印刷      PDFバージョンのオンラインヘルプを開く


前のトピック

次のトピック

コールへの製品詳細情報のリンク

製品詳細情報は、次のいずれかの方法でコールにリンクできます。

  • 製品詳細情報を親コールに追加する方法
  • 出席者を親コールに追加し、次に各出席者レコードの製品詳細情報を追加する方法

    ミーティングに出席する個人ごとに製品詳細、提供サンプル、サンプルリクエスト、およびプロモーションアイテムの情報を追跡できるように、出席者を親取引先コールに追加します。

製品詳細情報を構造化製品メッセージ(SPM)情報に関連付ける方法については、「セールスコールでのコール目標、次のコール目標および結果と製品詳細の関連付け」を参照してください。

この手順では、製品詳細情報をコールレコードにリンクする方法について説明します。

[詳細化に使用可能な製品]情報セクションまたは[製品詳細]関連情報セクションを使用するように選択する場合の考慮事項

このトピックでは、[詳細化に使用可能な製品]情報セクションまたは[製品詳細]情報セクションを使用して製品の詳細情報をコールにリンクする際の考慮事項について説明します。

  • [詳細化に使用可能な製品]関連情報セクション

    [詳細化に使用可能な製品]には、セールス要員が顧客にディテーリングできる製品のリストが表示されます。このリストは、セールス要員の割当レコードに基づいています。管理者は、[詳細化に使用可能な製品]セクションをカスタマイズして、[領域]ピックリストの削除、製品領域レコードの追加、新規フィールドの追加、およびカスタマイズされたページレイアウトの使用を行うことができます。さらに、管理者は、Oracle CRM On Demandの他の関連情報セクションと同様に、独自のカスタムフィールドを含めることができます。リリース24以前のリリースでは、[優先順位]フィールドとともに[領域]ピックリストが必須フィールドでした。この要件は必要なくなりました。

    注意: 構造化製品メッセージをサポートするメッセージプランオブジェクトは[詳細化に使用可能な製品]にリンクできません。

  • [製品詳細]関連情報セクション

    コール目標、次のコール目標および結果をドキュメント化する必要がある場合は、[詳細化に使用可能な製品]ではなく、[製品詳細]関連情報セクションを使用します。

    [製品詳細]は、セールス要員がディテーリングセッションに含める製品を選択できる[詳細]タイプのすべての製品の選択メニューを表示するために使用されてきました。セールス要員に割り当てられている製品のみをセールス要員が表示できるようにする管理フィルターの役割を果たしています。[製品詳細]関連情報セクションには、管理者が必要に応じて新しいフィールドを追加できるため、完全なカスタマイズが可能です。管理者は[製品領域]レコードタイプを[製品詳細]に追加して、オプションの[領域]ピックリストを置き換えることができます。[製品詳細]では、構造化製品メッセージのレコードタイプと情報もサポートされています。

Oracle CRM On Demandのカスタマイズの詳細については、「アプリケーションカスタマイズ」を参照してください。

製品詳細、メッセージプラン項目、メッセージプラン関係およびメッセージ応答レコードの[製品]フィールドの同期について

メッセージプラン項目、メッセージプラン項目関係およびメッセージ応答関連情報レコード(関連PCDレコード)の[製品]フィールドは、親の製品詳細レコードの使用可能な製品に関連付けられる必要があります。ルックアップセレクタを使用して関連PCDレコードの製品を関連付けるときは、親の製品詳細レコードの使用可能な製品のみがリストされます。ただし、製品詳細レコードの[製品]フィールドを関連PCDレコードに関連付けた後に、ユーザーは製品詳細レコードの親製品を変更することが可能です。その結果、製品詳細レコードと同じ製品になるように強制され、すでに保存されている子の関連PCDレコードは非同期になります。このような理由から、製品を関連PCDレコードに関連付けた後に、製品詳細レコードの[製品]フィールドは更新しないでください。

