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企業設定の設定

次の表では、Oracle CRM On Demandでの[企業プロファイル]ページ内の[企業設定]セクションの設定方法について説明します。

注: 企業が特定の機能を有効にしている場合は、他のフィールドが表示されることもあります。

フィールド

説明

デフォルト言語

ユーザーのデフォルトとして使用する言語。ユーザーが自分自身で使用する設定を変更できるように、その他の言語も有効にできます。言語の追加方法については、「言語の有効化」を参照してください。

このフィールドの更新については、カスタマーサポートにお問い合わせください。

デフォルト地域

ユーザーのデフォルトとして使用する地域設定。ユーザーは、自分自身で使用する設定を、[ユーザープロファイル]ページからいつでも変更できます。これらの設定によって、日付、時刻、通貨、数字、および電話番号の形式が決まります。

デフォルト通貨

ユーザーのデフォルトとして使用する通貨。他の通貨を有効にすれば、ユーザーが自分の設定を変更できるようになります(「通貨の管理」を参照)。ただし、ここで設定した通貨は、売上予想に使用する全社レベルの通貨を指定します。

このフィールドの更新については、カスタマーサポートにお問い合わせください。

デフォルトタイムゾーン

企業のデフォルトのタイムゾーン。

売上予想の生成などの一部の機能では、このデフォルトのタイムゾーンではなく、ホスト施設のタイムゾーンを使用します。このタイムゾーンについては、カスタマーサポートにお問い合わせください。他の地域のユーザーは自分の地域のタイムゾーンの使用を選択できます。このタイムゾーンは[ユーザープロファイル]ページで設定されます。

このフィールドの更新については、カスタマーサポートにお問い合わせください。

レコードプレビューモード

企業のレコードプレビューモード。レコードプレビュー機能を有効にし、プレビューウィンドウを開く方法を指定できます。このフィールドの設定内容によって、ユーザーがレコードへのリンクにポインタを置くか、またはレコードへのリンクにポインタを置いたときに表示されるプレビューアイコンをクリックするとプレビューウィンドウが開きます。

プレビューウィンドウには、レコードの[詳細]ページの最初のセクションが表示されます。このフィールドで[オフ]を選択すると、レコードプレビュー機能を無効にすることもできます。このフィールドはOracle CRM On Demandが新しい企業に対して初めてセットアップされたときに、デフォルトで[Click on Preview Icon(プレビューアイコンをクリック)]に設定されます。

ユーザーは、[個人詳細]ページで別のレコードプレビューモードを指定することにより、企業設定を上書きできます。

インライン編集有効

インライン編集機能を有効または無効にします。

インライン編集を有効にすると、レコードに対して[編集]ページを開かずに、リストページと詳細ページで直接フィールドを編集できます。

インライン編集は、レコードのリストページ、レコードの詳細ページ、およびメインレコードの詳細ページでリンクされた多くのレコードでサポートされます。

リンクされたレコードの次のフィールドタイプは、メインレコードの[詳細]ページから編集できないことに注意してください。

  • リンクされたレコード自体の[詳細]ページに表示されないフィールド
  • [氏名]などの計算フィールド
  • リンクされたレコードの[編集]ページで読み取り専用のフィールド

    また、複数のメインレコードの下に同じリンクされたレコードを表示できる場合は、リレーションシップの一部であるフィールドを編集できます。リンクされたレコード自体に属しているフィールドは編集できません。たとえば、取引先レコードの[取引先チーム]関連リストでは、[チームの役割]フィールドは取引先とチームメンバー間のリレーションシップの一部になっているので編集できます。ただし、[名前(姓)]フィールドと[名前(名)]フィールドは、ユーザーレコード(チームメンバー)に属しているので編集できません。

メッセージセンター対応

次の内容を制御します。

  • アクションバーに[メッセージセンター]が表示されます。
  • [メモ]アイコンとメモのリストが[レコード詳細]ページで使用可能です。
  • ユーザーはメッセージセンターウィジェットを使用できます。

