5 Oracle Database用のネットワークの構成
複数のOracleホームがあるサーバー、複数の別名があるサーバー、または静的IPアドレスがないサーバー上にOracle Databaseをインストールする場合、次のネットワーク構成トピックを確認します。
静的なホスト名とIPアドレスおよび1つ以上のネットワーク・インタフェースがあるサーバー上にOracle Databaseをインストールする場合、特別なネットワーク構成は必要ありません。
- Oracle Databaseネットワーク構成オプションについて
データベース・クライアントが複数のIPアドレスに関連付けられたサーバーに接続できるようにすることが可能で、ネットワーク接続がないサーバー上にOracle Databaseをインストールし、インストール後にデータベース・サービスを設定できます。 - インストール中のグローバル・データベース名の割当てについて
データベース名入力フィールドを使用して、Oracle初期化パラメータDB_NAME、DB_UNIQUE_NAMEおよびDB_DOMAINの値を設定します。 - インストール後に完了したコンピュータのネットワーク構成
インストール後にクライアント・ネットワーク解決を構成できることを確認するために、非ネットワーク・コンピュータが自身に接続できることを確認する必要があります。非ネットワーク・コンピュータは、固定ネットワーク・アドレスを持たないコンピュータです(DHCPを使用するコンピュータなど)。 - マルチホーム・コンピュータのネットワーク構成
ORACLE_HOSTNAME
環境変数を設定して、マルチホーム・コンピュータにOracle Databaseをインストールする必要があります。マルチホーム・コンピュータは、複数のIPアドレスに関連付けられています。 - ORACLE_HOSTNAME環境変数の設定
この例に示すコマンドをOracleユーザー・アカウントとして実行して、ORACLE_HOSTNAME
環境変数を設定します。 - 複数の別名を持つコンピュータのネットワーク構成
ORACLE_HOSTNAME
環境変数を設定して、複数別名のコンピュータにOracle Databaseをインストールする必要があります。複数別名のコンピュータは、複数の別名の解決先となるコンピュータです。