複数のOracleホームのサポートについて
Oracle Databaseは、複数のOracleホームをサポートします。このリリース以前のソフトウェアを、同じシステムの異なるOracleホーム・ディレクトリに複数回インストールできます。
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このリリース以前のソフトウェアを、同じシステムの異なるOracleホーム・ディレクトリに複数回インストールできます。ただし、Oracle Databaseのあるリリースの製品を別のリリースのOracleホーム・ディレクトリにはインストールできません。たとえば、既存のOracle 11gのOracleホーム・ディレクトリにOracle Database 18cのソフトウェアをインストールすることはできません
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所有するユーザーおよびバージョンの異なる複数のデータベースの共存。
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新しいOracle Databaseリリースは、以前のリリースのOracle Databaseとは異なる新しいOracleホームにインストールする必要があります。
1つのOracleホームに複数のリリースをインストールすることはできません。Optimal Flexible Architecture (OFA)のガイドラインに従って、リリースごとに異なるOracle DatabaseのOracleホームを作成することをお薦めします。
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本番環境では、Oracle Databaseサーバー・ソフトウェアのリリースは、最初の4桁全体(メジャー、メンテナンスおよびパッチ・リリース番号)がOracle Databaseディクショナリのリリースと同じである必要があります。
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より新しいOracle Databaseリリースは、より古いOracle Databaseリリースにアクセスできます。ただし、このアクセスは、アップグレード専用です。たとえば、Oracle Database 18cは、Oracle Database 11gリリース2 (11.2.0.4)データベースがアップグレード・モードで起動された場合、その11.2.0.4データベースにアクセスできます。
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Oracle Database Clientは、Oracle Databaseと同じリリース・レベルであれば、同じOracle Databaseホームにインストールできます。たとえば、Oracle Database Client 12.2.0.1を既存のOracle Database 12.2.0.1ホームにインストールすることはできますが、Oracle Database Client 12.2.0.1を既存のOracle Database 12.1.0.2ホームにインストールすることはできません。クライアントのインストール前にパッチ・セットを適用した場合は、再度パッチ・セットを適用する必要があります。
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構造化されたディレクトリおよびファイルの配置、一貫性のあるデータベース・ファイルのネーミングによるデータベース管理の簡略化。
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データベース管理者がOracleホーム・ディレクトリを追加、移動または削除する際にログイン・ホーム・ディレクトリに危険が及ばない。
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ソフトウェアのアップグレードを、本番データベースが配置されているOracleホームから分離したディレクトリのOracleホームでテストできます。