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リストの使用

様々なレコードタイプについて、フィルター済みリストを使用することにより、表示するレコードを制限できます。フィルター済みリストには、リストの条件を満たすレコードのサブセットが表示されます。

Oracle CRM On Demandは、多くのレコードタイプについて標準のフィルター済みリストを提供します。ユーザーの役割で[公開リストを管理する]権限を持つユーザーは、フィルター済みのカスタムリストを作成し、他のユーザーが使用できるように設定できます。企業の管理者は、ユーザーの役割において使用できるリストを決定できます。また、フィルター済みのカスタムリストを追加作成し、作業するレコードを返すことができます。詳細は、「リストの作成と編集」を参照してください。トップレベルのレコードタイプで使用できるリストから、[ホームページ]およびリストのピックリストに表示されるリストセットを選択できます。詳細は、「レコードタイプのリストセットの変更」を参照してください。

フィルター済みリストを選択すると、リストの条件を満たすレコードのリストがレコードの[リスト]ページに表示されます。ページに、最初の5件、10件、25件、50件、75件、または100件のレコードを一度に表示するように選択できます。選択したオプションは、変更するまで、すべてのレコードタイプのリストページで保持されます。リストを参照するとき、ポインタが置かれているレコードは、背景色の変更によって強調表示されます。

企業の設定およびユーザープロファイルでの設定に応じて、レコードのページをスクロールダウンしたときに[リスト]ページのカラム見出しが常に表示される場合があります。この機能は企業レベルでオンまたはオフにできますが、企業レベルのリストカラム見出しの固定設定を個人プロファイルで上書きできます。個人プロファイルのリストカラム見出しの固定設定の変更方法については、「個人詳細の更新」を参照してください。

注:リスト内の並べ替え順を決定するためにOracle CRM On Demandで使用できる照合方法は1つのみです。該当の照合方法は、すべての言語に対して最善の解決策を提供するために選択されました。ただし、言語によっては、一部の文字が誤った順序で表示される場合があります。

レコードが複数ページにわたる場合

1ページに表示できるレコードよりも多くのレコードがリストにある場合、次の処理が実行されます。

  • リストページの上部または下部にあるナビゲーションアイコンをクリックして、リスト内の次のページ、前のページ、先頭ページまたは最終ページに移動できます。
  • アイコンをクリックしてリストの最終ページに移動すると、最終ページには、ページ全体にレコードが表示され、表示されるレコード数は、リストページに表示するレコード数によって決まります。

    たとえば、リスト内に合計60のレコードがあり、リストページに25のレコードを表示するとします。アイコンをクリックしてリストの最終ページに移動すると、リストの最後の25のレコードがページに表示されます。

  • 1回に1ページずつリストをナビゲートすると、リストの最終ページには、リストの残りのレコードのみが表示されます。

    たとえば、リスト内に合計60のレコードがあり、リストページに25のレコードを表示するとします。1回に1ページずつリストをナビゲートすると、最初の2ページにはそれぞれ25のレコードが表示され、最終ページには、リストの残りの10のレコードが表示されます。

リストページで実行できるタスク

リストページから、次の操作を実行できます。

  • レコードを並べ替える。
  • 複数のレコードを一目で確認する。
  • 確認、削除、または更新するレコードを検索する。
  • インライン編集機能が有効な場合、[リスト]ページのフィールドをインラインで更新します。
  • [リスト]ページでレコードペインが使用可能な場合、レコードペインでレコードの[詳細]ページをオープンし、[リスト]ページからナビゲートせずにレコード詳細を更新します。
  • 新しいレコードを作成する。
  • [お気に入り]アイコンをクリックして、アクションバーの[お気に入りリスト]セクションにリストを追加します。
  • [リストの編集ペインの切替]アイコンが使用可能な場合は、[リスト]ページ内のリストを絞り込みます。詳細は、「[リスト]ページ内のリストの絞り込み」を参照してください。
  • カラム見出しを新しい位置にドラッグアンドドロップして、リスト内のカラムの順序を変更します。 カラムの順序を変更した後で、オプションでリストを保存できます。

