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結果へのマークアップテキストの追加

[静的テキスト]ビューは、結果とともに表示されるマークアップテキストを追加または編集するために使用します。追加するマークアップテキストには、書式設定されたテキスト、ActiveXコントロール、JavaScript、サウンドバイト、アニメーション、専用ロゴなどを含めることができます。マークアップテキストには、使用しているブラウザがサポートしているものであれば何でも含めることができます。

ここでは、[静的テキスト]ビューを追加または修正する手順と、静的テキストの例をいくつか示します。例の中で目的のマークアップテキストに類似したものがあれば、その例をコピーし、必要に応じて調整してください。

静的テキストビューを追加または修正するには

  1. [結果]タブで、次のいずれかの操作を実行します。
    • 新しい静的テキストビューを追加するには、[新規ビュー]をクリックし、[静的テキスト]を選択します。
    • 既存の静的テキストビューを編集するには、静的テキストビューの[ビューを編集]ボタンをクリックします。

      [静的テキスト]ビューがワークスペースに表示されます。

  2. テキストボックスにマークアップテキストを入力します。

    テキストを太字、斜体、または下線付きでマークアップするには、該当するボタンをクリックして開始/終了HTMLタグを挿入し、タグの間にテキストを入力するか、テキストを選択してから書式設定ボタンをクリックします。

    注:改行を入れるには、[改行]ボタンを使用します。Enterキーを押しても改行されません。

    次の表では、いくつかの例について説明します。

    静的テキストビューの例

    説明と使用上の注意

    HTML テキスト

    HTML (または該当する書式設定されたテキスト)を、テキストボックスに貼り付けるか入力します。HTML タグボタンをクリックすることもできます。入力するテキストの書式に基づいて、テキストの書式を制御するためにマークアップタグを使用できます。次にマークアップタグの例を示します。

    • フォントのサイズと色を設定するには

      <FONT SIZE="4" COLOR="red">赤いテキスト</FONT>

    • タグを組み合わせて使用するには

      <B><FONT COLOR="red">太字の赤いテキスト</FONT></B>

    ActiveX オブジェクト

    ActiveXオブジェクトは独立型で、ブラウザによってサポートされている必要があります。オブジェクトを[HTMLテキスト]ウィンドウに貼り付けるか、入力します。開始タグ(<object...>)と終了タグ(</object>)を必ず含めます。

    JavaScript またはVBScript

    スクリプトは独立型で、ブラウザによってサポートされている必要があります。スクリプトをテキストボックスに貼り付けるか、入力します。開始タグ(<script>)と終了タグ(</script>)を必ず含めます。

    オーディオ

    オーディオクリップの保存場所を確認します。オーディオクリップを共有環境で使用している場合は、各ユーザーがアクセス可能なネットワークドライブにオーディオクリップが保存されている必要があります。

    オーディオを追加するには、次のように、HTMLタグ<EMBED>を使います。

    <EMBED SRC="audio" AUTOSTART="true" LOOP="true" HIDDEN="true"></EMBED>

    説明:

    • "audio"は、オーディオクリップの場所と名前です。

      たとえば、ハードドライブにあるオーディオクリップを追加するには、次のようにHTMLタグを指定します。

      <EMBED SRC="c:\mycomputer\MIDIfiles\wakeup.mid" AUTOSTART="true" LOOP="true" HIDDEN="true"></EMBED>

      たとえば、同じオーディオクリップをWebサーバーの共有部分から追加するには、次のようにHTMLタグを指定します。

      <EMBED SRC="http://ourwebserver.company.com/sounds/wakeup.mid" AUTOSTART="true" LOOP="true" HIDDEN="true"></EMBED>

    背景イメージ

    次の例では、JavaScriptを使用します。

    背景に使用するイメージの保存場所を確認します。共有環境で使用するイメージの場合、すべてのユーザーがアクセスできるネットワークドライブまたはWebサイトにイメージが保存されている必要があります。

    たとえば、イメージが共有のダッシュボードファイルフォルダに保存されている場合は、次のようにHTMLタグを指定します。

    <script language="javascript"> document.body.background = "http://ourwebserver.company.com/graphics/"NameOfGraphic";</script>

    説明:

    • NameOfGraphicは、bricks.gifまたはsand.jpgなど、使用するファイルの名前です。
  3. 静的テキストビューで使用するフォントに整形書式設定を適用するには、ビューのフォーマットボタンをクリックします。
  4. 以前に保存したビューからフォント書式設定をインポートするには、[別の分析から書式設定をインポート]ボタンをクリックして、保存済みビューに移動します。

    注: ステップ2(レイアウトの作成)のフォーマットが設定されたレポートからフォーマットをインポートできます。ステップ1(条件の定義)のフォーマットはインポートできません。

  5. 終了したら[OK]をクリックします。
  6. レポートを保存します。

公開日 2018 年 8 月 Copyright © 2005, 2018, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.