71 ORA-00000からORA-00877

ORA-00000: 正常に完了しました。

原因: 正常に終了しました。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00001: 一意制約(string.string)に反しています

原因: UPDATEまたはINSERT文が重複するキーを挿入しようとしました。DBMS MACモードで構成されたTrusted Oracleでは、異なるレベルに重複するエントリが存在するとこのメッセージが表示される場合があります。

処置: 重複しないように値を変更するか、索引の一意性の制約を取り消してください。

ORA-00017: セッションがトレース・イベントを設定するよう要求しました。

原因: 別のセッションが現行のセッションにトレース・イベントを設定することを要求しました。

処置: これは内部的に使用されます。処置は必要ありません。

ORA-00018: 最大セッション数を超えました

原因: すべてのセッション・ステート・オブジェクトが使用中です。

処置: SESSIONS初期化パラメータの値を増やしてください。

ORA-00019: 最大セッション・ライセンス数を超えました

原因: すべてのライセンスが使用中です。

処置: LICENSE MAX SESSIONS初期化パラメータの値を増やしてください。

ORA-00020: 最大プロセス数(string)を超えました

原因: すべてのプロセス・ステート・オブジェクトが使用中です。

処置: PROCESSES初期化パラメータの値を増やしてください。

ORA-00021: 他のプロセスに連結されています。セッションは切替えできません

原因: ユーザー・セッションは現在他のユーザーによって使用されています。

処置: 他のプロセスにアタッチされているセッションには切り替えないでください。

ORA-00022: 無効なセッションIDです。アクセスは拒否されました

原因: 指定したセッションが存在しないか、またはコールを実行したユーザーがアクセス権限を持っていません。

処置: アクセス権を持っている(所有しているか、CHANGE_USER権限を持っている)有効なセッションIDを指定してください。

ORA-00023: セッションがプロセス・プライベート・メモリーを参照します。セッションを連結解除できません

原因: プロセス・プライベート・メモリーを参照する現行のセッションを切断しようとしました。

処置: オープン・ネットワーク接続をしているセッション、非常に大きいコンテキスト領域を持つセッション、オペレーティング・システム権限を持つセッションはプロセス・メモリー(PGA)を参照することがあります。切断するには、セッションのデータベース・リンクまたはカーソル、あるいはその両方をクローズする必要があります。オペレーティング・システム権限を持つセッションの切断は、常に無効となります。

ORA-00024: シングル・プロセス・モードで複数ログインは使用できません。

原因: シングル・プロセス・モードで起動しているORACLEに対して、異なるプロセスから複数回ログインしようとしました。

処置: 他のプロセスからログオフしてください。

ORA-00025: stringの割当てに失敗しました

原因: メモリー不足です。

処置: SGAヒープを大きくして再起動してください。

ORA-00026: セッションIDが欠落しているか、または無効です。

原因: 現行操作のセッションID文字列がないか無効です。

処置: 有効なセッションIDを指定して再試行してください。

ORA-00027: 現行のセッションを強制終了できません。

原因: ALTER SYSTEM KILL SESSIONを使用して、現行のセッションを強制終了しようとしました。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00028: セッションは強制終了されました。

原因: 権限のあるユーザーによってセッションが強制終了され、データベースにログオンできなくなりました。

処置: 作業を続行する場合は、再度ログインしてください。

ORA-00029: セッションはユーザー・セッションではありません

原因: 現在の操作で指定されたセッションIDは、ユーザー・セッションではありません(たとえば、再帰的なセッションなど)。

処置: ユーザー・セッションIDを指定して再試行してください。

ORA-00030: ユーザー・セッションIDがありません。

原因: ユーザー・セッションIDが存在しません。セッションがログアウトした可能性があります。

処置: 有効なセッションIDを使用してください。

ORA-00031: セッションは強制終了されます。

原因: ALTER SYSTEM KILL SESSIONコマンドで指定されたセッションに強制終了マークが設定されていますが、このセッションはネットワーク操作でロールバックされているか、ブロックされているため、すぐには強制終了できません。割込みできない現在の操作が終わり次第、強制終了されます。

処置: セッションを強制終了するために処置は必要ありませんが、このセッションでALTER SYSTEM KILL SESSIONコマンドをさらに実行すると、セッションがより早く強制終了されます。

