A.1.1 サイレント・モードまたはレスポンス・ファイル・モードを使用する判断

インストーラをサイレント・モードまたはレスポンス・ファイル・モードで実行するいくつかの理由があります。

表A-1 サイレント・モードまたはレスポンス・ファイル・モードを使用する理由

モード 使用する理由

サイレント

次のインストールでは、サイレント・モードを使用します。

  • オペレーティング・システム・ユーティリティを使用してスケジュールを設定し、自動インストールを実行する

  • ユーザーの介入なしで、複数のシステムで同様のインストールを数回実行する

  • Oracle Universal Installer (OUI)のグラフィカル・ユーザー・インタフェースを表示できないシステムにソフトウェアをインストールする場合

OUIによって起動元の端末に進捗情報が表示されますが、インストーラ画面はまったく表示されません。

レスポンス・ファイル

レスポンス・ファイル・モードは、インストーラ・プロンプトの全部ではなく一部にデフォルトの応答を提供し、複数のシステムに同様のOracleソフトウェア・インストールを行う場合に使用します。

特定のOUI画面に必要な情報をレスポンス・ファイルに指定していないと、インストーラによってその画面が表示されます。必要な情報をすべて指定した画面はOUIにより表示されません。