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取引先と担当者間の関係の追跡

取引先は、いくつかの方法で担当者にリンクできます。[取引先詳細]ページでは、既存の担当者を取引先にリンクしたり、取引先に自動的にリンクする新しい担当者を作成できます。同様に、[担当者詳細]ページでは、既存の取引先を担当者にリンクしたり、担当者に自動的にリンクする新しい取引先を作成できます。

取引先担当者の情報について

取引先と担当者をリンクした後は、[取引先担当者編集]ページに取引先担当者の詳細を表示できます。企業の管理者は、取引先担当者に関する追加情報を格納するためのカスタム項目を作成し、そのカスタムフィールドを[取引先担当者編集]ページレイアウトに追加できます。これによって、取引先担当者レコードにアクセスできるユーザーは、カスタム項目の情報を表示および更新できます。

企業の管理者は、取引先担当者項目リンクを使用して取引先担当者のカスタム項目を作成します(このリンクは、Oracle CRM On Demandの[アプリケーションカスタマイズ]ページで[取引先]および[担当者]レコードタイプに対して使用できます)。企業の管理者は、[取引先担当者ページレイアウト]リンクを使用して[取引先担当者編集]ページのレイアウトを作成します(このリンクは、[取引先]および[担当者]レコードタイプに対しても使用できます)。カスタム項目の追加およびページレイアウトの作成の詳細は、「アプリケーションカスタマイズ」を参照してください。

取引先のプライマリ担当者について

1つの取引先に複数の担当者をリンクできますが、その場合は、リンクした担当者のうちの1人を取引先のプライマリ担当者として指定する必要があります。取引先にリンクした最初の担当者が自動的にその取引先のプライマリ担当者に指定されますが、後から別の担当者を取引先のプライマリ担当者として指定できます。取引先のプライマリ担当者の変更の詳細は、「取引先のプライマリ担当者の変更」を参照してください。

[取引先詳細]ページレイアウトに[プライマリ担当者]フィールドが含まれている場合、[取引先詳細]ページの[プライマリ担当者]フィールドにプライマリ担当者の名前が表示されます。また、レイアウトに[プライマリ担当者]チェックボックスが含まれている場合、[取引先詳細]ページの[担当者]関連情報セクション内で、プライマリ担当者の行内にある同チェックボックスが選択されます。[プライマリ担当者]フィールドおよび[プライマリ担当者]チェックボックスをレイアウトに含めるかどうかは、管理者が決定します。

[取引先詳細]ページの[担当者]関連情報セクションで[プライマリ担当者]チェックボックスが表示されない場合でも、[取引先詳細]ページの[担当者]関連情報セクションには、取引先にリンクされている担当者リストの最初の担当者として取引先のプライマリ担当者が表示されます。[リストを全表示]をクリックしてリンクされている担当者の全リストを開くと、[名前 (姓)]や[名前 (名)]を使用してリストをソートした場合でも、プライマリ担当者がリストページ上の最初のレコードとして表示されます。

リスト内でのプライマリ担当者の位置は、リストに含まれているレコードの数とリストページに表示するレコード数によって決まります。たとえば、ある取引先に180件の担当者がリンクされており、その取引先のプライマリ担当者の姓がアルファベットの最後の文字で始まり、リストページに100件のレコードを表示すると仮定します。この場合、[名前 (姓)]フィールドを使用してリストをソートしたとき、プライマリ担当者はリストの2ページ目の最初のレコードとして表示されます。

担当者役割について

取引先と担当者をリンクするときは、取引先における担当者の役割を指定できます。企業の担当者の役割を記録することは、取引先における購入決定への影響を理解するために重要です。たとえば、取引先に関して追跡できる担当者関係は、[承認者]、[ユーザーおよび評価者]、[ユーザーおよび承認者]、[ユーザーおよび意志決定者]、[評価者および承認者]、[評価者および意志決定者]、および[不明]です。