ORA-00032: セッション移行パスワードが無効です。

原因: セッション作成コールに指定したセッション移行パスワードが無効です(長すぎます)。

処置: 有効な(29文字以下の)パスワードを使用して再試行してください。

ORA-00033: 現行のセッションには移行パスワードが入力されていません。

原因: 現行のセッションを切断しようとしたか、または複製しようとしましたが、移行パスワードが入力されていません。これは許可されていません。

処置: 移行パスワードを入力してセッションを作成してください。

ORA-00034: 現行のPL/SQLセッションではstringはできません。

原因: 'ALTER SESSION DISABLE COMMIT IN PROCEDURE'文によってCOMMITまたはROLLBACKを禁止されているセッションで、PL/SQLオブジェクト(プロシージャ、ファンクション、パッケージ)からCOMMITまたはROLLBACKを発行しようとしました。

処置: このセッションでPL/SQLからCOMMITおよびROLLBACKを使用可能にするか、現行のセッションでこれらが使用不可のときは、COMMITまたはROLLBACKを使用しないでください。

ORA-00035: LICENSE_MAX_USERSは現行のユーザー数より少なくできません。

ORA-00036: 再帰的SQLレベルの最大値(string)を超えました

原因: 指定した数を超えて再帰的SQLを作成しようとしました。

処置: 再帰的SQLを削除してください。再帰的トリガーがある場合は、それも削除してください。

ORA-00037: 異なるサーバー・グループに属するセッションには切り換えられません。

原因: 異なるサーバー・グループ間でセッションを切り換えようとしました。これは許可されていません。

処置: サーバーが、同じサーバー・グループに属するセッションに切り換えるようにしてください。

ORA-00038: セッションを作成できません: サーバー・グループは別のユーザーに所属しています。

原因: 別のユーザーが所有しているサーバー・グループで、移行不可なセッションを作成しようとしました。

処置: サーバー・グループは、移行不可モードでサーバー・グループのサーバーにログインする最初のユーザーによって所有されます。サーバー・グループを所有するユーザーが、後続のすべての移行不可モードのログインを行う必要があります。移行不可モードで別のユーザーにログインさせるには、サーバー・グループの所有権の変更が必要です。所有権を変更するには、すべての現行のセッションをログオフし、サーバー・グループのすべての既存サーバーから切断した後、新しいユーザーでログインしてください。

ORA-00039: 定期的なアクション実行中のエラー

原因: 定期的に呼び出されているアクションの実行中に、予期しないエラーが発生しました。

処置: 詳細情報については、エラー・スタックを確認してください。

ORA-00040: アクティブな時間制限を超えました - コールは異常終了しました

原因: Resource Manager SWITCH_TIME制限を超えました。

処置: 更新または問合せをより単純にしてください。またはデータベース管理者に詳細を問い合せてください。

ORA-00041: アクティブな時間制限を超えました - セッションが終了しました

原因: Resource Manager SWITCH_TIME制限を超えました。

処置: 更新または問合せをより単純にしてください。またはデータベース管理者に詳細を問い合せてください。

ORA-00042: サービス名stringが不明です

原因: 無効なアプリケーション・サービスを使用しようとしました。

処置: SERVICE$から有効なサービス名を使用するか、DBMS_SERVICEパッケージを使用して新しいサービスを追加してください。

ORA-00043: リモート操作が失敗しました

原因: インスタンス間操作の実行に失敗しました。

処置: ターゲット・インスタンスの状態を確認してください。操作は部分的に実行されている可能性があります。実行しようとした操作の結果を確認してください。

ORA-00044: statistics_levelがBASICではない場合、timed_statisticsはTRUEにしてください

原因: statistics_levelがBASICではないときに、timed_statisticsをFALSEに設定しようとしました。statistics_levelがTYPICALまたはALLに設定されている場合、有効な統計を収集するには、timed_statisticsがTRUEである必要があります。

処置: timed_statisticsをTRUEに設定するか、statistics_levelをBASICに設定してください。

ORA-00045: セッションは、再実行せずに終了しました。

原因: 権限のあるユーザーによってセッションが終了され、データベースにログオンできなくなりました。セッションはアプリケーション・コンティニュイティまたは透過的アプリケーション・フェイルオーバー(TAF)によって再実行されません。