レコードタイプの監査可能な項目

このフィールドは、各レコードタイプについて監査できるフィールドの最大数を指定します。デフォルトの数値は35ですが、この値を変更できます。

注:追加の各フィールドの監査で、該当するフィールドに変更があった場合は、データベースに別のレコードを作成する必要があります。一度に監査するフィールドが多すぎると、監査したレコードを保存するときのパフォーマンスに影響を与える場合があります。

レコードタイプに対して監査できるフィールドの最大数が各レコードタイプの[監査フィールドセットアップ]ページに表示されますが、そのページで値を変更することはできません。

監査失効 (日数)

このフィールドは、レコードタイプの監査証跡レコードが自動的に削除されるまでOracle CRM On Demandに保持される期間を決定します。保持期間は日数で指定され、デフォルト値は90です。ユーザー役割に[フィールド監査の管理]権限がある場合は、この値を変更できます。入力できる最小の数は1で最高は366です。

値0(ゼロ)は監査証跡レコードが削除されないことを指定します。ただし、値をゼロには設定できません。監査証跡レコードを無期限に保持する場合は、Oracle CRM On Demand Customer Careに連絡し、このフィールドをゼロに設定することを依頼してください。

注: レコードタイプの監査証跡では、レコードの作成、削除および復元を追跡でき、既存のレコードの指定したフィールドに対する更新も追跡できます。レコードタイプの監査証跡の設定については、「監査証跡のカスタマイズ」を参照してください。

関連情報形式

レコードの[詳細]ページの関連情報セクションの形式を選択します。

関連情報セクションは、ユーザーがリストを表示する場合にクリックできるリストまたはタブとして表示できます。[関連情報形式]オプションの設定は役割ごとに指定することもできます。役割に[関連情報表示形式のパーソナライズ]権限があるユーザーは、個人プロファイルの[関連情報形式]オプションを設定することもできます。ユーザーの個人プロファイルの[関連情報形式]フィールドが空白の場合は、ユーザーの役割の設定が使用されます。ユーザーの役割の[関連情報形式]フィールドが空白の場合は、企業の設定が使用されます。

グローバル検索方法

アクションバーおよびルックアップウィンドウの[検索]セクションでユーザーが使用できる検索方法を選択します。

  • ターゲット検索。 ターゲット検索では、指定したフィールドで一致が検索されます。ターゲット検索では、ユーザーは複数のフィールドに値を入力できます。ユーザーが入力した各値との一致が検出されたレコードのみが返されます。レコードタイプに対してユーザーの役割に割り当てられた検索レイアウト基づいて、ユーザーが検索できるフィールドが決まります。Oracle CRM On Demandでは、ターゲット検索がデフォルトで有効です。ターゲット検索の詳細は、「ターゲット検索について」を参照してください。
  • キーワード検索。キーワード検索では、各レコードタイプに固有のデフォルトのフィールドが検索されます。キーワード検索では、単一のテキストボックスに文字列を入力します。ユーザーが入力した文字列との一致が検出されたすべての検索対象フィールドにあるレコードすべてが返されます。キーワード検索の詳細は、「キーワード検索について」を参照してください。

会計年度開始月

このフィールドには、会計カレンダーの開始月が表示されます。

このフィールドは企業の作成時に最初に設定されるものであり、企業の管理者はこれを変更できません。

この設定は、会計年度の売上を測定するレポートに影響を与えます。

このフィールドの更新については、カスタマーサポートにお問い合わせください。

会計年度開始日

このフィールドには、指定した会計カレンダーの開始月の日付が表示されます。

このフィールドは企業の作成時に最初に設定されるものであり、企業の管理者はこれを変更できません。

この設定は、会計年度の売上を測定するレポートに影響を与えます。

このフィールドの更新については、カスタマーサポートにお問い合わせください。

会計カレンダーのタイプ

このフィールドには、使用する会計カレンダーのタイプが表示されます。選択できる値は、[カレンダー四半期]、4-4-5、5-4-4、[カスタム会計カレンダー]です。この設定は、時間ベースの分析、ビジネス計画、売上予想に影響を与えます。企業の管理者は、このフィールドを変更できません。

