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WSDLおよびスキーマファイルのダウンロード
Oracle CRM On Demandに用意されているWebサービスにより、クライアントアプリケーションのユーザーはOracle CRM On Demandを操作できます。たとえば、レコードの挿入、更新、削除、およびクエリーを行ったり、多くの管理タスクを実行できます。
Webサービスは、次の手段をとおして使用できます。
- Web Services v1.0。カスタムオブジェクト01~03と、設定済みオブジェクトの操作に使用されます。
- Web Services v2.0。すべてのOracle CRM On Demandカスタムオブジェクトと、設定済みオブジェクトおよびそのカスタムWebアプレットの操作に使用されます。Webサービスバージョン1.0と比較すると、Webサービスバージョン2.0 APIには、QueryPageメソッドを使用したクエリーを発行するための追加オプションも用意されています。
- サービス API。Webサービスをとおした管理タスクの管理に使用されます。たとえば、サービスAPIを使用すると、Oracle CRM On Demandでユーザーを管理することや、システムにクエリーを発行したりOracle CRM On Demandに関する情報を使用できます。
- 管理サービス。Webサービスを利用したOracle CRM On Demandメタデータの操作に使用されます。管理サービスにはOracle CRM On DemandメタデータをXML形式で読取りおよびロードする機能があります。
[Webサービス管理]ページからは次のことができます。
- Webサービスにアクセスするアプリケーションにより使用されるWSDL(Web Services Description Language)ファイルのダウンロード
- スキーマファイルのダウンロード
- Webサービスドキュメントへのアクセス
Web Services v1.0およびWeb Services v2.0のWSDLファイルのダウンロード
WSDLファイルはレコードタイプごとにダウンロードでき、親レコードタイプのWSDLファイルに含める子レコードタイプを選択できます。
Web Services v1.0およびWeb Services v2.0のWSDLファイルをダウンロードするには
- 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
- [Web サービス統合]セクションで、[Web サービス管理]をクリックします。
- [サービスを選択]リストから、必要に応じて[Web Services v1.0]または[Web Services v2.0]を選択します。
- [ドキュメント]リストからWSDLを選択します。
- [タイプ]リストから[カスタム]または汎用を選択します。
[カスタム]または汎用のどちらを選択したかによって、WSDLで表示されるカスタムフィールドは異なります。カスタムWSDLの場合、カスタムフィールドのXMLタグは、[フィールドセットアップ]での統合タグに基づきます(「カスタムフィールドの統合タグの設定」を参照)。カスタムWSDLでは、企業のフィールド命名規則を使用する、企業に固有のWSDLを生成できます。
汎用WSDLの場合、カスタムフィールドは汎用XMLタグ(CustomNumber0やCustomCurrency0など)に基づきます。これらのプレースホルダーをマッピングサービスと一緒に使用することで、アプリケーションは企業で使用しているフィールド名にマップすることができます。
- [WSDLオブジェクト]リストから、必要なレコードタイプ(たとえば[取引先]など)を選択します。
[WSDLオブジェクト]リストに表示される項目は、企業で設定されているレコードタイプによって異なります。選択したレコードタイプのすべての子レコードタイプが、子レコードタイプへのアクセス権を持つかどうかに関係なく、[使用可能関連情報]リストにアルファベット順に表示されます。Web Services v2.0の場合は、CustomWebAppletも表示されます。
- WSDLに含める子レコードタイプを、[使用可能関連情報]リストから[選択した関連情報]リストに移動します。
- [ダウンロード]ボタンをクリックします。
- WSDLファイルをコンピュータに保存します。
サービスAPIのWSDLファイルのダウンロード
WSDLファイルは、サービスAPIごとにダウンロードできます。統合イベントのWSDLをダウンロードする場合、統合イベントを生成するレコードタイプごとにスキーマファイルを追加でダウンロードする必要があります。「統合イベントのスキーマファイルのダウンロード」の項を参照してください。
サービスAPIのWSDLファイルをダウンロードするには
- 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
- [Web サービス統合]セクションで、[Web サービス管理]をクリックします。
- [サービスを選択]リストから、[サービス API]を選択します。
注意: サービスAPIのマージを選択した場合、[タイプ]リストから[カスタム]または汎用を選択し、このサービスAPIのスキーマファイルをダウンロードできます。
- [タイプ]リストから[カスタム]または汎用を選択します。
- [WSDL オブジェクト]リストから、サービスAPIの必要な名称を選択します。
- [ダウンロード]ボタンをクリックします。
- WSDLファイルをコンピュータに保存します。
管理サービスのWSDLファイルのダウンロード
WSDLファイルは、管理サービスごとにダウンロードできます。
注: アセスメントスクリプトWSDLまたはアクセスプロファイルWSDLをダウンロードするには、[役割およびアクセスの管理]権限を含むユーザー役割が割り当てられている必要があります。
管理サービスのWSDLファイルをダウンロードするには
- 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
- [Web サービス統合]セクションで、[Web サービス管理]をクリックします。
- [サービスを選択]リストから、[管理サービス]を選択します。
- [WSDL オブジェクト]リストから必要なサービスを選択します。
- [ダウンロード]ボタンをクリックします。
- WSDLファイルをコンピュータに保存します。
統合イベントのスキーマファイルのダウンロード
統合イベントWebサービスでは、WSDL内のスキーマ(XSD)ファイルを使用します。このスキーマファイルは、integrationevents.wsdlファイルとともにダウンロードできます。このWSDLファイルには、企業が現在有効な統合イベントアクションを定義しているすべてのレコードタイプのXSDスキーマファイル用プレースホルダーが含まれています。汎用スキーマファイルが使用可能です。ただし、レコードタイプに対してカスタムフィールドを作成したり、フィールド名を変更した場合は、カスタムスキーマをダウンロードする必要があります。統合イベントWebサービスの詳細は、『Oracle Web Services On Demand Guide』を参照してください。
統合イベントのスキーマファイルをダウンロードするには
- 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
- [Web サービス統合]セクションで、[Web サービス管理]をクリックします。
- [サービスを選択]リストから、[Web Services v1.0]または[Web Services v2.0]を選択します。
- [ドキュメント]リストから[スキーマ]を選択します。
- [タイプ]リストから[カスタム]または汎用を選択します。
[カスタム]または汎用のどちらを選択したかによって、スキーマファイルで表示されるカスタムフィールドは異なります。カスタムスキーマの場合、カスタムフィールドのXMLタグは、[フィールドセットアップ]での統合タグに基づきます。汎用スキーマの場合、カスタムフィールドは汎用のXMLタグに基づきます。
- [WSDLオブジェクト]リストから、必要なレコードタイプ(たとえば[取引先]など)を選択します。
[WSDLオブジェクト]リストに表示される項目は、企業で設定されているレコードタイプによって異なります。
- 関連情報の選択リストから、スキーマに含める子レコードタイプを選択します。
- [ダウンロード]ボタンをクリックします。
- スキーマファイルをコンピュータに保存します。
Webサービスドキュメントへのアクセス
Webサービスのドキュメントにアクセスするには、[Web サービス管理]ページのタイトルバーの[リリースドキュメント]をクリックします。Oracle CRM On Demandの[ドキュメント]ページが表示され、このページからOracle CRM On Demandの様々なリリースのWebサービスおよびその他のドキュメントにアクセスできます。
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