9.1 OracleCacheDependencyクラス

OracleCacheDependencyオブジェクトにより、ASP.NETアプリケーションは、Oracleデータベースに対して行われた変更に基づいて、キャッシュされた項目を無効にできます。

クラスの継承

System.Object

  System.Web.Caching.CacheDependency

    Oracle.Web.Caching.OracleCacheDependency

宣言

// C#
public sealed class OracleCacheDependency : CacheDependency

スレッド安全性

すべてのパブリック静的メソッドはスレッドセーフですが、インスタンス・メンバーがスレッドセーフであることは保証されません。

備考

このクラスは、Oracleデータベース内の変更に基づいて、ASP.NETアプリケーションによってキャッシュされたデータを無効にします。

この機能では、Oracle Databaseのデータベース変更通知機能を使用します。

ユーザーにはCHANGE NOTIFICATION権限が必要です。この権限は、次のSQL文で付与できます。

GRANT change notification TO username;

要件

ネームスペース: Oracle.Web.Caching

アセンブリ: Oracle.Web.dll

Oracle Providers for ASP.NETのバージョン: Oracle Providers for ASP.NET 2.0およびOracle Providers for ASP.NET 4