このフィールドの更新については、カスタマーサポートにお問い合わせください。

製品確度平均化の有効化

ユーザーが[商談合計を更新]ボタンをクリックすると、商談の確度の更新方法を決めます。

  • 選択されている場合、商談の確度は、リンクされている各製品の確度の加重平均に基づいて計算されます。

    商談の確度= SUM(製品予想売上)/SUM(製品売上)

  • 選択されていない場合、確度はアクションの一部としては更新されません。

    注:[商談合計を更新]ボタンは、製品関連情報セクションのタイトルバーで、[商談詳細]ページにあります。

製品の保存と追加の有効化

この設定が選択されているときに、ユーザーが新規の商談レコードを作成した場合、[商談]ページヘッダーには、[保存]ボタンのかわりに[製品を保存 & 追加]ボタンが表示されます。この設定が未選択のときに、ユーザーが新規の商談レコードを作成した場合、[商談]ページヘッダーには、[製品を保存 & 追加]ボタンが表示されず、[保存]ボタンのみが表示されます。

商談売上分割の有効化

チームメンバー間での商談売上の分割を有効化するには、このオプションを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、[商談チーム - ユーザーを編集]ページに[合計を更新]ボタンと[展開分割]ボタンが表示され、売上をチームメンバーで分割できます。[商談売上予想]ページと[商談 (個人)]ページには、ユーザーが分割売上対象のチームメンバーである商談が表示されます。

このチェックボックスをオフにすると、[商談チーム - ユーザーを編集]ページに[合計を更新]ボタンと[展開分割]ボタンが表示されません。[商談売上予想]ページと[商談 (個人)]ページには、ユーザーが商談所有者である商談が表示されます。

ヘッドアップディスプレイ

ヘッドアップディスプレイ機能がオンになっており、ユーザーのテーマについて[ヘッドアップディスプレイ設定のサポート]チェックボックスが選択されている場合、ブラウザウィンドウの下部にあるヘッドアップディスプレイで、ページの関連情報セクション(リンクされているレコードのセクションなど)へのリンクを使用できます。ヘッドアップディスプレイは、個人のプロファイルにある機能をオフにすることで、詳細ページから完全に削除することもできます。ヘッドアップディスプレイの詳細は、「Oracle CRM On Demandの各ページについての概要」を参照してください。

注: ユーザーのテーマでヘッドアップ機能がサポートされている場合、企業レベルで、または個々のユーザーがヘッドアップディスプレイをオンまたはオフにできます。また、ユーザーの個人設定は企業の設定より優先されます。ただし、ユーザーのテーマにおいて[ヘッドアップディスプレイ設定のサポート]チェックボックスを選択解除することで、ヘッドアップディスプレイを完全に削除できます。ヘッドアップディスプレイの色は、使用しているテーマによって決まります。テーマの選択方法の詳細は、「テーマの設定」を参照してください。

共有アドレスの有効化

取引先、担当者、自動車ディーラー、およびパートナーレコードのトップレベルの住所レコードの共有をオンにするには、このオプションを選択します。このオプションをオフにすると、取引先、担当者、自動車ディーラー、およびパートナーのレコードで使用できるのは住所の非共有機能のみとなります。共有住所の詳細は、「住所」を参照してください。

注:共有住所がオンの場合は、オフにする前に、「共有住所をオフに切り替える場合の考慮事項」の情報を確認し、「共有住所のオフへの切り替え前のユーザーアクセスおよび[アドレスの管理]権限の更新」の手順を完了してください。共有住所は、Oracle Process Integration Pack(PIP)などの事前パッケージ済みのOracle製品統合と互換性がありません。PIP(Oracle Lead to Order Integration Pack for Oracle CRM On Demand and Oracle E-Business Suite PIPなど)を使用している場合は、[共有アドレスの有効化]設定を選択しないでください。

共有アドレスの検証

企業の共有住所を検証するには、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、ユーザーは、共有住所を選択して取引先、担当者、自動車ディーラー、またはパートナーのレコードに追加できます。未検証の住所は、取引先、担当者、自動車ディーラー、およびパートナーのレコードからフィルター処理され、これらのレコードの[新規]住所ボタンは使用不可になります。

