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サンプルリクエスト項目ワークフローとブロック製品ルールについて

Oracle CRM On Demandでワークリストが使用されている場合、サンプルリクエスト項目に対するブロック製品の処理はサポートされません。たとえば、次の状況において、サンプルリクエスト項目用に作成したワークフローでは、サンプルリクエスト項目の[製品]フィールドがブロック製品であるProd1に設定されます。

  1. 次のレコードを作成します。
    • 取引先: Acc1
    • 担当者: 住所付きのCon1
    • 製品: Prod1およびProd2
  2. Prod1とProd2を管理ユーザーに割り当てます。
  3. Prod1、Con1用のブロック製品レコードを作成し、Prod1が担当者Con1のブロック製品になるように定義します。
  4. サンプルリクエスト項目のワークフローを作成します。[新規レコードが保存されたとき]トリガーを設定し、[値を更新]アクションの[フィールド名]を[製品]に設定、値をProd1に設定します。
  5. Acc1からコールを作成し、そのコール(コールの担当者はCon1)の[サンプルリクエスト]セクションでサンプルリクエストを作成します。
  6. [サンプルリクエスト]セクションで、[サンプルリクエスト項目]の[新規]をクリックし、フィールドに次のように入力します。
    • オーダー項目番号: 1
    • 数量: 1
    • 製品: Prod2

      注意: 担当者Con1の場合Prod1はブロックされるので、Prod2のみ表示されます。

  7. レコードを保存します。

    Prod1はブロックされているため、サンプルリクエスト項目ワークフローの[製品]フィールドにProd1は設定されないと考えるのが通常です。しかし、ステップ4で設定したワークフローアクションが起動しても、ワークフローはこの製品ブロックルールに従いません。そのため、このワークフローでは、サンプルリクエスト項目の[製品]フィールドにブロック製品であるProd1が設定されます。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.