Oracle Solarisに対するシェル制限の構成
インストール・ソフトウェア所有者ユーザー・アカウントごとに、インストールのシェル制限を確認します。
注意:
この項に示すシェル制限値は、単なる最小値です。本番データベース・システムでは、これらの値を調整してシステムのパフォーマンスを最適化することをお薦めします。シェル制限の構成の詳細は、オペレーティング・システムのマニュアルを参照してください。ulimit設定により、プロセス・メモリー関連のリソース制限が決定されます。次のシェル制限が、示されている値に設定されていることを確認します。
表B-4 Oracle Solarisシェル制限の推奨範囲
| リソースのシェル制限 | 説明 | ソフト制限 | ハード制限 | 
|---|---|---|---|
| STACK | プロセスのスタック・セグメントのサイズ(KB) | 10240以上 | 32768以下 | 
| NOFILES | オープン・ファイル記述子 | 1024以上 | 65536以上 | 
| MAXUPRCまたはMAXPROC | 最大ユーザー・プロセス | 2047以上 | 16384以上 | 
これらのシェル制限に指定されている現在の値を表示するには、次のようにします。
ulimit -s
ulimit -n親トピック: インストール前のタスクの手動完了