処置: 作業を続行する場合は、再度ログインしてください。

ORA-00046: セッション・パラメータを変更できません

原因: ルート・コンテナまたは非統合データベース内のセッション・パラメータを変更しようとしました。

処置: セッション・パラメータはルート・コンテナおよび非統合データベース内で静的パラメータのように動作するため、変更できません。プラガブル・データベースからのみ変更可能です。

ORA-00047: セッション・パラメータをこの値に設定できません

原因: ルート・コンテナのセッション値よりも大きい値にセッション・パラメータを変更しようとしました。

処置: セッション・パラメータは、ルート・コンテナのセッション値以下の値にのみ設定できます。

ORA-00050: エンキューの取得中に、オペレーティング・システム・エラーが発生しました。

原因: Oracleエンキューに必要なオペレーティング・システム・リソースを取得できませんでした。通常、これはオペレーティング・システム・ユーザーの割当て制限が低すぎることが原因です。

処置: システムのマニュアルでオペレーティング・システム・エラーについて調べ、必要な処置を実行してください。

ORA-00051: リソースの待機中に、タイムアウトが発生しました。

原因: 通常は、インスタンスの停止が原因です。

処置: 停止してリカバリされていないインスタンスを調べて、そのインスタンスをリカバリしてください。

ORA-00052: 最大エンキュー・リソース数(string)を超えました

原因: エンキュー・リソースが不足しています。

処置: ENQUEUE_RESOURCES初期化パラメータの値を増やしてください。

ORA-00053: 最大エンキュー数を超えました

原因: エンキュー・ステート・オブジェクトが設定数を超えました。

処置: ENQUEUES初期化パラメータの値を増やしてください。

ORA-00054: リソース・ビジー。NOWAITが指定されているか、タイムアウトしました

原因: 要求したリソースはビジーです。

処置: 必要に応じて再試行するか、タイムアウトまでの値を増やします。

ORA-00055: 最大DMLロック数を超えました

原因: DMLロック・ステート・オブジェクトが設定数を超えました。

処置: DML_LOCKS初期化パラメータの値を増やし、ウォーム・スタートしてください。

ORA-00056: オブジェクトstring.stringに対してのDDLロックがすでに非互換モードで設定されています

原因: すでにロックされているDDLロックを取得しようとしました。

処置: これは、解析ロックを持つ表を削除するときに発生します。

ORA-00057: 一時表ロック数の最大値を超えました

原因: 一時表の数が一時表ロック数と同値または超えています。一時表は、大規模なソート時に作成されることが多くあります。

処置: TEMPORARY_TABLE_LOCKS初期化パラメータの値を増やし、ウォーム・スタートしてください。

ORA-00058: このデータベースをマウントするには、DB_BLOCK_SIZEをstringに設定する必要があります(stringではありません)。

原因: マウントされているデータベースのDB_BLOCK_SIZE初期化パラメータが違います。それは、データベースの作成に使用する値と一致しません。

処置: DB_BLOCK_SIZEパラメータの値を修正するか、値が一致するデータベースをマウントしてください。

ORA-00059: DB_FILESの最大数を超えました

原因: DB_FILES初期化パラメータの値を超えています。

処置: DB_FILESパラメータの値を増やし、ウォーム・スタートしてください。

ORA-00060: リソース待機の間にデッドロックが検出されました。

原因: リソース待機の間にトランザクションが相互にデッドロックしました。

処置: トレース・ファイルを参照して、関連するトランザクションとリソースを確認してください。必要に応じて再試行してください。

ORA-00061:別のインスタンスが異なったDML_LOCKSを設定しています。

原因: 起動した共有インスタンスがDML_LOCKSを使用し、実行中のインスタンスが使用していないか、またはこれの逆になっています。

処置: すべてのインスタンスのINIT.ORAファイルでDML_LOCKSパラメータが0(ゼロ)に指定されているか、またはすべて0(ゼロ)以外に指定されていることを確認してください。