[共有アドレスの検証]がオフの場合は、取引先、担当者、自動車ディーラー、またはパートナーのレコードで、すべての住所が使用可能になります(つまり、フィルター処理は実行されず、必要な権限があるユーザーに対しては、これらのレコードの[新規]住所ボタンが有効になります)。

住所の検証の詳細は、「共有住所への検証済みのマーク付け」を参照してください。

タブの拡張ビューを有効化する

レコードの詳細ページ上で関連情報セクションがタブとして表示される場合の関連情報セクション内での並べ替えおよびフィルター処理など、拡張機能を有効化するには、このチェックボックスを選択します。このチェックボックスの選択時にユーザーが実行できるアクションの詳細は、「関連情報タブ用の拡張ビューについて」を参照してください。

タブの拡張ビューを有効化するチェックボックスは、デフォルトでは選択解除されています。

タブでのクラシックテーマのページングを有効化する

ユーザーがレコードの詳細ページ上の関連情報タブを、デフォルト動作である一度に1つのタブのスクロールではなく、一度に1つのタブセットずつスクロールできるようにするには、このチェックボックスを選択します。この設定は、クラシックテーマにのみ適用されます。

タブでのクラシックテーマのページングを有効化するチェックボックスは、デフォルトでは選択解除されています。

オーダー使用

Oracle CRM On Demandでのオーダーおよびオーダー項目の使用方法を選択します。

CRM On Demand Order Managementの値を選択した場合は、Oracle CRM On Demand Life Sciences Editionのオーダー管理を使用できます。

[eBusiness PIP 統合]値を選択すると、ユーザーはOracle Lead to Order Integration Pack for Oracle CRM On Demand and Oracle E-Business Suite統合ソリューションを使用できます。

Ebiz PIP統合はOracle Lead to Order Integration Pack for Oracle CRM On Demand and Oracle E-Business Suite統合ソリューションであるため、このフィールドはOracle CRM On Demand Order Managementでは使用できません。Oracle Lead to Order Integration Pack for Oracle CRM On Demand and Oracle E-Business Suiteの詳細は、カスタマーサポートにお問い合わせください。

いずれかの目的でオーダー機能を使用する場合は、ユーザーの役割に[オーダーアクセスの有効化]権限が必要です。

オーダー管理タイプ選択の詳細は、「EBIZ PIP統合およびOracle CRM On Demandオーダー管理について」を参照してください。

ルックアップウィンドウ内のレコードタイプリスト

ルックアップウィンドウにおいてレコードをどのように検索できるかを、次の中から選択します。

  • 有効化。この設定では、次のことが起こります。
    • ユーザーが検索対象の限定に使用できる定義済みリストのセットは、トップレベルのレコードタイプ用のルックアップウィンドウ内のレコードタイプリストフィールドで使用できます(レコードタイプはユーザーが検索するレコードのタイプの名前です)。
    • 検索レイアウトウィザードでは、[ルックアップウィンドウのデフォルトとしてコンテキスト依存リストを表示]チェックボックスを使用できます。このチェックボックスにより、ルックアップウィンドウのレコードタイプリストフィールド内で他のリストの前に使用可能なコンテキスト依存リストが表示されるよう指定できます。[ルックアップ]ウィンドウが開くと、[レコードタイプリスト]フィールドのリストセットにおける最初のリストが有効となります。
  • 混合: この設定では、次のことが起こります。
    • レコードタイプリストフィールドは、レコードタイプリストフィールドが表示されるルックアップウィンドウ内で使用可能であり、指定レコードタイプのレコードの初期検索は、ユーザーがアクセス可能なそのレコードタイプのすべてのレコードに対して実行されます。
  • 無効化: この設定では、次のことが起こります。
    • どのルックアップウィンドウでもレコードタイプリストフィールドは使用できず、指定レコードタイプのレコードの初期検索は、ユーザーがアクセス可能なそのレコードタイプのすべてのレコードに対して実行されます。