リストページでのカラムの順序変更について

リストページで直接、リスト内のカラムを順序変更できます。カラム見出しの上にポインターを重ねると、4方向の矢印が表示され、カラムを新しい位置にドラッグアンドドロップできます。ブラウザページに表示できるよりも多くのカラムが使用可能な場合、表示されているカラムの端にカラム見出しをドラッグすると、ページは自動的にスクロールされ、その他のカラムが表示されます。変更されたカラム順序は、リストのページ移動、リストの並べ替え、アルファベット文字検索機能およびクイックフィルターフィールドの使用など、ページを更新するアクションを実行したときに引き続き適用されます。変更された順序は、リストからレコードの[詳細]ページを開き、リストに戻った場合にも、引き続き適用されます。ただし、リストからナビゲートした後で次にリストを開くと、カラムの順序変更後にリストを保存していない限り、カラムは元の順序で表示されます。

カスタムフィールドを使用したリストの並べ替えについて

パフォーマンス上の理由から、一部のカスタムフィールドはリストの並べ替えに使用できません。次の一般的なルールが適用されます。

  • 次のタイプのカスタムフィールドは、カスタムオブジェクトレコードタイプも含めて、レコードタイプのリストを並べ替えるために使用できません。
    • チェックボックスフィールド
    • Webリンクフィールド
    • 複数選択ピックリストフィールド

      ただし、特定のレコードタイプについては、リストの並べ替えに他のタイプのカスタムフィールドを使用できない場合があります。

  • [カスタムオブジェクト 01]から[カスタムオブジェクト 03]までのレコードタイプの場合は、リストの並べ替えにすべてのタイプのカスタムフィールドを使用できません。

リストレコードで実行できるアクション

また、レコードレベルのメニュー(各レコード名の横にあるメニュー)を使用して、リストされたレコードに対して次の様々なアクションの一部またはすべてを実行できます。

  • [編集]オプションを選択してレコードの[編集]ページを開く。このページを使用してレコードのすべてのフィールドを編集できます。
  • 既存のレコードをコピーして新しいレコードを作成する。値が新規レコードに自動的にコピーされるフィールドは、企業の管理者が決定します。
  • レコードを削除する。

ページに表示されるレコードが多すぎる場合に、リストをフィルター処理することもできます。リストのフィルター処理に関する詳細は、「リストのフィルター処理」を参照してください。

各フィルター済みリストは商談や取引先などレコードタイプによって異なります。すべての従業員は自分用のフィルター済みリストを作成できますが、すべての従業員が使用できる公開リストを作成できるのは、適切な役割が割り当てられている従業員だけです。

注: 従業員またはマネージャが作成したリストは、リストを作成した言語でのみ表示されます。アプリケーションがサポートしている他の言語に切り替えても、その言語ではリストに追加されません。デフォルトのフィルター済みリストだけがすべての言語で表示されます。たとえば、イタリアのマネージャが新しいリストを作成し、そのチームの一部のメンバーがスペイン語版の製品を使用している場合、そのチームのメンバーは、新たに作成されたリストを参照できません。

リストページのブックマークの作成について

ほとんどのリストで、リストのページは同じURLを共有します。その結果、リスト内のページのブックマークを作成した場合、ブックマークによって、リストは最初にアクセスしたときに開いたページ(通常はリストの先頭ページ)で常に開きます。同様に、リスト内のページのアドレスフィールドからURLをコピーし、後でブラウザのアドレスフィールドにURLを貼り付けた場合、リストは最初にアクセスしたときに開いたページで開きます。

たとえば、[取引先ホームページ]のリストリンクからリストを開く場合、リスト内の先頭ページが開きます。リストの3番目のページにナビゲートし、そのページのブックマークを作成すると、新しいブックマークではリスト内の先頭ページ(つまり、リストに最初にアクセスしたときに開いたページ)が開きます。

リスト管理オプション

ほとんどのレコードタイプのリストページには、次のオプションの一部またはすべてを含む[メニュー]ボタンが表示されます。

  • 一括削除。リストからすべてのレコードを削除します。「レコードの削除/復元」を参照してください。
  • バッチ割当ブック。ブックに対してレコードを追加、または削除します。「ブックへのレコードの割り当て」を参照してください。
  • リストをエクスポート。リストをエクスポートしてコンピュータに保存します。「リストのレコードのエクスポート」を参照してください。
  • 大量更新。多数のレコードを一度に更新します。「レコードの更新グループ」を参照してください。
  • 大量コール計画。「大量コール計画」を参照してください。
  • 大量作成アポイント。1つ以上の取引先のためのアポイントの作成については、「複数の取引先のためのアポイントの作成」を参照してください。
  • レコード数。「リストのレコードのカウント」を参照してください。
  • リストを絞り込み。フィルター済みリストを絞り込みます。「リストの作成と編集」を参照してください。