活動レコードおよびコール製品詳細レコードをロックするためのプロセス管理ルールについて

管理者は、Oracle CRM On Demandのプロセス管理を使用して次のレコードロックルールを作成できます。

  • 活動レコードとその子レコードをロックするためのルール
  • コール製品詳細レコードとその子レコードをロックするためのルール

この場合、コール活動レコードを提出すると、Oracle CRM On Demandではコール製品詳細レコードの状態とコール活動レコードの状態が同期化されます。コール活動が[提出済み]とマークされると、Oracle CRM On Demandでは製品詳細レコードも[提出済み]とマークされます。状態が[提出済み]に設定された活動に対して、プロセス管理ロックルールを使用してその活動の子レコードをロックする場合は、コール製品詳細の状態が[提出済み]に設定されたときも、同様のプロセス管理ロックルールを使用することをお勧めします。Oracle CRM On Demand Life Sciences Editionでレコードロックルールを設定する方法の詳細は、『Configuration Guide for Oracle CRM On Demand Life Sciences Edition』を参照してください。

[製品詳細]関連情報セクションの操作についての重要な考慮事項

製品詳細機能特有の性質から、製品詳細に関連する操作は必ず[コール詳細]ページ内の[製品詳細]関連情報セクションから実行します。製品詳細の操作は次の場所から実行できます。

  • (推奨)[コール詳細]ページ内の[製品詳細]関連情報セクション(ここでは、新規作成、編集、インライン編集および削除の4つの操作がサポートされています)。4つすべての操作において、親活動レコードを含む統合イベントキュー(IEQ)XMLが生成されます。
  • (非推奨)[製品詳細]関連情報セクション内で[製品名]をクリックすることで表示される、製品詳細の詳細ページ(編集、インライン編集および削除の3つの操作がサポートされています)。3つすべての操作において、親活動レコードを含まないIEQ XMLが生成されます。製品詳細の詳細ページからこのような操作を実行した場合、これらの操作を使用して構成したワークフローアクション、または生成されたIEQ XMLに依存する他のアクションが、予期したとおりに動作しない可能性があります。

製品詳細情報をコールレコードにリンクするには

  1. [コール詳細]または[出席者詳細]ページで、[詳細化に使用可能な製品]または[製品詳細]セクションまでスクロールダウンして、次のいずれかを行います。

    注:使用するセクションがページに表示されない場合は、ページの右上隅にある[レイアウトを編集]リンクをクリックし、セクションをページレイアウトに追加します。このセクションをページレイアウトに追加できない場合は、企業の管理者に問い合わせてください。

    • [詳細化に使用可能な製品]セクションで、[領域]、[優先順位](オプション)、[問題](オプション)の各フィールドに必要な情報を入力します。

      プライマリ担当者に対してブロックされておらず、セールス要員に割り当てられており、現在の日付で有効な、カテゴリータイプが[製品詳細]の製品のみ、コールレコードにリンクされる使用可能な製品リストに表示されます。

      このフィールドの詳細は、このトピックの最後にある表を参照してください。

    • [製品詳細]セクションで、[新規]をクリックし、[製品詳細編集]ページで必要な情報を入力します。

      このフィールドの詳細は、このトピックの最後にある表を参照してください。

      注意: 企業の管理者が[営業員の割当による製品選択のフィルタリングを有効化]を設定した場合は、セールス要員に割り当てられた製品のみが[製品]セレクタに表示されます。詳細は、「セールス要員の割当レコードに基づくピックリストのフィルタリングの設定」を参照してください。

      注: スマートコールテンプレートから新しいコールレコードを作成するときに、[製品詳細]フィールドはその新しいレコードにコピーされます。

      [出席者詳細]ページにアクセスするには、[コール詳細]ページの[出席者]セクションに移動して、該当する出席者レコードを開きます。

  2. レコードを保存します。
  3. ステップ1から2を繰り返し、その他の製品詳細明細項目をコールレコードに追加します。
  4. 準備を整えた後、[提出]をクリックし、処理のためにコール詳細情報を提出します。

