Oracle CRM On Demandの管理 > ユーザー管理とアクセス制御 > アクセスプロファイル管理 > アクセスプロファイルの設定プロセス
アクセスプロファイルの設定プロセス
このトピックでは、アクセスプロファイルの設定方法について説明します。
注:Oracle CRM On Demandでは、アクセスプロファイルに対するあらゆる変更について監査レコードが生成されます。ユーザーの役割に[マスター監査証跡および管理設定の監査へのアクセス]権限が含まれている場合は、アクセスプロファイルに対する変更の監査証跡を表示できます。監査証跡の表示方法の詳細は、「管理設定変更の監査証跡の確認」を参照してください。
作業前の準備。社内のアクセスプロファイルを表示、作成または改訂するには、[役割およびアクセスの管理]権限を含む役割が割り当てられている必要があります。
アクセスプロファイルを設定するには、次のタスクを実行します。
- アクセスプロファイルの追加。
- プライマリレコードタイプのアクセスレベルの指定。
- 関連レコードタイプのアクセスレベルの指定。
アクセスプロファイルの追加情報を提供するトピックへのリンクは、「アクセスプロファイルの関連トピック」を参照してください。
アクセスプロファイルの追加
アクセスプロファイルは、次の操作によって追加できます。
- 新しいプロファイルを作成する
- 既存のプロファイルをコピーして、アクセスレベルを編集する
次の手順では、アクセスプロファイルの作成方法について説明します。
アクセスプロファイルを追加するには
- 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
- [ユーザー管理とアクセス制御]セクションで、[ユーザー管理とアクセス制御]リンクをクリックします。
- [アクセスプロファイル管理]セクションで、[アクセスプロファイル]リンクをクリックします。
- [アクセスプロファイル]リストで、次のいずれかの操作を行います。
- アクセスプロファイルウィザードのステップ1で、名前と説明を入力し、その他のフィールドを必要に応じて設定します。その他のフィールドの説明は次の表のとおりです。
フィールド
|
説明
|
翻訳
|
[翻訳]チェックボックスは、次の両方の状況でのみ有効です。
- 既存のアクセスプロファイル名を変更する場合
- 既存のアクセスプロファイル名が1つ以上の追加の言語にすでに翻訳されている場合
このような状況では、[翻訳]チェックボックスを使用して、翻訳されたアクセスプロファイル名を新しい名前に置き換えるか、変更しないままにするかを指定できます。[翻訳]チェックボックスの設定に応じて、アクセスプロファイル名の表示は次のようになります。
- [翻訳]チェックボックスをオンにすると、アクセスプロファイルリストの表示に使用されている言語に関係なく、新しい名前が入力した言語で表示されます。アクセスプロファイルリストの表示に新しい名前を入力した言語が使用されている場合は、デフォルトフォントで名前が表示されます。ただし、それ以外の言語でアクセスプロファイルリストが表示されている場合は、括弧内に青色のフォントで名前が表示されます。
- [翻訳]チェックボックスをオフにすると、アクセスプロファイルリストの表示に新しい名前を入力した言語が使用されている場合に、新しい名前が表示されます。ただし、それ以外の言語でアクセスプロファイルリストが表示されている場合は、元の翻訳されたアクセスプロファイル名が引き続き表示されます。
新しいアクセスプロファイルが追加されたときに[翻訳]チェックボックスの選択が影響を及ぼすことはありません。新しいアクセスプロファイルが追加されると、アクセスプロファイルリストには、すべての言語で新しい名前が自動的に表示されます。アクセスプロファイルリストの表示に新しい名前を入力した言語が使用されている場合、新しいアクセスプロファイルの名前はデフォルトフォントで表示されます。それ以外の言語でアクセスプロファイルリストが表示されている場合は、括弧内に青色のフォントで新しいアクセスプロファイルの名前が表示されます。
|
チームメンバーに付与可能
|
アクセスプロファイルをチームメンバーに割り当てられるようにするには、このチェックボックスをオンにします。
|
ブックユーザーに付与可能
|