ORA-00062: DML全表ロックが取得できません。DML_LOCKSが0に設定されています

原因: インスタンスがDML_LOCKS = 0で起動しましたが、実行される文には全表ロック(S、XまたはSSX)が必要です。

処置: 0(ゼロ)でないDML_LOCKSでインスタンスを再起動し、文を再実行してください。

ORA-00063: 最大ログ・ファイル数stringを超えました

原因: 指定されたログ・ファイルの数が、このリリースでサポートされるログ・ファイルの数を超えました。

処置: このリリースでサポートされる最大数を超えないようにログ・ファイルの最大数を指定して、制御ファイルを再作成してください。

ORA-00064: オブジェクトが大きすぎてこのO/S上に割当てできません(string,string,string)

原因: 初期化パラメータが、このオペレーティング・システム上で割当て可能な領域より大きい連続領域の割当てを必要とする値に設定されました。

処置: 初期化パラメータの値を減らしてください。

ORA-00065: FIXED_DATEの初期化に失敗しました

原因: FIXED_DATE文字列がyyyy-mm-dd:hh24:mi:ssの日付書式ではありません。

処置: 初期化パラメータが正しい日付書式で設定されていることを確認してください。

ORA-00066: SID 'string'は、無効な文字が含まれているか、長すぎます

原因: 指定したSIDに、SPFILE設定では使用できない無効な文字が含まれているか、指定したSIDが長すぎます。無効な文字には、,#"'=()と空白が含まれます。

処置: 特殊文字または空白が含まれないSIDを使用してください。SIDの最大長は、プラットフォーム固有のドキュメントを参照してください。

ORA-00067: 値string(パラメータstringに対する)が無効です。string以上に設定する必要があります。

原因: 初期化パラメータの値が無効です。

処置: メッセージに示されている値を指定してください。

ORA-00068: 値string(パラメータstringに対する)が無効です。stringからstringの間に設定する必要があります

原因: 初期化パラメータの値が無効です。

処置: メッセージに示されている値を指定してください。

ORA-00069: ロックを獲得できません -- stringに対して表ロックが使用不可になっています

原因: メッセージに示されている表をロックしようとして、コマンドを発行しました。表をロックできるコマンドの例として、LOCK TABLE、ALTER TABLE ... ADD (...)などがあります。

処置: ALTER TABLE ... ENABLE TABLE LOCKコマンドを使用して、コマンドを再試行してください。

ORA-00070: コマンドstringが無効です。

原因: 無効なデバッガ・コマンドが指定されました。

処置: HELPと入力して、使用可能なコマンドのリストを確認してください。

ORA-00071: プロセス番号は、1からstringの間に設定する必要があります。

原因: 無効なプロセス番号が指定されました。

処置: 有効なプロセス番号を指定してください。

ORA-00072: プロセス"string"がアクティブではありません。

原因: 無効なプロセスが指定されました。

処置: 有効なプロセスを指定してください。

ORA-00073: コマンドstringstringからstringの間の引数を取ります。

原因: 無効な引数番号が指定されました。

処置: 有効な引数番号を指定してください。HELPと入力して、コマンドとその構文のリストを確認してください。

ORA-00074: プロセスが指定されていません。

原因: デバッグ・プロセスが指定されていません。

処置: 有効なプロセスを指定してください。

ORA-00075: プロセス"string"がこのインスタンス内に見つかりません。

原因: 指定されたプロセスが現行のインスタンスに記録されませんでした。

処置: 有効なプロセスを指定してください。

ORA-00076: ダンプstringが見つかりません。

原因: 存在しないダンプを呼び出そうとしました。

処置: DUMPLISTと入力して、使用可能なダンプのリストを確認してください。

ORA-00077: ダンプstringが無効です。

原因: 無効なダンプを呼び出そうとしました。

処置: 別のダンプを指定してください。

ORA-00078: 名前で変数をダンプできません。

原因: 名前で変数をダンプしようとしましたが、この機能はシステムでサポートされていません。

処置: PEEKコマンドを実行してください。

ORA-00079: 変数stringが見つかりません。

原因: 存在しない変数をダンプしようとしました。

処置: 有効な変数名を使用してください。

ORA-00080: 無効なグローバル領域がレベルstringで指定されました。

原因: 無効なグローバル領域をダンプしようとしました。

処置: PGAにはレベル1、SGAにはレベル2、UGAにはレベル3を使用してください。<extra + level>を使用して、ポインタごとにグローバル領域のlevelおよびextraバイトをダンプしてください。extraは4の倍数である必要があります。