    詳細は、「在庫追跡のためのコール詳細情報の提出」を参照してください。

    フィールド

    説明

    主要製品詳細情報

    製品カテゴリー

    (表示のみ)企業の管理者が定義した製品カテゴリー。たとえば、次のいずれかです。

    • 提供サンプル
    • 提供プロモーションアイテム
    • 製品詳細

    製品

    (必須)客先に説明した製品(医療機器など)の名前。ルックアップセレクタを使用して、アイテムを選択します。製品の設定については、「自社製品の設定」および「製品のフィールド」を参照してください。

    コールレコードにリンクできるのは、次の条件を満たす[提供サンプル]、[提供プロモーションアイテム]、[製品詳細]または[サンプルリクエスト項目]カテゴリータイプの製品のみです。

    優先順位

    客先用のオプションフィールド。

    領域

    製品の対応条件。たとえば、[アレルギー]、[喘息]、[不整脈]、[心不全]などがあります。ドロップダウンリストを使用して、領域を選択します。

    リリース23より前のリリースでは、[領域]フィールドはデフォルトの必須フィールドでした。このリリースでは、このフィールドは必須フィールドではありません。ただし、リリース23で製品詳細カテゴリー用のページレイアウトをカスタマイズしている場合、それらのカスタマイズ版のレイアウトでは、[領域]ピックリストフィールドが引き続き必須フィールドとして存続することになります。このフィールドを[必須ではありません]に変更するには、企業の管理者が製品詳細用のカスタマイズ版レイアウトページで、フィールドの[必須]チェックボックスの選択を解除する必要があります。フィールド設定の詳細は、「フィールドの作成と編集」を参照してください。

    問題

    このフィールドは客先用のオプションフィールドです。たとえば、[障害]、[効力]、[コスト対総額]、[価格]などがあります。ドロップダウンリストを使用して、問題を選択します。

    注: 次のフィールドはデフォルトでは使用できません。ただし、企業の管理者は、これらを[製品詳細]ページレイアウトに追加できます。詳細は、「静的ページレイアウトのカスタマイズ」を参照してください。

    詳細製品

    この値は[製品]フィールドと同じ値に設定されます。ルックアップセレクタを使用してこの値を変更すると、[製品]フィールドも同じ値に変更されます。

    プライマリメッセージプラン項目

    詳細製品のプライマリメッセージとして指定されたメッセージプラン項目。

    プライマリメッセージプラン関係

    詳細製品のプライマリとして指定されたメッセージプラン項目関係レコード。

    プライマリメッセージ応答

    詳細製品のプライマリとして指定されたメッセージ応答。

    タイプ

    製品詳細カテゴリー。ピックリストを使用してタイプを選択します

    [タイプ]のデフォルト値は、[メッセージ応答]、[結果]、コール目標および次のコール目標です。ただし、企業の管理者は、必要に応じてタイプを追加することもできます。管理者がこのレコードタイプに動的ページレイアウトを設定している場合、タイプを選択することで、デフォルトページレイアウトとは別のページレイアウトを[製品詳細]レコードタイプに適用できます。たとえば、コール目標を選択すると、コール目標ページレイアウトが使用されます(管理者が設定している場合)。このレコードタイプに動的ページレイアウトを設定する方法の詳細は、「動的ページレイアウトの指定」および『Configuration Guide for Oracle CRM On Demand Life Sciences Edition』のページレイアウトに関するトピックを参照してください。

    製品領域

    症状/疾病とその症状/疾病を緩和する特定の製品/薬の組合せで、通常は製薬のセールス要員が医療関係者へのコール時に詳細を説明します。詳細は、「製品領域」を参照してください。

    詳細メモ

    製品詳細に関する追加情報。このフィールドには250文字まで入力できます。


公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.