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RSSフィードWebアプレットの作成

アプリケーションにRSSフィードを埋め込むには、この種類のアプレットを作成します。ユーザー役割に関連するコンテンツが埋め込まれるように、RSSフィードアプレットを設定します。

RSSフィードアプレットのユーザー設定を許可できますが、設定可能にするアプレットの数を少なくすることをお勧めします。RSSフィードアプレットアクションバーに追加し、カスタムWebタブでレコードを使用可能にすると、ユーザーは別のページに移動する必要がないので、フィードの可読性を高めることができます。

注意: Oracle CRM On Demandでのカスタマイズコードの使用に適用される考慮事項の詳細は、「Oracle CRM On Demandでカスタマイズされたコードを使用するお客様についての重要な考慮事項」を参照してください。

RSSフィードアプレットを作成するには

注: これは、「レコードタイプのWebアプレットの作成」と「グローバルWebアプレットの作成」のトピックで説明されているように、Webアプレットの作成の最後の手順です。

[Webアプレット]ページで、次のフィールドに入力し、[保存]をクリックします。

フィールド

コメント

タイプ

フィードを選択します。

ユーザーおよびシステムフィールド

 

Oracle CRM On DemandでWebアプレットを作成する前に、文字エンティティの参照としてエスケープされる可能性がある文字がフィールドに含まれている場合は、%%%User Id%%%などのパラメータフィールド変数の使用方法を注意深く考慮してください。

パラメータフィールド変数をHTMLに挿入する際には、&などのフィールド名の文字が対応する文字エンティティの参照(この場合は&)にエスケープされ、ブラウザでエンティティの参照が展開されて参照されている文字が表示されます。たとえば、A&B Manufacturingという企業名でホームページのHTML Webアプレットを作成するとします。[ユーザーおよびシステムフィールド]ドロップダウンリストから[企業名]を選択して、%%%Company name%%%という変数を挿入できます。この変数の値は実行時にA&B Manufacturingになり、ブラウザにはA&B Manufacturingと表示されます。ただし、JavaScriptコードでは文字エンティティの参照が展開されないため、参照可能なコンテキストに変数を置き、文書のDOMから取得して必要に応じてエンコードします。これらの相違をWebアプレットHTMLコードの次の例に示します。

<span id=”companyname” style=”display:none” data-value=”%%%Company name%%%”></span>

<script type=”text/javascript”>

var var1 = ”%%%Company name%%%”;

var var2 = document.getElementById(“companyname”).getAttribute(“data-value”);

</script>

var1の値は“A&#38;B Manufacturing”に、var2の値は“A&B Manufacturing”になります。var1とvar2の値が異なるのは、HTMLタグおよびデータのエンティティの参照がブラウザでは展開されますが、<script>エレメント内では展開されないためです。

[ユーザーおよびシステムフィールド]ドロップダウンリストからオプションを選択して、カーソルの現在の位置にある[URL]フィールドにパラメータフィールドを追加します。

たとえば、ドロップダウンリストから[ユーザーID]を選択すると、%%%User id%%%が挿入されます。実行時に、このパラメータは、サインインしているユーザーのユーザーIDで置き替えられます。

もう1つの例として、リストから[ホスト名]を選択した場合、カーソルの位置に%%%Hostname%%%が挿入されます。実行時、このパラメータは、Oracle CRM On Demandが動作しているサーバーのホスト名と置き替えられます。環境の移行時にOracle CRM On Demandホスト名を手動で変更する必要がなくなるため、Oracle CRM On DemandへのURLを含む設定では便利です。

詳細は、「ユーザーおよびシステムフィールド」を参照してください。

レコードタイプフィールド

注:このフィールドは、[場所]値が[詳細ページ]の場合のみ使用できます。

パラメータを追加する[URL]フィールドにカーソルを置き、挿入する項目をドロップダウンリストから選択します。

たとえば、[行ID]フィールドを選択すると、%%%Row id%%%が挿入されます。実行時に、このパラメータは、現在のレコードの行IDで置き替えられます。

ファンクション

Oracle CRM On DemandのURLを正しく表示するために詳細なエンコーディングが必要な場合は、ピックリストからエンコードURLを選択します。

URL

ユーザーがハイパーリンクをクリックしたときに呼び出されるURL(http://rss.news.yahoo.com/topstoriesなど)を入力します。

URLにはhttp://も含める必要があります。 URLが有効なUniform Resource Identifier(URI)であることを確認してください。有効でない場合、ユーザーが[カスタム Web アプレット]にアクセスすると、埋め込みコンテンツのかわりにエラーメッセージが表示されます。

注意: Oracle CRM On DemandのURLの標準化の詳細は、「URLの標準化について」を参照してください。

また、[URL]フィールドにカーソルを置き、[ユーザーおよびシステムフィールド]ドロップダウンリストを選択することにより、このフィールドにコンテキスト依存のパラメータを挿入できます。これにより、[URL]フィールドにフィールドパラメータ(%%%fieldname%%%で指定)が挿入され、アプレットがソースURLを呼び出したときに、現在のレコードに基づいたフィールド値に置き替わります。

URLを指定しない場合、ユーザーがリンクをクリックすると、その移動先は空のURLになります。

注:各ブラウザにはURLの最大長があります。この長さを超えてURLを指定した場合、ブラウザで予期しない動作が見られることがあります。

ユーザーによるURLの上書きを許可

ユーザー役割に関連するコンテンツのRSSフィードアプレットを設定します。ユーザーによるRSSフィードアプレットの設定を可能にすることができますが、設定可能にするアプレットの数を少なくすることをお勧めします。

レコードを開く

レコードを現在のブラウザウィンドウで開くか、または新しいブラウザウィンドウで開くかによって値を選択します。RSSフィードアプレットをアクションバーに追加する場合は、フィードを新しいブラウザウィンドウで開くと読みやすくなります。これにより、ユーザーは別のページにナビゲートする必要がなくなります。

高さ

 

ピクセル単位のアプレットの高さ。

[モダン]アイコン

[ルックアップ]アイコン(虫めがね)をクリックして、モダンテーマでWebアプレットに使用するアイコンを選択します。[[モダン]アイコン]フィールドは、レコードタイプの[詳細]ページに作成するWebアプレットの場合のみ使用できます。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.