      注意: 検索レイアウトの設定後に企業プロファイルの[ルックアップウィンドウ内のレコードタイプリスト]メニューで[無効化]を選択した場合、検索レイアウトウィザードでは[ルックアップウィンドウのデフォルトとしてコンテキスト依存リストを表示]チェックボックスは使用できなくなります。また、[ルックアップウィンドウのデフォルトとしてコンテキスト依存リストを表示]オプションが前に選択されていたかどうかにかかわらず、ルックアップウィンドウではコンテキスト依存リストが使用不可であり、ルックアップウィンドウにおける指定レコードタイプのレコードの初期検索は、ユーザーがアクセスできるレコードタイプのすべてのレコードについて実行されます。ただし、Oracle CRM On Demandでは検索レイアウトごとに、[ルックアップウィンドウのデフォルトとしてコンテキスト依存リストを表示]チェックボックスの設定が格納されます。後でもう一度企業プロファイルの[ルックアップウィンドウ内のレコードタイプリスト]メニューで[有効化]または[混合]を選択した場合、各検索レイアウトの[ルックアップウィンドウのデフォルトとしてコンテキスト依存リストを表示]チェックボックスの設定が元に戻り、再度有効になります。

カナダの住所の州ピックリストを有効化

カナダの住所テンプレートを使用するとき、[都道府県]フィールドに値リストを表示するには、このオプションを選択します。デフォルトでは、このオプションの選択は解除されています。

各動的ページレイアウトのパーソナライズの有効化

このチェックボックスはデフォルトではオフになっており、次のように、動的レイアウトで使用される[詳細]ページの関連情報セクションのレイアウトをユーザーがパーソナライズする方法を決定します。

  • チェックボックスがオフの場合、ユーザーは1つのレコードタイプに対して関連情報セクションの1つのパーソナライズレイアウトのみ作成できます。ユーザーがレコードタイプの[詳細]ページの関連情報セクションのレイアウトをパーソナライズすると、ページレイアウトの動的レンダリングを決定するピックリストフィールドでどの値が選択されているかに関係なく、同タイプのすべてのレコードの[詳細]ページに同一の関連情報セクションが表示されます。
  • チェックボックスがオンの場合、ユーザーはピックリストフィールドの各値(この値がページレイアウトの動的レンダリング内容を決定します)に対して1つずつ関連情報セクションのパーソナライズレイアウトを作成できます。

    注: 関連情報レイアウトをパーソナライズするには、ユーザー役割に[詳細ページのパーソナライズ - 関連情報]権限が含まれている必要があります。

    このチェックボックスの設定を変更したときの結果に関する詳細は、「パーソナライズ関連情報レイアウトが役割のページレイアウトとやり取りする方法」を参照してください。

    注: [個別の動的ページレイアウトのパーソナライゼーションを有効化]設定は、関連情報レイアウトのパーソナライゼーションにのみ適用されます。レコードページの項目レイアウトのパーソナライゼーションには適用されません。[詳細ページのパーソナライズ - 項目]権限を持つユーザーは、[個別の動的ページレイアウトのパーソナライゼーションを有効化]チェックボックスがオンになっていない場合でも、個別の動的ページレイアウトの項目レイアウトをパーソナライズできます。項目レイアウトのパーソナライズの詳細は、「項目レイアウトのパーソナライズ」を参照してください。

Webアプレットに対する言語翻訳サポートの有効化

カスタムWebアプレット、およびレコードタイプホームページと[ホームページ (個人)]にカスタムレポートを表示するアプレットの翻訳した名前を入力できる機能を有効にする場合、このチェックボックスをオンにします。詳細は、「Webアプレット名およびカスタムレポート名の翻訳」を参照してください。

[Web アプレットに対する言語翻訳サポートの有効化]チェックボックスは、デフォルトではオフになっています。

注: [Web アプレットに対する言語翻訳サポートの有効化]チェックボックスは、カスタムWebアプレット、およびレコードタイプホームページと[ホームページ (個人)]にカスタムレポートを表示するアプレットにのみ適用されます。フィールド名、役割名、アクセスプロファイル名など、Oracle CRM On Demandの他の要素を翻訳した名前を入力できる機能は有効化および無効化されません。

