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ユーザーページレイアウトについて

ユーザーレコードには様々なタイプのページレイアウトを定義できます。ページレイアウトの各タイプは、Oracle CRM On Demandのユーザー詳細の異なるビューに対応します。次のタイプのユーザーページレイアウトは、ユーザーの[アプリケーションカスタマイズ]ページから使用できます。

  • ユーザーページレイアウト。このタイプのページレイアウトは、レコードまたは[最近の表示]や[お気に入りリスト]からユーザー名をドリルダウンすると表示されるユーザー詳細ページに使用されます。これらのユーザー詳細ページは、企業内のすべてのユーザーが参照できます。このタイプのページレイアウトには関連情報セクションを使用できませんが、ユーザー役割で許可されている場合はユーザーがページの項目のレイアウトをパーソナライズできます。詳細については、「詳細ページレイアウトの変更」を参照してください。
  • ユーザー管理ページレイアウト。このタイプのページレイアウトは、[ユーザー管理とアクセス制御]の下にある[ユーザーリスト]ページから表示されるユーザー詳細ページに使用されます。
  • ユーザー所有者ページレイアウト。このタイプのページレイアウトは、[設定 (個人)]の[個人詳細]ページに使用されます。ユーザーは、ユーザー役割で許可されている場合は[個人詳細]ページの項目および関連情報セクションのレイアウトを制御できます。詳細については、「詳細ページレイアウトの変更」を参照してください。
  • パートナー管理ページレイアウト:このタイプのページレイアウトは、パートナーユーザーが[パートナー自己管理]リンクからユーザーレコードにアクセスすると表示されるユーザー詳細ページに使用されます。[パートナー自己管理]リンクにアクセスするために、パートナーユーザーには[パートナー組織内のユーザーの管理]権限が必要です。

この独立したユーザーページレイアウトタイプは、プライベートデータを含むユーザーフィールドがある場合に役立ちます。このような状況では、ユーザーがレコードからユーザー名をドリルダウンするときにプライベートフィールドを表示しないようにする必要があります。したがって、プライベートフィールドは、ユーザー所有者ページレイアウトタイプまたはユーザー管理ページレイアウトタイプのページレイアウトでは使用できるようにし、ユーザーページレイアウトタイプのページレイアウトでは使用できないようにします。

ページレイアウトは、特定の役割に割り当てられます。そのため、適切なページレイアウトを役割に割り当てることで、その役割を持つユーザーには表示権限のないプライベートフィールドが表示されないようできます。

次の例は、特定の役割のプライベートフィールドとして追跡するときに役立つフィールドのタイプです。

  • テレセールス
    • 拒否されていない確認済み見込み客数
    • 連絡をとった見込み客数(月ごと)
  • フィールドセールス要員
    • 見込み客から顧客への変換費用
  • マーケティング管理者
    • キャンペーンの効果(費用の売上金額との比較)
  • 地域セールスマネージャ
    • 四半期ごとの不成約顧客数
    • 地域競合会社に成約が流れた売上予定額

独立したユーザーページレイアウトタイプは、一部のユーザーに対してフィールドを読み取り専用にするときにも役立ちます。この場合、フィールドを編集できないようにするユーザーの役割に対して、ユーザー所有者ページレイアウトタイプのページレイアウトで、そのフィールドを読み取り専用フィールドで使用できるようにします。

注意:ユーザーページレイアウトへの[上司]フィールドおよび[上司 (エイリアス)]フィールドの追加には、特定の制約が適用されます。詳細は、「ユーザーレコードの[上司]および[上司 (エイリアス)]フィールドについて」を参照してください。

ページレイアウトの作成については「静的ページレイアウトのカスタマイズ」を、役割の設定については「役割の追加」を参照してください。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.