ORA-00081: アドレス範囲[string,string]が読取りできません。

原因: 無効なメモリー・アドレス範囲を読み込もうとしたか、書き込もうとしました。

処置: 別のアドレスまたは長さを指定してください。

ORA-00082: stringのメモリー・サイズが有効な[1], [2], [4]stringstringstringstringstringのセットではありません。

原因: POKEコマンドに無効な長さが指定されました。

処置: 有効な長さ(1、2、4、8のいずれか)を指定してください。

ORA-00083: 警告: 破損したSGAがマップされた可能性があります

原因: SGAが破損した可能性がありますが、SGAはマップされました。

処置: DUMPSGAコマンドを使用してSGAをダンプしてください。

ORA-00084: グローバル領域をPGA、SGAまたはUGAに設定する必要があります。

原因: 無効なグローバル領域をダンプしようとしました。

処置: PGA、SGAまたはUGAのいずれかを指定してください。

ORA-00085: 現行のコールが存在しません。

原因: 現行のコール・ヒープをダンプしようとしましたが、これは無効です。

処置: プロセスがコールを開始するまで待ってください。

ORA-00086: ユーザー・コールが存在しません。

原因: ユーザー・コール・ヒープをダンプしようとしましたが、これは無効です。

処置: プロセスがコールを開始するまで待ってください。

ORA-00087: このコマンドはリモート・インスタンスでは実行できません。

原因: クラスタ・データベース・コマンドがクラスタ・データベースORADEBUGでないコマンドで発行されました。

処置: クラスタ・データベース構文を使用せずにコマンドを発行してください。

ORA-00088: このコマンドは共有サーバーで実行できません

原因: デバッグ・コマンドが共有サーバーで発行されました。

処置: 専用サーバーを使用して、コマンドを再発行してください。

ORA-00089: ORADEBUGコマンドでのインスタンス番号が無効です。

原因: クラスタ・データベースORADEBUGコマンドで無効なインスタンス番号が指定されました。

処置: 有効なインスタンス番号を指定して、コマンドを再発行してください。

ORA-00090: クラスタ・データベースORADEBUGコマンドのメモリーの割当てに失敗しました

原因: クラスタ・データベースORADEBUGの実行に必要なメモリーを割当てできませんでした。

処置: シングル・インスタンスORADEBUGを使用して、各インスタンスに対してコマンドを発行してください。

ORA-00091: LARGE_POOL_SIZEは、string以上に設定する必要があります。

原因: LARGE_POOL_SIZEの値が最小サイズを下回っています。

処置: LARGE_POOL_SIZEの値を増やし、最小サイズより大きくしてください。

ORA-00092: LARGE_POOL_SIZEは、LARGE_POOL_MIN_ALLOCよりも大きくする必要があります

原因: LARGE_POOL_SIZEの値がLARGE_POOL_MIN_ALLOCの値を下回っています。

処置: LARGE_POOL_SIZEの値を増やし、LARGE_POOL_MIN_ALLOCの値より大きくしてください。

ORA-00093: stringは、stringからstringの間に設定する必要があります。

原因: パラメータ値が有効な範囲内ではありません。

処置: パラメータ値を変更して、指定された範囲内にしてください。

ORA-00094: stringは、整数値に設定する必要があります。

原因: パラメータ値が整数ではありません。

処置: パラメータ値を変更して、整数にしてください。

ORA-00096: 無効な値stringがパラメータstringに指定されています。値はstringの中から設定する必要があります

原因: 初期化パラメータの値が無効です。

処置: メッセージに示されている値を指定してください。

ORA-00097: Oracle SQL機能は、SQL92 stringレベルでは使用できません。

原因: OracleのSQL拡張機能が使用されています。

処置: 該当なし

ORA-00098: データベースを作成またはマウントするにはパラメータ・ファイルが必要です

原因: インスタンスがパラメータ・ファイルなしで起動しているときに、データベースの作成またはマウントが試行されました。

処置: パラメータ・ファイルを使用してインスタンスを再起動してください。

ORA-00099: 警告: stringインスタンスにパラメータ・ファイルが指定されていません

原因: パラメータ・ファイルが指定されませんでしたが、インスタンスはすべてのデフォルト値を使用して起動されました。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00100: データが見つかりません。

