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在庫の調整プロセス

このトピックでは、在庫の調整方法について説明します。

作業前の準備:次の操作を実行します。

  • ユーザーの役割に[基本サンプル操作の有効化]権限と[サンプル調整の有効化]権限が含まれている必要があります。
  • 次の要件を満たします。
    • 以前の在庫期間が調整済みであることの確認。ユーザーは、以前の在庫期間を年代順に調整する必要があります。この要件が問題になるのは、企業の設定で、無効な未調整の期間が複数許可されている場合のみです。
    • 在庫振替の受取りの通知。ユーザーは、受け取ったすべてのサンプル在庫の出荷通知を送信する必要があります。
    • 振替対象サンプルの振替トランザクションの作成。ユーザーは、別のセールス要員に振り替えるサンプルまたは本社に戻すサンプルに対して振替トランザクションを作成する必要があります。
    • モバイルユーザーによるサーバーデータベースとの同期化(必須)。モバイルユーザーは、在庫数を送信する前に、各自のローカルデータベースをサーバーデータベースと同期化する必要があります。この要件が重要となるのは、モバイルユーザーが以前の期間に受け取ったサンプルを記録している場合です。

在庫の調整時に適用される制限

次の制限に注意してください。

  • 振り替えられたサンプルおよび受け取ったサンプルの数は、それらのレコードが送信されるまで在庫数に反映されません。
  • 実地棚卸数と電子棚卸数の在庫の間に差異がある場合、在庫期間は調整できません。差異がある場合、ユーザーは、訂正してから期間を調整する必要があります。

在庫を調整するには、次のタスクを実行します。

  1. 在庫期間の処分
  2. 実地棚卸数と電子棚卸数の差異の訂正
  3. 在庫期間の調整

公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.