次の手順では、担当者を取引先にリンクする方法を説明します。

担当者を取引先にリンクするには

  1. 対象の取引先を選択します。

    レコードの選択方法については、「レコードの検索」を参照してください。

  2. 取引先にリンクする新しい担当者を作成するには、次の手順を実行します。
    1. [取引先詳細]ページの[担当者]関連情報セクションで、[新規]をクリックします。
    2. [担当者編集]ページで、新しい担当者の情報を入力し、変更を保存します。

      注:[担当者編集]ページの一部のフィールドには、取引先レコードから値が自動的に挿入される場合があります。

  3. 既存の担当者を取引先にリンクするには、次の手順を実行します。
    1. [取引先詳細]ページの[担当者]関連情報セクションで、[追加]をクリックします。
    2. [担当者リスト]ページで[ルックアップ]アイコンをクリックし、取引先にリンクする担当者を選択します。

      [担当者リスト]ページでは、最大5名の担当者を取引先にリンクできます。

    3. (オプション)担当者ごとに、取引先における担当者のプライマリ役割を定義するオプションを選択します。

      注:担当者を取引先にリンクした後は、取引先における担当者の他の役割を追加できます。

    4. 変更を保存します。

次の手順では、取引先を担当者にリンクする方法を説明します。

取引先を担当者にリンクするには

  1. 対象の担当者を選択します。

    レコードの選択方法については、「レコードの検索」を参照してください。

  2. 担当者にリンクする新しい取引先を作成するには、次の手順を実行します。
    1. [担当者詳細]ページの[取引先]関連情報セクションで、[新規]をクリックします。
    2. [取引先編集]ページで、新しい取引先の情報を入力し、変更を保存します。
  3. 既存の取引先を担当者にリンクするには、次の手順を実行します。
    1. [担当者詳細]ページの[取引先]関連情報セクションで、[追加]をクリックします。
    2. [取引先を追加]ページで[ルックアップ]アイコンをクリックし、担当者にリンクする取引先を選択します。

      [取引先を追加]ページでは、最大5つの取引先を担当者にリンクできます。

    3. (オプション)取引先ごとに、取引先における担当者のプライマリ役割を定義するオプションを選択します。

      注:取引先を担当者にリンクした後は、取引先における担当者の他の役割を追加できます。

    4. 変更を保存します。

次の手順では、取引先担当者の詳細を表示および更新する方法を説明します。

取引先担当者の詳細を表示および更新するには

  1. 次の該当する操作を行います。
    • [取引先詳細]ページの[担当者]関連情報セクションで、担当者の[編集]リンクをクリックします。
    • [担当者詳細]ページの[取引先]関連情報セクションで、取引先の[編集]リンクをクリックします。

      [取引先担当者編集]ページに、関連担当者の詳細が表示されます。企業の管理者によるページレイアウトの設定に応じて、ページ内のフィールドが読み取り専用になる場合、またはページで情報を追加したり変更できる場合があります。

  2. 必要に応じて情報を更新し、変更を保存します。

次の手順では、取引先担当者の役割情報を更新する方法を説明します。

取引先担当者の役割情報を更新するには

  1. 次の該当する操作を行います。
    • [取引先詳細]ページの[担当者]関連情報セクションで、担当者の[役割を編集]リンクをクリックします。
    • [担当者詳細]ページの[取引先]関連情報セクションで、取引先の[役割を編集]リンクをクリックします。

      [取引先役割]ページまたは[担当者役割]ページに、取引先担当者に対して使用可能な選択済みの役割が表示されます。

  2. [取引先役割]ページまたは[担当者役割]ページの[利用可能]セクションで、担当者の役割を選択し、矢印ボタンを使用してその役割を[選択]セクションに移動します。
  3. [選択]セクションの役割の順序を変更するには、上下の矢印を使用します。

    リストの最上位の役割がプライマリ役割です。

  4. 変更を保存します。

公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.