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ワークフローアクションについて

1つのワークフロールールに対して複数のアクション(最大25個)を作成できます。

作成可能なワークフローアクションのタイプは次のとおりです。

  • [ブックを割り当て]。[ブックを割り当て]アクションでは、ワークフロールールの条件を満たすと、レコードにブックを割り当てます。
  • 統合イベントの作成。[統合イベントの作成]アクションでは、ワークフロールールの条件を満たし、[統合イベントの作成]アクションで追跡されているフィールドの少なくとも1つで変更が検出された場合、自動的に1つ以上の統合キューに統合イベントを送信します。
  • タスクを作成。[タスクを作成]アクションでは、ワークフロールールの条件を満たすと、タスクを作成します。
  • メール送信。[メール送信]アクションでは、ワークフロールールの条件を満たすと、電子メールが生成されます。ワークフロールールをトリガーした操作の成否にかかわらず、電子メールが自動的に送信されます。
  • 値を更新。[値を更新]アクションでは、レコードの変更時に、元の変更に関する情報(レコードの変更日時、変更したユーザー、変更内容)を保持したままフィールドを更新します。このアクションは、ワークフロールールの[値を更新]アクションより前にある1つ以上の[待機]アクションに定義されている待機期間の終了後に実行されます。
  • 待機 待機アクションを使用すると、Oracle CRM On Demandでは、待機期間が経過するまで、ワークフロールールの他の(後続の)アクションの実行が延期されます。

    注: 待機期間には、Oracle CRM On Demandがワークフロールールの他のアクションの実行を開始する前に経過する必要がある最小時間を指定します。Oracle CRM On DemandデータベースおよびOracle CRM On Demandサーバーの負荷、および待機期間終了時の保留中待機アクションの数によっては、他のアクションが実行されるまでに経過する実際の時間がさらに長くなる場合があります。

注:ワークフロールールに複数のアクションを指定した場合、アクション1から指定の順序でアクションが実行されます。アクションが完了するまで、次のアクションは実行されません。ワークフロールールのアクションを作成した後で、アクションの順序を変更できます。詳細については、「ワークフロールールアクションの順序の変更」を参照してください。

ワークフロールールのアクションを作成するときは、Expression Builderを使用して、レコードからフィールドを選択し、変数を計算する式を定義します。電子メールの件名とメッセージの本文テキスト、タスクの件名と説明テキストまたは更新するフィールドの新しい値に、レコードのフィールドと変数をマージできます。また、式ビルダーを使用して、ワークフロールールの[待機]アクションの待機期間の長さまたは終了日時を計算することもできます。定義する式のフィールドの名前と変数は、ワークフロールールの実装時に値に置き換わります。Expression Builderの詳細は、「Expression Builder」を参照してください。

注: 連結フィールドは、複数のフィールドからの値の表示や追加テキストの表示が可能なフィールドです。 連結フィールドは、[値を更新]ワークフローアクションで更新できず、統合イベントに含めることもできません。そのかわり、連結フィールドを構成する個々のフィールドを使用する必要があります。

ワークフローアクションを作成する手順については、次のトピックを参照してください。

Oracle CRM On Demand for Partner Relationship Managementの追加ワークフローアクション

次の3つの追加ワークフローアクションは、Oracle CRM On Demand for Partner Relationship Managementでのみ使用できます。

  • パートナーブック同期
  • ブックパートナー同期
  • 所有者パートナー同期

これらのアクションとその使用方法の詳細は、Oracle CRM On Demand for Partner Relationship Management Configuration Guideを参照してください。このマニュアルは、Oracle CRM On DemandのOracle Technology Networkドキュメントライブラリから入手できます。

Oracle CRM On Demand Life Sciences Editionの追加ワークフローアクション

[コールの送信]と[実行]の2つの追加ワークフローアクションを、Oracle CRM On Demand Life Sciences Editionで使用できます。

[コールの送信]アクション

[コールの送信]アクションは、Oracle CRM On Demand Life Sciences Editionと連携するようにOracle CRM On Demand Disconnected Mobile Salesアプリケーションを使用している顧客のみが設定する必要があります。このワークフローアクションの設定手順の詳細は、Oracle CRM On Demand Disconnected Mobile Sales Administration Guideで在庫追跡の支出トランザクションワークフロールールの設定に関する情報を確認してください。これは、Oracle Technology NetworkのOracle CRM On Demandのドキュメントライブラリから入手できます。Oracle CRM On Demand Life Sciences Editionを使用していない顧客は、このワークフローアクションを設定できません。このワークフローアクションを設定すると、作成された活動レコードが、[オープン]状態を経ずに、[提出済み]状態に設定され、完了済み活動の下にリストされる可能性があります。

[コールの送信]アクションは、次の各トリガーイベントで使用可能です。

  • 新規レコードが保存されたとき
  • 更新されたレコードが保存されたとき

[コールの送信]アクションの次のアクションは、[待機]アクションである必要があります。

[実行]アクション

[実行]アクションを使用できるのは、サンプルトランザクションレコードタイプのワークフロールールのみです。[実行]アクションでは、Oracle CRM On Demandで処理されるサンプルトランザクションレコードが自動的に実行されます。これは、ユーザーインターフェイスのサンプルトランザクションの[詳細]ページの[実行]ボタンをクリックするのと同じです。[実行]ワークフローアクションの使用方法の詳細は、「サンプルトランザクションの自動実行の設定」を参照してください。

[実行]アクションは、[更新されたレコードが保存されたとき]トリガーイベントで使用可能です。[実行]アクションの前のアクションは、[待機]アクションである必要があります。

関連トピック

関連するワークフロー情報については、次のトピックを参照してください。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.