ワークフロー保存取消メッセージに対する言語翻訳サポートの有効化

ワークフロールールの条件が満たされず、ルールの[保存取消]チェックボックスがオンになっている場合、ユーザーまたはWebサービスに返されるカスタムエラーメッセージの翻訳を入力できる機能を有効にするには、このチェックボックスをオンにします。カスタムエラーメッセージの翻訳の入力の詳細は、「ワークフロー保存操作の取り消し」を参照してください。

ワークフロー保存取消メッセージに対する言語翻訳サポートの有効化チェックボックスは、デフォルトではオフになっています。

注: このチェックボックスをオンにしたときにカスタムエラーメッセージを含むワークフロールールが既に存在する場合、そのルールのカスタムメッセージは、ユーザーの言語に関係なく、既存のルールの翻訳されたメッセージを入力するまで、企業で使用するデフォルト言語およびすべてのユーザーのデフォルトフォントを使用して引き続き表示されます。

ポートフォリオ口座からの車両/資産レコードの除外

この設定を選択すると、車両および資産レコードはすべてのポートフォリオ口座リストから除外されます。リリース29以前では、車両および資産レコードはポートフォリオ口座リストに含まれていました。リリース29から、チェックボックスをオンにした場合、リストに含まれるのは[資産タイプ]フィールドの値が[ポートフォリオ]のレコードのみです。

チェックボックスをオフにすると、車両および資産レコードはすべてのポートフォリオ口座リストに含まれます。このチェックボックスは、デフォルトではオフになっています。

リリース33から、このチェックボックスがオンの場合、ポートフォリオ関連のサブジェクトエリアを使用するレポートには、[資産タイプ]フィールドの値が[ポートフォリオ]であるレコードのみが含まれるようになりました。

商談合計の自動更新の有効化

デフォルトで[商談合計の自動更新の有効化]チェックボックスは選択されていません。この設定の動作は次のとおりです。

このチェックボックスを選択している場合、商談の売上および予想売上は、次のいずれかのイベントが発生した場合に自動的に更新されます。

  • いずれかのチャネルを介した、商談への製品の追加。
  • いずれかのチャネルを介した、商談からの製品の削除。
  • いずれかのチャネルを介した、商談にリンクされている製品の詳細の更新。

    このチェックボックスを選択していない場合、商談の売上および予想売上は、商談に対する製品の追加または削除、あるいは商談にリンクされている製品の詳細の更新時に、自動的に更新されません。このような変更の後で商談の売上を更新するには、ユーザーは[商談詳細]ページの[商談製品売上]セクションのタイトルバーにある[商談合計を更新]ボタンをクリックする必要があります。

    注: 企業プロファイルで[商談合計の自動更新の有効化]チェックボックスが選択されている場合、[商談詳細]ページの[商談製品売上]セクションのタイトルバーに[商談合計を更新]ボタンは表示されません。

電子メールフィールドでのUnicode文字の許可

このチェックボックスがオンの場合、[担当者]と[見込み客]のレコードタイプについてのみ、[電子メール]フィールドのアドレスで、アドレスのローカルパートとドメイン名の両方にほとんどのUnicode(UTF-8)文字を使用できます。

ユーザーインターフェイスの[電子メール]フィールドを更新するには、次のいずれかのユーティリティを使用します。

  • インポートアシスタント
  • Oracle Data Loader On Demand
  • Webサービス
  • ワークフローでの[値を更新]アクション

    注: 電子メールアドレスでの使用がサポートされている文字の詳細は、「電子メールアドレスの特殊文字について」を参照してください。

リストカラム見出しの固定

このピックリストにより、Oracle CRM On Demandでリストおよび検索結果のカラム見出しがユーザーに対してどのように表示されるかが決まります。次の値を選択できます。

