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カスタムWebアプレットについて

カスタムWebアプレットを使用すると、外部Webコンテンツ、レポートおよびダッシュボードをOracle CRM On Demandの次の場所に埋め込むことができます。

  • グローバルWebアプレットの場合:
    • アクションバー

      注: リリース27以降の場合、これはグローバルヘッダー内のグローバルWebアプレットを言及している場合もあり、アクションバーおよびグローバルヘッダーのレイアウトの一部として設定できます。

    • ホームページ (個人)
  • レコードタイプWebアプレットの場合:
    • レコードタイプのホームページ
    • [詳細]ページ

注意: Oracle CRM On Demandでのカスタマイズコードの使用に適用される考慮事項の詳細は、「Oracle CRM On Demandでカスタマイズされたコードを使用するお客様についての重要な考慮事項」を参照してください。

様々なタイプのWebコンテンツを埋め込むことができる、5種類のWebアプレットを作成できます。

  • ダッシュボード。ダッシュボードを埋め込むのに使用されます。
  • フィード。RSSフィードを埋め込むのに使用されます。たとえば、[ホームページ(個人)]にニュースフィードを埋め込むことができます。

    注:RSS 2.0標準のみサポートされています。

  • HTML。HTMLコードを埋め込むのに使用されます。たとえば、このWebアプレットを使用して、Googleマップなどの外部ソースからウィジェットを埋め込むことができます。
  • レポート。レポートを埋め込むのに使用されます。
  • URL。指定されたURLで使用可能なコンテンツをOracle CRM On Demand内のアプレットに埋め込むのに使用されます。たとえば、[見込み客詳細]ページのカスタムWebアプレットに、その見込み客の名前を調べるためのGoogle検索を表示できます。Oracle CRM On DemandのURLの標準化の詳細は、「URLの標準化について」を参照してください。

    注: URLを使用して、レポートまたはダッシュボードをURLタイプのカスタムWebアプレット、WebタブまたはWebリンクに埋め込むことができますが、この機能は完全にサポートされているわけではありません。アップグレード後にURLが機能しない場合があります。Oracle CRM On Demandでレポートおよびダッシュボードを埋め込める場所の詳細は、「Oracle CRM On Demandへのレポートおよびダッシュボードの埋め込みについて」を参照してください。

Webアプレットは[ページレイアウト]リンクが表示される、すべてのレコードタイプに追加できます。

カスタムWebタブではなく、カスタムWebアプレットを作成することには、次の2つの利点があります。

  • [見込み客詳細]などのページに表示されるカスタムWebアプレットにより、詳細ページのデータを関連性のある他のデータと一緒に表示できます。一方、Webタブを使用して外部データが表示される場合は、そのWebタブをクリックすると、詳細ページからWebタブページに移動します。
  • 企業には、ポートフォリオホールディングなど、表示する情報が大量に存在する場合があります。カスタムWebアプレットを使用すれば、Oracle CRM On Demandアプリケーションに情報をロードしなくても、別のWebサイトからの大量のデータを表示できます。大量のデータをOracle CRM On Demandにロードするには、膨大な数のデータカラムを管理するため統合ツールが必要になります。

カスタムWebアプレットの制限

レイアウトウィザードに表示できるカスタムWebアプレットの最大数は200です。この制限は、[ホームページ (個人)]、レコードタイプのホームページと詳細ページおよび[アクション]バーのレイアウトウィザードに適用されます。カスタムホームページのレポートは、レコードタイプのホームページおよび[ホームページ (個人)]のカスタムWebアプレットの数に含まれています。

この制限は、アプリケーションでエンドユーザーに表示されるレイアウトに加え、管理者がレイアウトの作成および編集に使用するレイアウトウィザードにも影響する可能性があります。1つの場所(つまり、[ホームページ (個人)]、レコードタイプのホームページまたは詳細ページ、または[アクション]バー)に200を超えるカスタムWebアプレットが作成された場合は、次回その場所のレイアウトを編集するときに、レイアウトウィザードには、最近変更された200のカスタムWebアプレットが表示されます。残りのカスタムWebアプレットは、これらのアプレットが以前に表示対象アプレットのリストまたは使用可能なアプレットのリストに含まれていたとしても表示されません。レイアウトへの変更を保存すると、アプレットがレイアウトにデフォルトで表示されていた場合や、ユーザーがそれらのレイアウトに追加可能であった場合も、そのレイアウトに対して役割が割り当てられているエンドユーザーは、ウィザードで使用可能でなかったアプレットは使用できなくなります。

関連情報

関連する情報については、次のトピックを参照してください。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.