印刷      PDFバージョンのオンラインヘルプを開く


前のトピック

次のトピック

レコードの監査証跡の表示

監査証跡をサポートするレコードタイプでは、レコードの監査フィールドに加えられた変更を追跡する監査証跡を表示できます。

企業の管理者がレコードタイプの監査証跡を設定する方法に基づいて、監査証跡には次のものも表示できます。

  • レコードの作成のエントリ
  • レコードが削除または復元された場合、それらの各アクションのエントリ

    注: レコードが削除されたが復元されていない場合、レコードそのものにアクセスできなくなるため、関連する監査証跡情報で削除アクションの詳細は表示できません。ただし、全社レベルのマスター監査証跡には、削除アクションのエントリがあります。レコードが後で復元された場合は、全社レベルのマスター監査証跡およびレコードの監査証跡情報に、削除アクションのエントリおよび復元アクションのエントリがあります。全社レベルのマスター監査証跡を表示するには、ユーザー役割に[マスター監査証跡および管理設定の監査へのアクセス]権限が必要です。

レコードに対する変更については、監査証跡には変更前と変更後のフィールドの値およびフィールドを変更したユーザー名とタイムスタンプが表示されます。企業の管理者は、監査されるフィールドがある場合はどのフィールドが監査されるかを決定します。監査証跡がサポートされているレコードタイプおよびデフォルトで監査されるフィールドのリストについては、「監査証跡のカスタマイズ」を参照してください。

作業前の準備。レコードタイプの監査証跡を表示できるようにするために、企業の管理者は、親レコードタイプの[詳細]ページのレイアウトに監査証跡関連項目が含まれるように、ユーザーの役割のページレイアウトが設定されていることを確認する必要があります。また、企業の管理者は、親レコードタイプの監査証跡関連項目に対する読み取り専用アクセス権をユーザーに付与する必要もあります。企業の管理者が設定を完了しても、監査証跡関連項目がレコードの[詳細]ページに表示されない場合は、レコードの[詳細]ページの[レイアウトを編集]リンクをクリックして、関連情報セクションとして監査証跡を追加します。[詳細]ページのレイアウト編集の詳細は、「詳細ページレイアウトの変更」を参照してください。

注意: [招待者]レコードタイプは、[イベント]レコードタイプの子レコードタイプです。招待者レコードの監査証跡を表示できるようにするには、管理者が[イベント]レコードタイプのための[アプリケーションカスタマイズ]ページを使用して、[監査証跡]関連情報セクションを含めるよう[招待者]ページのレイアウトを設定する必要があります。招待者レコードの監査証跡を表示できるようにするには、管理者にイベント親レコードタイプ用の招待者の監査証跡関連項目への読み取り専用アクセス権を付与してもらう必要があります。

レコードの監査証跡を表示するには

  • レコードの[詳細]ページで、[監査証跡]関連情報セクションまでスクロールダウンします。

    各行には、レコードが更新された日付と更新したユーザーが表示されます。変更前と変更後の監査フィールドの値も表示されます。

    注:変更の各監査証跡レコードには、1つのフィールドのみに対する1つの変更の詳細が表示されます。また、変更の監査証跡レコードが表示されるのは、監査フィールドのみです。そのため、2つのフィールドを変更した後にユーザーがレコードを保存する場合に、どちらか1つのフィールドのみが監査フィールドの場合には、監査フィールドに対する変更のみに監査証跡レコードが表示されます。もう一方のフィールドに対する変更の詳細は表示されません。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.