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条件のデザイン

条件は分析の評価に基づいて単一のブール値(真または偽)を返すオブジェクトです。分析が行を返す場合、条件は真です。分析が行を返さない場合、条件は偽です。

たとえば、条件では、分析の結果が0より大きい行数を返すかどうかを評価できます。

  • 分析から少なくとも1行が返る場合、条件は真と評価されます。
  • 分析が行を返さない場合は、条件が偽と評価されます。

条件を使用して次のことを判断します。

  • アクションリンク(クリックされた実行アクション)をダッシュボードページに表示するかどうか
  • セクションおよびその内容をダッシュボードページに表示するかどうか

様々な種類の条件を使用して、分析でアクションリンクが有効になっているかどうかを判断することもできます。

名前付き条件について

名前付き条件とは、ダッシュボードページで再利用できるように、定義してから名前を付けてプレゼンテーションカタログに保存する条件です。名前付き条件は、[新規]メニューから条件を作成する際、分析およびインタラクティブレポートで条件を選択して作成します。

インライン条件について

インライン条件とは使用時に定義する条件で、名前を付けてカタログに保存しません。かわりに、ダッシュボードページの一部として保存されます。インライン条件は、その条件が含まれているダッシュボードが削除されると自動的に削除されます。これにより、理にかなった条件のカタログ管理が単純化されます。

次の場合にインライン条件を作成できます。

  • アクションリンクをダッシュボードページに追加し、そのアクションリンクを条件付きで表示するように指定する場合。
  • セクションをダッシュボードページに追加し、そのセクションを条件付きで表示するように指定する場合。

名前付き条件の作成

ダッシュボードで再利用できる名前付き条件を作成できます。

名前付き条件を作成するには

  1. [分析]タブで[新規]メニューをプルダウンし、[条件]を選択します。
  2. [新規条件]ダイアログで、次のフィールドを指定します。
    1. [次に基づいて条件を作成]ボックスで、分析のベースにする条件を選択します。
    2. プロンプトとして表示されたフィルターを必要に応じて編集します。

      注: プロンプトとして表示されたフィルターに値を指定した場合、使用時にはこれらの値を上書きできません。

    3. 次のように評価基準を指定します。
      • [行数が次の場合は条件がtrue]エリアで、条件を指定します。
      • [演算子]ボックスで、行数に適用する演算子を選択します。
      • [行数]ボックスで、評価する行数を指定します。
    4. (オプション)[テスト]をクリックして条件をテストします。

      注: 条件がプライベートの分析に基づいている場合は、[/共有フォルダ]フォルダに保存できません。

  3. [保存]をクリックします。
  4. [名前を付けて保存]ダイアログで、条件を保存するフォルダに移動し、[名前]フィールド(最大512文字)および(オプション)[説明]フィールドを入力して[OK]をクリックします。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.