原因: アプリケーションが、不明またはアクセス不可能なデータを参照しました。

処置: このエラー条件をアプリケーション内で処理するか、アプリケーション・コードを適切に変更してください。注意: アプリケーションでANSIモードのSQLではなくOracleモードのSQLを使用している場合は、ORA-00100のかわりにORA-01403が生成されます。

ORA-00101: システム・パラメータDISPATCHERSの指定が無効です

原因: DISPATCHERSパラメータの構文が正しくありません。

処置: 正しい構文については、マニュアルを参照してください。

ORA-00102: ディスパッチャはネットワーク・プロトコルstringを使用できません。

原因: DISPATCHERSに指定されたネットワークには、ディスパッチャに必要な機能がありません。

処置: ディスパッチャでサポートされているネットワーク・プロトコルの詳細は、マニュアルを参照してください。

ORA-00103: ネットワーク・プロトコルが無効です。ディスパッチャが使用します

原因: SQL*NetのCONNECT文字列に指定されたネットワークは、ディスパッチャが使用します。

処置: 接続文字列に別のネットワーク・プロトコルを指定してください。

ORA-00104: デッドロック検出。共有サーバーはすべてブロックされ、リソース待機しています

原因: すべての使用可能な共有サーバーが、クライアントによってロックされたリソースを必要とする要求をサービスしています。クライアントは、共有サーバーのリソースを解放することはできません。

処置: システム・パラメータMAX_SHARED_SERVERSの制限を増やしてください。システムは、サーバーの数がMAX_SHARED_SERVERSで指定された値に達するまで自動的に新しいサーバーを起動して、デッドロックを中断させます。

ORA-00105: ディスパッチャ構成が多すぎます

原因: 指定されているディスパッチャ構成が多すぎます。これ以上追加できません。

処置: 可能な場合は、ディスパッチャ構成を統合してください。

ORA-00106: データベースはディスパッチャ接続時には起動または停止できません。

原因: ディスパッチャを介して共有サーバーに接続している間に、データベースを起動または停止しようとしました。

処置: ディスパッチャを介さずに、INTERNALユーザーで再接続してください。多くの場合、ネットワーク接続文字列を指定せずにINTERNALに接続すると、これを実行できます。

ORA-00107: Oracleリスナー・プロセスへの接続に失敗しました。

原因: 通常は、ORACLEリスナーが起動されていないと発生します。

処置: ORACLEリスナーが起動していない場合は、起動してください。または、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-00108: 非同期接続に対するディスパッチャのセットアップに失敗しました

原因: 通常、非同期処理をサポートしていないディスパッチャがネットワーク・プロトコルを使用すると発生します。

処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-00109: 属性stringの値が無効です: string

原因: 属性に指定された値が正しくありません。

処置: 適切な値については、ドキュメントを参照してください。

ORA-00110: 無効な値string(属性string)です。stringからstringの間で指定する必要があります

原因: 属性に指定された値が正しくありません。

処置: 許容範囲内の値を指定してください。

ORA-00111: 無効な属性string

原因: 指定した属性が認識されませんでした。

処置: ディスパッチャ属性の指定に使用する適切なキーワードについては、ドキュメントを参照してください。

ORA-00112: stringの値がNULLです

原因: 値を指定せずに属性を指定しました。

処置: NULL以外の値を指定してください。

ORA-00113: プロトコル名stringが長すぎます。

原因: DISPATCHERSシステム・パラメータで指定されたプロトコル名が長すぎます。

処置: DISPATCHERS値の有効なプロトコル名を使用してください。

ORA-00114: システム・パラメータSERVICE_NAMESの値が欠落しています

原因: SERVICE_NAMESシステム・パラメータまたはDB_NAMEパラメータに値が指定されていません。

処置: INIT.ORAファイルにSERVICE_NAMESまたはDB_NAMEの定義を追加します。SERVICE_NAMESを明示的に指定しないかぎり、デフォルトではSERVICE_NAMESはDB_NAMEの値となります。