    注: ほとんどのレコードタイプの[リスト]ページでは、[リスト]ページを閉じずにリストを絞り込み、絞り込んだリストをオプションで保存することもできます。[リスト]ページ内のリストの絞り込みの詳細は、「[リスト]ページ内のリストの絞り込み」を参照してください。

  • リストを保存。リストを保存します。[リストを保存]をクリックすると、[保存]オプションを含むページが表示されます。
  • リストフィルターを表示。リストの主要情報を表示します。「[リストを表示]ページ」を参照してください。このページにアクセスするには、[リスト管理]ページの[表示]をクリックする方法もあります。
  • リストを新規作成。新しいフィルター済みリストを作成します。「リストの作成と編集」を参照してください。
  • リスト管理。「リスト管理ページ」を参照してください。
  • 一括復元。削除されたレコードのリストを復元します。「レコードの削除/復元」を参照してください。

リスト管理オプションの利用

次の表に示すように、リスト管理オプションに移動する方法は、レコードタイプによって異なります。

レコードタイプ

手順

メインレコードタイプ(タブ上)

  1. ページの上部にあるレコードのタブをクリックします。
  2. [リスト]セクションで、リストをクリックします。
  3. [メニュー]ボタンをクリックし、必要なオプションを選択します。

次のようにして[新規リスト]ページにアクセスする方法もあります。

  1. ページの上部にあるレコードのタブをクリックします。
  2. [リスト]タイトルバーの[新規]ボタンをクリックします。

    注: コミュニケーションリストは特定の活動タイプのリストです。そのため、追加のコミュニケーションリストを作成するには、[活動リスト]ページを使用します。コミュニケーションリストは、社内でコールセンターを使用する場合のみ、利用可能です。

活動

  1. [カレンダー]タブをクリックします。
  2. [オープンタスク]セクションで、[リストを全表示]リンクをクリックします。
  3. [メニュー]ボタンをクリックし、必要なオプションを選択します。

警告

  1. [ホーム]タブをクリックします。
  2. [ホームページ(個人)]の[警告]セクションの下部にある[リストを全表示]リンクをクリックします。
  3. [メニュー]ボタンをクリックし、必要なオプションを選択します。

    注:警告がない場合、[リストを全表示]リンクは表示されません。

添付資料

コンテンツの管理 - 添付資料および詳細ページイメージの管理権限を含む役割が割り当てられている場合のみ、利用可能です。

  1. 任意のページで、最上部にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
  2. [コンテンツ管理]リンクをクリックします。
  3. [コンテンツ管理]ページで、[添付資料を管理]リンクをクリックします。
  4. [添付資料を管理]ページで、[リストを新規作成]ボタンをクリックします。

ユーザー

[ユーザーの管理]権限を含む役割が割り当てられている場合のみ、利用可能です。

  1. 任意のページで、最上部にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
  2. [ユーザー管理とアクセス制御]リンクをクリックします。
  3. [ユーザー管理]リンクをクリックします。
  4. [メニュー]ボタンをクリックし、必要なオプションを選択します。

製品カテゴリー

[コンテンツの管理]権限を含む役割が割り当てられている場合のみ、利用可能です。

  1. 任意のページで、最上部にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
  2. [コンテンツ管理]リンクをクリックします。
  3. [コンテンツ管理]ページで、[製品カテゴリー]リンクをクリックします。
  4. [メニュー]ボタンをクリックし、必要なオプションを選択します。

製品

[コンテンツの管理]権限を含む役割が割り当てられている場合のみ、利用可能です。

  1. 任意のページで、最上部にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
  2. [コンテンツ管理]リンクをクリックします。
  3. [コンテンツ管理]ページで、[製品]リンクをクリックします。
  4. [メニュー]ボタンをクリックし、必要なオプションを選択します。

標準のフィルター済みリスト

標準のフィルター済みリストの説明については、各レコードタイプの「レコードタイプホームページの使用」のトピックを参照してください。たとえば、次のトピックがあります。

リストを開くには

  1. 該当するレコードのタブをクリックします。

    注: 活動リストを表示するには、[カレンダー]タブをクリックしてから、[オープンタスク]セクションの[リストを全表示]をクリックします。活動リストの使用方法の詳細は「活動リストの使用」を参照してください。

  2. そのレコードのホームページのリストセクションから、作業対象となるリストを選択します。

関連トピック

関連する情報については、次のトピックを参照してください。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.