印刷      PDFバージョンのオンラインヘルプを開く


前のトピック

次のトピック

ユーザーレコードタイプのワークフロールールを作成するときの考慮事項

[ユーザー]レコードタイプのワークフロールールを作成するとき次の考慮事項が適用されます。

  • [ユーザー]レコードタイプのワークフロールールを作成するには、ユーザー役割で次の権限の両方が有効になっている必要があります。
    • データルールの管理 - ワークフロールールの管理
    • データルールの管理 - ユーザー用ワークフロールールの管理
  • [ユーザー]レコードタイプのワークフロールールは、次の場合にはトリガーされません。
    • 会社のリクエストでOracle CRM On Demand Customer Careによりユーザーレコードに対して変更が加えられたとき。

      注: ユーザーは、トラブルシューティングの目的でOracle CRM On Demandのテクニカルサポート要員にサインインアクセス権を付与できます。テクニカルサポート要員がユーザーとしてサインイン中にユーザーレコードに変更を加えると、その変更はテクニカルサポート要員が代理するユーザーによる変更と同様に扱われ、その変更により関連するワークフロールールがトリガーされます。

    • ユーザーのパスワードが、管理者がユーザーのレコード上で[パスワードのリセット]をクリックしてリセットされたとき。

      注: ユーザーレコード上で管理者が[[保存] をクリックしたときに仮パスワードを送信]チェックボックスをオンにした場合、ユーザーレコードに対する更新とみなされ、この変更により関連するすべてのワークフロールールがトリガーされます。

    • ユーザーのパスワードがWebサービスを使用してリセットされたとき。
    • ユーザーが初めてOracle CRM On Demandにサインインした後にパスワードを設定したとき。
    • ユーザーが自分のパスワードを変更したとき。
    • ユーザーが初めてOracle CRM On Demandにサインインした後にセキュリティに関する質問を設定したとき。
    • ユーザーが自分のセキュリティに関する質問を変更したとき。
    • ユーザーレコード上のセールス目標に変更が加えられたとき。
  • [ブックを割り当て]ワークフローアクションは、[ユーザー]レコードタイプのワークフロールールではサポートされていません。これは、カスタムブックが、取引先や担当者などの他のレコードタイプへの割当と同じようにはユーザーレコードに割り当てられていないためです。ユーザーはブックと関連付けてブック内のレコードに対するユーザーアクセス権を提供できますが、ユーザーのデフォルトユーザーブックのみがユーザーレコードに割り当てられます。
  • [値を更新]ワークフローアクションを使用してユーザーレコード上の[状態]項目を更新できません。
  • [ユーザー]レコードタイプのワークフロールールに[値を更新]アクションが含まれ、そのワークフロールールが[設定 (個人)]リンクを使用してユーザーレコードに加えられた変更でトリガーされた場合、[値を更新]アクションでユーザーの読み取り専用項目は更新されません。
  • [ユーザー]レコードタイプの[メール送信]ワークフローアクションを作成する場合、[宛先]フィールドで[特定の電子メールアドレス]オプションを使用できません。 [特定のユーザー]および[レコード上の電子メールアドレス]オプションのみが使用可能です。[レコード上の電子メールアドレス]オプションの場合、次のいずれかのオプションを選択します。
    • 現在のユーザー。ワークフロールールをトリガーしたアクションを実行したユーザーです。
    • 監査役。 ワークフロールールをトリガーしたアクションにより作成または更新されたユーザーレコード上の[監査役]フィールドに名前を指定されたユーザーです。
    • 上司。ワークフロールールをトリガーしたアクションにより作成または更新されたユーザーレコード上の[上司]フィールドに名前を指定されたユーザーです。

      同様に、[ユーザー]レコードタイプの[タスクを作成]ワークフローアクションを作成したとき、[所有者]フィールドの[レコード上の電子メールアドレス]オプションで使用可能なオプションは[現在のユーザー]、[監査役]および[上司]です。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.