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ブックを使用してセールステリトリーを管理する例

このトピックでは、カスタムブックを使用してセールステリトリーを管理する例を示します。カスタムブック機能は、ビジネスモデルに応じて様々な方法で使用できます。このトピックに示す例は、「ブックを使用してセールステリトリーを管理するシナリオ」で説明したシナリオをサポートしています。

ブックを使用してセールステリトリーを管理するには

  1. セールステリトリーを表すカスタムブックを作成またはインポートします。

    ブックの作成については、「ブックとブック階層の作成」を参照してください。ブックのインポートについては、「ブックのフィールド:インポート準備」を参照してください。

  2. セールス要員を適切なテリトリーブックに関連付けます。

    Oracle CRM On Demandでユーザーをブックに直接割り当てるか、またはブックユーザーレコードをインポートできます。ユーザーとブックの関連付けについては、「ユーザーとブックの関連付け」を参照してください。ブックユーザーレコードのインポートについては、「ブックユーザーのフィールド:インポート準備」を参照してください。

  3. [取引先]レコードタイプをブックモードに設定します。

    レコード所有権モードの設定については、「レコード所有権モードの設定」を参照してください。

  4. 必要な取引先ブックレコードをインポートして、適切なテリトリーブックを取引先に割り当てます。

    各取引先ブックレコードの開始日を使用して、割当が有効になる日付、つまり、セールス要員が自分のテリトリー内の取引先にアクセス可能になる日付を指定します。必要な場合は、各ブック割当が終了する日付も指定できます。

    ブック割当レコードのインポートの詳細は、次のトピックを参照してください。

取引先ブックレコードをインポートし、指定の開始日にブック割当プロシージャによって割当が有効化されると、セールス要員は自分のテリトリーのレコードにアクセスできます。

セールス要員を別のテリトリーに再割当する場合は、セールス要員とテリトリーの間の関係を再調整する必要があります。

セールス要員とテリトリーの間の関係を再調整するには

  • セールス要員のユーザーレコードを次のように更新します。
    • セールス要員を新しいテリトリーに割り当てる場合は、テリトリーブックをユーザーレコードに追加します。
    • セールス要員を今後はテリトリーに割り当てない場合は、ブックをユーザーレコードから削除します。

      Oracle CRM On Demandでユーザーレコードを直接更新するか、またはブックユーザーレコードをインポートできます。ユーザーとブックの関連付けについては、「ユーザーとブックの関連付け」を参照してください。ブックユーザーレコードのインポートについては、「ブックユーザーのフィールド:インポート準備」を参照してください。

取引先が別のテリトリーに移転する場合は、取引先とテリトリーの間の関係を再調整する必要があります。

取引先とテリトリーの間の関係を再調整するには

  • 取引先レコードを次のように更新します。
    • 新しいテリトリーブックを取引先に追加します。
    • 古いテリトリーブックをユーザーレコードから削除します。

      Oracle CRM On Demandで取引先レコードを直接更新するか、または取引先ブックレコードをインポートできます。ブックへのレコードの割当については、「ブックへのレコードの割り当て」を参照してください。取引先ブックレコードのインポートについては、「取引先ブックのフィールド:インポート準備」を参照してください。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.