UDPおよびTCPカーネル・パラメータの手動設定

修正スクリプトまたはCVUを使用してエフェメラル・ポートを設定しない場合は、TCP/IPエフェメラル・ポート範囲のパラメータを設定して、予想されるサーバーのワークロードに対して十分なエフェメラル・ポートを提供します。

次のようにして、エフェメラル・ポートの現在の範囲を確認します。

# /usr/bin/ndd /dev/tcp tcp_largest_anon_port

65535

この例では、tcp_largest_anon_portはデフォルト値に設定されています。

必要に応じて、ファイル/etc/rc.config.d/nddconfを編集し、エントリを追加してUDPおよびTCPエフェメラル・ポート値を更新します。次に例を示します。
TRANSPORT_NAME[0]=tcp
NDD_NAME[0]=tcp_largest_anon_port
NDD_VALUE[0]=65500
 
 
TRANSPORT_NAME[1]=udp
NDD_NAME[1]=udp_largest_anon_port
NDD_VALUE[1]=65500

エントリに正しい順番で番号が付いていることを確認してください。たとえば、nddconfにTCPおよびUDPポートの2つのエントリが存在する場合は、0から1 (TRANSPORT_NAME[0]=tcpおよびTRANSPORT_NAME[1]=udp)にナンバリングされます。