295 Oracle Multimedia ORDVideoタイプ

Oracle Multimedia ORDVideoオブジェクト・タイプは、ビデオ・データの格納および管理をサポートします。

ノート:

Oracle Databaseリリース18cでは、Oracle Multimedia ORDVideoの使用は推奨されていません。非推奨の機能は使用しないことをお薦めします。推奨されない機能は、下位互換性を維持する目的のみでサポートされています。

デジタル化されたビデオは、ビデオ・データ(デジタル化されたビット)とそのビデオ・データを記述して文字化する属性で構成されます。ビデオ・アプリケーションは、アプリケーション特有の情報(ビデオ・トレーニング・テープ、記録日、講師名、制作者名など)をビデオ・データの中に関連付ける場合があります。

ビデオ・データには、ビデオ・データのデジタル記録方法に応じて、異なるフォーマット、圧縮タイプ、フレーム・レート、フレーム・サイズ、フレーム解像度、再生時間、カラー数、ビット・レートを割り当てられます。Oracle Multimedia ORDVideoは、どのようなデータ・フォーマットのビデオ・データでも格納および取得できます。Oracle Multimedia ORDVideoは、一般的に普及する様々なビデオ・フォーマットのデータからメタデータを抽出できます。Oracle Multimedia ORDVideoはアプリケーション属性を抽出し、オブジェクトのcomments属性にXML形式で格納します。

Oracle Multimediaのコンテキストでのこのタイプの詳細は、『Oracle Multimediaリファレンス』ORDVideo.に関する項を参照してください