  • [オン]。ユーザーがレコードのリストをスクロールダウンして、カラム見出しの行がブラウザウィンドウの上部に達したときに、カラムラベルは常に表示された状態になります。
  • [オフ]。ユーザーがレコードのリストをスクロールダウンして、カラム見出しの行がブラウザウィンドウの上部に達したときに、カラムラベルは表示されなくなります。

    この機能は、企業レベルとユーザーレベルでオンまたはオフに設定できます。ユーザーレベルの設定は、企業の設定より優先されます。

    この設定のデフォルト値は[オフ]です。

エクスポートリクエスト有効期限日数

このフィールドは、エクスポートリクエストレコードが自動的に削除されるまでOracle CRM On Demandに保持される期間を決定します。保持期間は日数で指定されます。デフォルト値は60ですが、この値を変更できます。指定できる最短保持期間は1日です。エクスポートリクエストレコードを無期限に保持する場合は、値を0(ゼロ)に設定します。

注: エクスポートリクエストレコードは、企業のレコード割当使用量の計算に含まれません。

保持期間は、[リスト]ページから送信されたエクスポートリクエスト、およびデータエクスポートアシスタントから送信されたエクスポートリクエストに適用されます。

エクスポートリクエスト添付資料有効期限日数

このフィールドは、エクスポートリクエストからの出力を含む添付資料が自動的に削除されるまでOracle CRM On Demandに保持される日数を指定します。デフォルト値は7ですが、この値を変更できます。有効な値は1から366です。

保持期間は、[リスト]ページから送信されたエクスポートリクエストの添付資料、およびデータエクスポートアシスタントから送信されたエクスポートリクエストの添付資料に適用されます。

注: 役割に[エクスポートリクエスト添付資料の削除]権限があるユーザーは、このフィールドに設定されている値に関係なく、エクスポートリクエスト添付資料が削除される前にそれを手動で削除できます。ユーザーがエクスポートリクエスト添付資料を削除した後は、その添付資料を取得できません。

このフィールドに7より大きい値を入力した場合は、保持されているエクスポートリクエスト添付資料は、企業が使用するディスクスペースの量の計算に含まれ、ファイル割当制限に達した後は、エクスポートリクエストが失敗します。このフィールドの値が7以下の場合は、エクスポートリクエスト添付資料は、企業が使用するディスクスペースの量の計算に含まれず、ファイル割当に達した結果としてエクスポートリクエストが失敗することはありません。

注: エクスポートリクエストが削除された後は、そのリクエストの添付資料にアクセスできません。そのため、このフィールドに[エクスポートリクエスト有効期限日数]フィールドの値(0(ゼロ)に設定されている場合を除く)より大きい値を入力しないことをお薦めします。

電子メールを小文字で保存

[電子メールを小文字で保存]チェックボックスはデフォルトで選択されています。この設定の動作は次のとおりです。

  • このチェックボックスがオンになっている場合は、電子メールアドレス内のすべての大文字が小文字で保存されます。
  • このチェックボックスがオフになっている場合は、電子メールアドレス内のすべての大文字は大文字で保存されます。

    注: 電子メールアドレス内の小文字は常に小文字で保存されます。

この設定は、電子メールアドレスが追加されるチャネルに関係なく、Oracle CRM On Demandに追加されるすべての電子メールアドレスに適用されます。

注: 企業で過去に大文字小文字混在で電子メールアドレスを保存しており、[電子メールを小文字で保存]チェックボックスをオンにした場合は、電子メールアドレスが大文字小文字混在のユーザーレコードや担当者レコードなどのレコードに対してWebサービスリクエストまたはREST APIリクエストを使用しようとすると、エラーが発生する可能性があります。このような問題が発生し、企業ですべての電子メールアドレスを小文字で保存する必要がある場合は、現在、大文字小文字混在で保存されている電子メールアドレスを小文字に変更するように更新する必要があります。電子メールアドレスを編集するには、最初に[電子メールを小文字で保存]チェックボックスをオフにする必要があります。電子メールアドレスの編集が終了した後に、[電子メールを小文字で保存]チェックボックスを再度オンにします。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.