ORA-00115: 接続が拒否されました。ディスパッチャ接続表が一杯です

原因: ディスパッチャがこれ以上接続をサポートしないために、ディスパッチャによって接続要求が拒否されました。

処置: 別のディスパッチャに接続するか、または専用サーバーを使用してください。

ORA-00116: SERVICE_NAMES名が長すぎます

原因: SERVICE_NAMESシステム・パラメータで指定されたサービス名が長すぎます。

処置: 短いサービス名をSERVICE_NAMES値に使用してください(255文字以下)。

ORA-00117: PROTOCOL、ADDRESSやDESCRIPTIONを指定する必要があります

原因: PROTOCOL、ADDRESSまたはDESCRIPTIONが指定されていません。

処置: ディスパッチャのリスニング・アドレスを指定するには、PROTOCOL、ADDRESSまたはDESCRIPTIONのいずれかの属性を使用してください。

ORA-00118: PROTOCOL、ADDRESSまたはDESCRIPTIONのうちのいずれか1つを指定できます

原因: PROTOCOL、ADDRESSまたはDESCRIPTIONが複数指定されました。

処置: ディスパッチャのリスニング・アドレスを指定するには、PROTOCOL、ADDRESSまたはDESCRIPTIONの属性のいずれか1つのみを使用してください。

ORA-00119: システム・パラメータstringの指定が無効です

原因: 指定したパラメータの構文が正しくありません。

処置: 正しい構文については、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。

ORA-00120: PDBの'shared_servers'の値が無効です

原因: 'shared_servers'をルート以外のプラガブル・データベース(PDB)でゼロ以外の値に設定できません。

処置: マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)設定では、共有サーバーをルートにのみ構成できます。ルート以外のPDBは、'shared_servers'を0に設定してPDBの共有サーバーを無効化できます。他の値は使用できません。PDB内で再有効化するには、'alter system reset shared_servers'を使用してください。

ORA-00122: ネットワーク構成を初期化できません。

原因: ORACLEはSQL*Netバージョン2を初期化できませんでした。

処置: 詳細情報については、エラー・スタックを確認してください。

ORA-00123: アイドル状態の共有サーバーが終了しています。

原因: 共通の待ち行列で待機中の、アイドル状態のサーバーの数が多すぎます。

処置: このエラーは内部的に使用されます。処置は必要ありません。

ORA-00125: 接続は拒否されました。PRESENTATIONが無効です。

原因: TNSアドレスDESCRIPTIONのCONNECT_DATAにあるPRESENTATIONが正しくないか、またはサポートされていません。

処置: TNSアドレスで指定されたPRESENTATIONを修正してください。

ORA-00126: 接続は拒否されました。DUPLICITYが無効です

原因: TNSアドレスDESCRIPTIONのCONNECT_DATAにあるDUPLICITYが正しくないか、またはサポートされていません。

処置: TNSアドレスで指定されたDUPLICITYを修正してください。

ORA-00127: ディスパッチャstringは存在しません。

原因: 現在、指定した名前のディスパッチャは実行されていません。

処置: 存在するディスパッチャ・プロセスをD###形式の名前で指定して、再試行してください。

ORA-00128: このコマンドにはディスパッチャ名が必要です。

原因: ALTER SYSTEM SHUTDOWNの構文が誤っています。

処置: 正しい構文は、ALTER SYSTEM SHUTDOWN [ IMMEDIATE ] 'dispatcher name'です。

ORA-00129: リスナー・アドレス'string'の検証に失敗しました

原因: リスナー・アドレスの妥当性チェック中にエラーが発生しました。

処置: エラーを解決するか、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-00130: リスナー・アドレス'string'が無効です

原因: リスナー・アドレスの指定が無効です。

処置: リスナー・アドレス(プロトコル、ポート、ホスト、キー、...)のすべてのフィールドが正しいかどうかを確認してください。

ORA-00131: ネットワーク・プロトコルは登録された'string'をサポートしません

原因: 指定したプロトコルは、非同期通知をサポートしていません。

処置: サポートされているネットワーク・プロトコルの詳細は、マニュアルを参照してください。

ORA-00132: 構文エラーまたは未解決のネットワーク名'string'

原因: リスナー・アドレスに構文エラーがあるか、解決できません。

処置: ネットワーク名が指定されている場合、TNSNAMES.ORAのエントリ、またはご使用のシステム用に構成された他のアドレス・リポジトリに対応しているかどうかを確認してください。エントリの構文が正しいことを確認してください。

