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Oracle CRM On Demandの管理プロセス

Oracle CRM On Demandの[管理者]ページでは、ユーザーに対するOracle CRM On Demandの配置およびデータ要件の設定を管理できます。[管理者]ページを使用して、特定のビジネス要件に合わせてOracle CRM On Demandの外観をカスタマイズできます。Oracle CRM On Demandの配置を管理するには、次のガイドラインに従います。

  1. 使用可能なすべてのリソースを確認します。

    新しいOracle CRM On Demandの配置を設定する前に、次のリソースを確認します。

    • 『Oracle CRM On Demand Administrator Preview Guide』を一読します。このガイドは、すべての企業管理者が利用でき、Oracle CRM On Demandの機能を有効化する方法に関する情報を提供します。『Oracle CRM On Demand Administrator Preview Guide』の入手方法の詳細は、Oracle CRM On Demandの[トレーニングおよびサポート]リンクをクリックしてください。
    • Oracle CRM On Demandの[トレーニングおよびサポート]リンクをクリックして、その他のツール、テンプレート、チェックリスト、Web セミナーおよびガイドを確認します。
    • Oracle Universityが実施するAdministration Essentialsコースに登録します。
  2. 組織内のビジネスプロセスとユーザーが果たす役割を評価します。

    My Oracle Supportから入手可能な『Oracle CRM On Demand Administrator Rollout Guide』を一読します。カスタムフィールドの設定テンプレートをダウンロードして使用し、配置を最初から適切に計画します。カスタムフィールドの設定テンプレートはMy Oracle Supportのトレーニングおよびサポートセンターのツールとテンプレートページから入手できます。

    • 次の要因および機能を検討して、データの表示とデータのセキュリティ保護方法を定義します。
    • データモデルと関連フィールドを定義します。トレンド分析、リアルタイムトレンド分析および分析をサポートするレコードタイプがどのレポートに必要かを評価します。
    • 検証およびデータ操作に関連する次のプロセスを定義します。
    • 顧客テスト環境(CTE)とトレーニングおよびテストのためのその他の環境を定義します。
  3. 企業を設定します。

    各企業は一意です。Oracle CRM On Demandでは、ビジネスの設定に合わせて多くの企業設定をカスタマイズできます。

  4. ユーザープロファイルを設定します。

    企業内のユーザーには特定の役割と権限があります。一定のデータへのアクセス権を持つユーザーと持たないユーザーがいます。ユーザーを追加する前に、各ユーザータイプの表示と役割を設定する必要があります。

  5. データモデルを設定します(例:フィールドやレコードタイプの追加または名前変更など)。

    企業のデータ要件も一意です。Oracle CRM On Demandで、既存のレコードタイプへの新しいフィールドの追加、ビジネス条件に応じたフィールド名の変更、新規カスタムレコードタイプの追加を行うことができます。データを追加する前に、次の操作を行ってください。

    • データモデルの定義に必要な新しいフィールドおよびレコードタイプを追加します。詳細については、「フィールドの作成と編集」および「レコードタイプの追加」を参照してください。
    • 特定のビジネス条件に合わせてフィールドおよびレコードタイプの名前を変更します。詳細は、「フィールドラベルの管理」および「レコードタイプの名前変更」を参照してください。
    • ピックリストを作成します。インポート機能を使用して、大量のピックリスト値をピックリストフィールドに手軽にインポートできます。詳細については、「ピックリスト値の変更」を参照してください。
    • レイアウトを設定します。各役割に必要なフィールドのみを表示し、動的レイアウトを使用します。詳細については、「静的ページレイアウトのカスタマイズ」および「動的ページレイアウトの指定」を参照してください。
    • ワークフローやセールスプロセスなどのプロセスを設定します。詳細については、「ビジネスプロセス管理」および「セールスプロセス、カテゴリー、およびコーチの設定」を参照してください。
    • 役割のリストを設定します。最初の10件のリストはユーザーのホームページに表示されます。リストに大量のデータを取得しないことをお勧めします。毎日の作業で管理可能な推奨レコード件数は25から100件です。また、次のことをお勧めします。
      • 可能な場合は、インデックス付きフィールドを使用します。
      • リストには、ユーザーが頻繁に更新するフィールドを含めます。

        リストの設定の詳細は、「リストの作成と編集」を参照してください。

  6. レポートを生成してビジネス基準に関する情報を提供します。

    Oracle CRM On Demandの分析機能を使用してビジネス要件に関連するカスタムレポートを生成し、ユーザーに提供します。レポートの詳細は、「分析」を参照してください。

  7. データとユーザーをインポートします。

    インポート機能を使用してレガシーデータをOracle CRM On Demandにインポートします。すべてのユーザーをインポートすることも、[ユーザー管理]ページからすべてのユーザーを手動で追加することもできます。追加されたユーザーにはOracle CRM On Demandにアクセスするための暫定パスワードを通知する電子メールが送信されるため、ユーザーはすぐに作業を開始できます。データのインポートの詳細は、「インポートツールとエクスポートツール」を参照してください。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.