アクセスプロファイルをブックユーザーに割り当てられるようにするには、このチェックボックスをオンにします。詳細については、「ブックのアクセスプロファイルの作成」を参照してください。
|
無効化
|
このチェックボックスをオンにすると、アクセスプロファイルが無効になります。無効になったアクセスプロファイルは、役割、チームまたはブックとの新しい関連付けには使用できません。ただし、無効になったアクセスプロファイルは、別のアクセスプロファイルを役割、チームまたはブックに割り当てるまで役割、チームまたはブックに関連付けられていたアクセスプロファイルとして引き続き機能します。
|
注:定義済みの[編集]、[全部]および[読み取り専用]の各アクセスプロファイルでは、[チームメンバーに付与可能]チェックボックスと[ブックユーザーに付与可能]チェックボックスはデフォルトでオンになっています。そのため、ユーザーがチームまたはブックに別のユーザーを追加すると、[ユーザーを追加]ダイアログボックスまたは[ユーザーを編集]ダイアログボックスに表示されるアクセスプロファイルのピックリストには、定義済みのこれらのアクセスプロファイルが含まれます。ユーザーがこれらの3つのアクセスプロファイルをブック内のユーザーまたはチーム内のユーザーブックに割り当てることができないようにするには、そのアクセスプロファイルに対応するチェックボックスをオフにしてください。
プライマリレコードタイプのアクセスレベルの指定
プライマリレコードタイプのアクセスレベルを指定するには、次の手順を実行します。
プライマリレコードタイプのアクセスレベルを指定するには
- アクセスプロファイルウィザードのステップ2で、各プライマリレコードタイプのアクセスレベルを選択します。次の中から選択します。
- プライマリレコードタイプの関連レコードタイプのアクセスレベルを指定する場合は、プライマリレコードタイプの[関連情報]リンクをクリックします。それ以外の場合は、[終了]をクリックして変更を保存します。
ほとんどのレコードタイプには、[関連情報]リンクがあります。関連情報は、レコードの[詳細]ページにリンクされたレコードとして表示されます。関連レコードタイプのアクセスレベルの詳細は、「関連レコードタイプのアクセスレベルの指定」を参照してください。
関連レコードタイプのアクセスレベルの指定
関連レコードタイプのアクセスレベルを指定するには、次の手順を実行します。
関連レコードタイプのアクセスレベルを指定するには
- アクセスプロファイルウィザードのステップ2で、1つ以上の関連レコードタイプのアクセスレベルを指定するプライマリレコードタイプの[関連情報]リンクをクリックします。
- 関連情報レコードタイプごとに適切なアクセスレベルを選択します。
各関連レコードタイプのアクセスレベルフィールドに表示されるアクセスレベルのオプションのピックリストは、関連レコードタイプとその親レコードタイプとの関係によって異なります。このフィールドと役割管理ウィザードで設定するアクセスレベルに応じて、そのレコードタイプのレコードをユーザーが作成、更新または表示する権限の付与または無効化を行うことができます。
関連レコードタイプのアクセスレベルの詳細は、「関連するレコードタイプのアクセスレベルについて」を参照してください。
注:新しい商談を作成するには、[商談]レコードタイプの[売上]関連レコードタイプのアクセスレベルを[全部]に設定する必要があります。
見込み客の変換の際に必要なアクセスプロファイルの設定については、「見込み客の変換のためのアクセスプロファイルと役割の設定」を参照してください。取引交渉登録の変換の際に必要なアクセスプロファイルの設定については、「取引交渉登録を変換するためのアクセスプロファイルと役割の設定」を参照してください。
- プライマリレコードタイプの関連レコードタイプのアクセスレベルの設定が終了した後、[前へ]をクリックしてウィザードのステップ2のメインページに戻ります。
- 1つ以上の関連レコードタイプのアクセスレベルを指定するプライマリレコードタイプごとに、この手順のステップ1から3を繰り返します。
- すべてのプライマリレコードタイプと関連レコードタイプについてアクセスレベルの設定が終了した後は、[終了]をクリックして設定を保存します。
アクセスプロファイルの関連トピック
関連する情報については、次のトピックを参照してください。
|