr"

所有ユーザー

ユーザーID

Employee."Employee ID"

数式名の確認

カラムの数式名を確認するには、まずレポートにカラムを追加します。[式の編集[fx]]をクリックし、表示されるダイアログボックスで[カラム式]タブをクリックします。[カラム式]テキストボックスで、そのカラムの数式名を確認できます。

ヒント:[カラム式]ダイアログボックス上にカーソルがある状態で、アクションバーのカラムをクリックすると、そのカラムの数式名が直接、カーソルが置かれているテキストボックスに挿入されます(ただし、そのカラムはレポートのカラムリストには追加されません)。このショートカットは、[カラム式]ダイアログボックスでのみ有効です。SQLを入力できる他のダイアログボックスでは使用できません。

詳細は、次のトピックを参照してください。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.