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レコードの共有(チーム)一部のレコードタイプでは、ユーザーのチームでレコードを表示できるように、レコードを共有できます。次のレコードタイプをチームで共有できます。
取引先レコードの場合、取引先レコードにリンクされている担当者レコードや商談レコードも共有できます。 チームおよびレコード所有権モードについて企業の管理者がレコードタイプに対して設定したレコード所有権モードによっては、レコードに所有者が設定されない場合があります。かわりに、レコードにはプライマリカスタムブックが設定されるか、所有者もプライマリカスタムブックも設定されない場合があります。レコード所有権モードの詳細は、「データアクセス、レコード共有、およびレコード所有権について」を参照してください。レコード所有権モードは、ブックをサポートしているレコードタイプにのみ適用されます。 企業の管理者がレコードタイプのレコード所有権モードを変更した場合、以前に所有者が設定されていたレコードでは、レコード所有権モードの変更後はじめてレコードが更新されたときに、所有者がレコードから削除される場合があります。この場合、レコードの前の所有者を除いて、チームのメンバー全員がチームのメンバーとして残ります。この動作は、定義済みグループのメンバーであるチームメンバーの場合と同じです。つまり、レコードの前の所有者を除いて、グループのメンバー全員がチームのメンバーとして残ります。 ただし、[取引先]レコードタイプはこのルールに対する例外になります。取引先の前の所有者が定義済みグループのメンバーである場合は、そのグループのすべてのメンバーがチームから削除されます。定義済みグループのメンバー以外のチームメンバーは、他のレコードタイプの場合と同様に、チームのメンバーとして残ります。 注: 標準アプリケーションでは、ここで説明されているように、レコードの前の所有者はチームのメンバーとして保持されません。ただし、管理者がレコードタイプを構成して、レコードの前の所有者がレコードのチームのメンバーとして保持されるようにできます。チームのメンバーとして前の所有者を保持するためのレコードタイプの構成の詳細は、「共有レコードの前の所有権のカスタマイズ」を参照してください。 レコードを共有するには、最初に、選択したレコードのチームにユーザーを追加します。その次に、そのレコードのユーザーのアクセスプロファイルを指定します。 注: 活動の[詳細]ページの[ユーザー]関連情報セクションで、ユーザーを活動チームに追加します。活動チームにユーザーを追加した場合、活動レコードに対するユーザーのアクセスプロファイルは指定できません。ユーザーには、活動について[読み取り専用]アクセスプロファイルが自動的に指定されます。活動の[委任元]フィールドに名前が表示されているユーザーには、その活動について[完全]アクセスプロファイルが自動的に指定されます。レコードに対するユーザーのアクセスレベルは、アクセスプロファイルの設定方法によって異なります。ただし、[読み取り専用]アクセスプロファイルの設定方法に関係なく、活動所有者および活動の[委任元]フィールドに名前が表示されるユーザーのみがその活動からユーザーを削除できます。活動へのユーザーの追加方法は、「アポイントのスケジューリング」を参照してください。 レコードを共有するには
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公開日 2018 年 8 月 | Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices. |