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レコード所有権モードのフィールドセットアップおよびページレイアウトについて
Oracle CRM On Demandのリリース20からは、ブックをサポートするほとんどのレコードタイプで、3つのレコード所有権モード(ユーザーモード、ブックモード、および混合モード)が提供されます。リリース19以前のOracle CRM On Demandで作成された既存の企業の場合、3つのレコード所有権モードをサポートするレコードタイプに対するデフォルトのレコード所有権モードはユーザーモードですが、例外として、[サービスリクエスト]レコードタイプはデフォルトで混合モードに設定されます。新しい企業の場合は、混合モードが、3つのレコード所有権モードをサポートするレコードタイプに対するデフォルトのレコード所有権モードです。レコード所有権モードの詳細は、「レコード所有権モードについて」を参照してください。
レコードタイプのレコード所有権モードは、レコードタイプの[所有者]フィールドおよび[ブック]フィールドの設定によって決まり、レコードタイプのページレイアウトは、レコード所有権モードを反映する必要があります。次の表に、各レコード所有権モードの[所有者]フィールドおよび[ブック]フィールドの設定を示します。フィールドの設定の詳細は、「フィールドの作成と編集」を参照してください。
レコード所有権モード
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[所有者]フィールドの[必須]設定
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[ブック]フィールドの[必須]設定
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その他の設定の詳細
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ユーザーモード
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はい
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いいえ
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なし。
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ブックモード
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いいえ
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はい
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(オプション)[所有者]フィールドを読み取り専用に設定します。
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混合モード
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いいえ
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いいえ
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なし。
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次の表に、各レコード所有権モードのページレイアウト情報を示します。ページレイアウトのカスタマイズの詳細は、「静的ページレイアウトのカスタマイズ」および「動的ページレイアウトの指定」を参照してください。
レコード所有権モード
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ページレイアウトの設定
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ユーザーモード
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レコードタイプに使用する[詳細]ページの各レイアウトに[所有者]フィールドを表示し、必須フィールドにする必要があります。
[詳細]ページの各レイアウトに[ブック]フィールドを表示する場合、[ブック]フィールドは必須フィールドにしないでください。
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ブックモード
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レコードタイプに使用する[詳細]ページの各レイアウトに[ブック]フィールドを表示し、必須フィールドにする必要があります。
[詳細]ページの各レイアウトに[所有者]フィールドを表示する場合、[所有者]フィールドは必須フィールドにしないでください。
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混合モード
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レコードタイプの[詳細]ページのレイアウトには、必要に応じて[所有者]フィールドまたは[ブック]フィールド、あるいはその両方を表示できます。ページレイアウトでは、[所有者]フィールドおよび[ブック]フィールドを必須フィールドにしないでください。
注: レコードタイプが混合モードに設定されている場合でも、レコードタイプに対するページレイアウトで[所有者]フィールドまたは[ブック]フィールドのいずれかを必須フィールドとして指定できます。[所有者]フィールドが必須の場合、デフォルトでは、ユーザーが新しいレコードページを開いたときに[所有者]フィールドは空白ですが、レコードを保存する前にレコードの所有者を選択する必要があります。[ブック]フィールドには、レコード所有者のユーザーブックの名前が表示されます。ページレイアウトで[ブック]フィールドが必須の場合、ユーザーはレコードを保存する前にプライマリカスタムブックを選択する必要があります。ただし、レコードタイプを完全に混合モードにする場合は、レコードタイプに対するページレイアウトで[所有者]フィールドまたは[ブック]フィールドのいずれかを必須フィールドとして指定しないでください。
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