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添付フィールドを使用したレコードへのファイルの添付

添付フィールドは、カスタムオブジェクトレコードタイプ、および業界に固有またはOracle CRM On Demand Partner Relationship Management Editionの場合のみ存在する特定のレコードタイプでサポートされます。添付フィールドを使用すると、ファイルをレコードに添付できます。添付フィールドがサポートされているレコードタイプのリストについては、「添付資料について」を参照してください。

企業の管理者は、ユーザーの役割のページレイアウトで添付フィールドを使用できるかどうかを決定します。

レコードにファイルを添付する場合、次の制約が適用されます。

  • .zipファイルを含む、圧縮ファイルをアップロードできます。
  • データの保護およびセキュリティ上の理由から、Oracle CRM On Demandでは.exeまたは.batの拡張子を持つ実行ファイルの添付を許可していません。

    注:ユーザーが.exeまたは.batなどの拡張子を持つ実行ファイルをクリックすると、そのファイルを実行するか保存するかのオプションが表示されます。この方法でOracle CRM On Demandから直接実行ファイルを不適切に実行することを回避するために、そのような拡張子を持つファイルをレコードへ添付することはOracle CRM On Demandでは許可されません。ただし、アップロード前にファイルに異なるファイル拡張子を指定すると、この問題に対処できます。ファイルに.txtなどのファイル拡張子を指定すると、そのファイルをクリックしたユーザーにファイルを実行するオプションは表示されません。ユーザーは、ファイルをローカルマシンに保存し、ファイル拡張子を実行ファイルに適切な拡張子に変更してから、実行ファイルを実行する必要があります。

  • Microsoft Windowsのファイル名に使用できる文字はすべてファイル名として使用できます。
  • 設定済みの添付資料関連情報セクションを使用して添付資料としてレコードにアップロードされるファイルの場合、同じファイル名の2つのファイルを同じ親レコードに添付資料としてアップロードすることはできません。しかしながら、iOSオペレーティングシステムを使用するモバイルデバイスからアップロードされるすべての写真は、そのモバイルデバイスによって同じ名前を与えられます。親レコードにリンクされた添付資料セット内でのファイル名の一意性を確保するために、Oracle CRM On Demandによってそのようなすべてのファイルのファイル名に現在のタイムスタンプが付加されます。これは、iOSオペレーティングシステムを使用するモバイルデバイスから添付資料として同じファイルを2回以上アップロードする場合は、そのファイルをアップロードするたびにそれが添付資料として追加されますが、Oracle CRM On Demand内のその添付資料のファイル名は異なるということを意味します。
  • ユーザーがアップロードしている各ファイルにウィルスのスキャンが実行されます。ファイルにウィルスが検出されると、そのファイルはアップロードされずにメッセージが表示されます。
  • アップロードするファイルのサイズは20MB未満にする必要があります。それより大きいファイルの場合は、次のオプションを考慮してください。
    • ファイルを圧縮して小さくします。
    • ファイルを小さなファイルに分割します(必要に応じて圧縮します)。
    • ファイルをレコードに添付するかわりに、ファイルをパブリックサーバーに配置してそのパスとファイル名を示します。

次の手順では、添付フィールドを使用してファイルをレコードに添付する方法について説明します。

添付フィールドを使用してファイルをレコードに添付するには

  1. ファイルを添付するレコードの[編集]ページの[添付資料]フィールドで、ペーパークリップアイコンをクリックします。

    添付資料

  2. 添付するファイルを参照して選択します。

    注意: Oracle CRM On Demandとの使用がサポートされているバージョンのiOSオペレーティングシステムでデバイスを使用している場合は、写真またはビデオを撮影するオプションも使用可能です。写真またはビデオを撮影すると、それが添付資料として自動的にOracle CRM On Demandにアップロードされます。

  3. 変更を保存します。

注:企業の管理者がページレイアウトをどのように設定しているかに基づいて、[添付資料: ファイル名]フィールドと[添付資料: サイズ (バイト)]フィールドがページに表示されます。これらのフィールドが表示される場合、レコードを保存したときに、ファイル名とファイルサイズが自動的に挿入されます。これらのフィールドは編集できません。

添付されたファイルをレコードから削除できます。ただし、ファイルを削除すると、Oracle CRM On Demandデータベースからも削除されるため、Oracle CRM On Demand内でファイルを復元することはできません。

ヒント:ファイルをレコードから削除する前に、ファイルをローカルマシンまたは別のサーバーにダウンロードして保存します。

ファイルをレコードから削除する方法について説明します。

ファイルをレコードから削除するには

  1. レコードの[編集]ページで、添付フィールドの横にある[X]アイコンをクリックします。
  2. ファイルをレコードから削除することを確認します。

公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.