チェックの範囲の制御

この項のコマンドのリストを使用して、チェックの範囲を制御します。

構文

[-b] 
[-p] 
[-m] 
[-u –o pre] 
[-u –o post] 
[-clusternodes nodes] 
[-failedchecks previous_result]
[-nordbms]
[-dbnames db_names] 
[-dbnone] 
[-dball] 
[-localonly] 
[-cells cells]
[-ibswitches switches] 
[-profile profile] 
[-excludeprofile profile] 
[-check check_id] 
[-excludecheck check_id] 
[-skip_usr_def_checks]

パラメータ

表-2 チェックの範囲

コマンド 説明

-b

ベスト・プラクティス・チェックのみを実行します。

推奨パッチ・チェックは実行しません。

-p

パッチ・チェックのみを実行します。

-m

Maximum Availability Architecture (MAA) Score Cardのチェックを除外します。

-u –o pre

Oracle Clusterwareおよびデータベースのアップグレード前チェックを実行します。

-u –o post

Oracle Clusterwareおよびデータベースのアップグレード後チェックを実行します。

-clusternodes nodes

ノードのサブセット上でのみ実行する場合は、ノード名のカンマ区切りリストを指定します。

-failedchecks previous_result

失敗したpresious_resultからのチェックのみを実行します。

-nordbms

Oracle Databaseチェックが実行されていない環境でのみ、Oracle Grid Infrastructureチェックを実行します。

-dbnames db_names

データベースのサブセット上でのみ実行する場合は、データベース名のカンマ区切りリストを指定します。

-dbnone

データベースの選択を要求せず、すべてのデータベース・チェックをスキップします。

-dball

データベースの選択を要求せず、システムで検出されたすべてのデータベースに対するデータベース・チェックを実行します。

-localonly

ローカル・ノードでのみ実行します。

-cells cells

ストレージ・サーバーのサブセット上でのみチェックを実行する場合は、ストレージ・サーバー名のカンマ区切りリストを指定します。

-ibswitches switches

InfiniBandスイッチのサブセット上でのみチェックを実行する場合は、InfiniBandスイッチ名のカンマ区切りリストを指定します。

-profile profile

指定したプロファイルのチェックのみを実行する場合は、プロファイルのカンマ区切りリストを指定します。

-excludeprofile profile

指定したプロファイルのチェックを除外する場合は、プロファイルのカンマ区切りリストを指定します。

-check check_id

チェックIDのリストで指定されたチェックのみを実行する場合は、チェックIDのカンマ区切りリストを指定します。

-excludecheck check_id

チェックIDのリストで指定されたチェックを除外する場合は、チェックIDのカンマ区切りリストを指定します。

-skip_usr_def_checks

ユーザー定義のxmlファイルで指定されたチェックを実行しません。