Linuxのcvuqdisk RPMのインストール

Oracle Preinstallation RPMを使用せず、クラスタ検証ユーティリティを使用する場合、cvuqdisk RPMをインストールする必要があります。

cvuqdiskがインストールされていない状態でクラスタ検証ユーティリティを実行すると、クラスタ検証ユーティリティは共有ディスクを検出できずに、「パッケージcvuqdiskがインストールされていません。」というメッセージを表示します。ご使用のハードウェア(x86_64など)に応じたcvuqdisk RPMを使用します。
  1. cvuqdisk RPM packageパッケージの場所を確認します。これはディレクトリGrid_home/cv/rpmにあります。Grid_homeはOracle Grid Infrastructureホームのディレクトリです。
  2. cvuqdiskパッケージをクラスタの各ノードにコピーします。各ノードで同じバージョンのLinuxが実行されていることを確認する必要があります。
  3. rootとしてログインします。
  4. 次のコマンドを使用して、cvuqdiskパッケージの既存バージョンがあるかどうかを確認します。
    # rpm -qi cvuqdisk

    既存のバージョンのcvuqdiskがある場合は、次のコマンドを入力して既存のバージョンを削除します。

    # rpm -e cvuqdisk
  5. cvuqdiskを所有するグループを指すように、環境変数CVUQDISK_GRPを設定します。通常は、oinstallです。次に例を示します。
    # CVUQDISK_GRP=oinstall; export CVUQDISK_GRP
  6. cvuqdisk RPMを保存したディレクトリで、コマンドrpm -iv packageを使用してcvuqdiskパッケージをインストールします。次に例を示します。
    # rpm -iv cvuqdisk-1.0.10-1.rpm