ORA-00133: stringの値が長すぎます

原因: 属性に指定された値が長すぎます。

処置: 短い名前およびキーワードを使用するか、または不要な空白を削除してください。

ORA-00134: 無効なDISPATCHERSの指定#string

原因: n番目のDISPATCHERS指定に使用した構文が誤っています。

処置: 正しい構文については、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。

ORA-00135: 属性stringがありません

原因: 示された必須属性が指定されていません。

処置: 属性にNULL以外の値を指定してください。

ORA-00136: 無効なLISTENER_NETWORKS指定番号stringです

原因: n番目のLISTENER_NETWORKS指定の構文が無効です。

処置: 正しい構文については、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。

ORA-00137: NAME=stringのLISTENER_NETWORKSの指定が無効です

原因: 示されたNAMEを持つLISTENER_NETWORKS指定の構文が無効です。

処置: 正しい構文については、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。

ORA-00138: 属性stringに指定されたすべてのアドレスが無効です

原因: 属性の指定されたアドレスまたは別名がすべて無効です。

処置: 有効なアドレスまたは別名を1つ以上指定してください。

ORA-00139: 属性stringが重複しています

原因: 示された属性が2回以上指定されました。

処置: 属性は1回のみ指定してください。

ORA-00140: NAME=stringを使用したLISTENER_NETWORKS指定は許可されていません

原因: 内部ネットワーク名が指定されています。

処置: 別のネットワーク名を指定してください。

ORA-00141: パラメータstringに指定されたすべてのアドレスが無効です

原因: パラメータに対して指定されたアドレスまたは別名がすべて無効です。

処置: 有効なアドレスまたは別名を1つ以上指定してください。

ORA-00142: FORWARD_LISTENERとLOCAL_LISTENERが同じネットワーク上にあります。

原因: 同じネットワークに対してFORWARD_LISTENERがLOCAL_LISTENERとともに使用されています。

処置: 同じネットワーク内でFORWARD_LISTENERをLOCAL_LISTENERとともに使用しないでください。

ORA-00143: ローカル・ポートを登録しない場合、リモート・ポートの登録はサポートされていません。

原因: リモートのHTTP/HTTPSポートは、ローカルのHTTP/HTTPSポートなしでは登録できません。

処置: まず、ローカルのHTTP/HTTPSポートを登録してください。

ORA-00150: トランザクションIDが重複しています。

原因: 既存のトランザクションによってすでに使用されているIDで、新規のトランザクションを開始しようとしました。

処置: アプリケーションを確認してください。

ORA-00151: トランザクションIDが無効です。

原因: 指定されたトランザクションIDが、存在する有効なトランザクションに対応していません。

処置: アプリケーションを確認してください。

ORA-00152: 現行のセッションが要求されたセッションと一致しません。

原因: 現行のセッションが、upixado()コールに渡されたものと異なります。

処置: アプリケーションを確認してください。

ORA-00153: XAライブラリで内部エラーが発生しました。

原因: XAライブラリが、スレッド固有のポインタにアクセスできませんでした。

処置: カスタマ・サポートに連絡してください。

ORA-00154: トランザクション・モニターでプロトコル・エラーが発生しました。

原因: トランザクション・モニターはAX_REGコールに対しTMJOINを戻しましたが、トランザクションはローカルに中断されました。

処置: トランザクション・モニター・ベンダーの技術サポートに連絡してください。

ORA-00155: グローバル・トランザクション以外では作業を実行できません。

原因: アプリケーションが、グローバル・トランザクション以外であるときに、リリース7.3のOracleデータベースまたはOracle8データベースの作業を、ローカル・トランザクションが使用不可の状態で実行しようとしました。

処置: そのアプリケーションがリリース7.3のOracleデータベースに接続されているかどうかを確認してください。リソース・マネージャがリリース7.3のOracleデータベースの場合、AX_REGコールに対してトランザクション・モニターからNULL XIDを戻すことはできません。アプリケーションがOracle8データベースに接続している場合、xa_open文字列にnolocal=fを設定するか、または作業の前にグローバル・トランザクションを起動してください。

ORA-00160: グローバル・トランザクションの長さstringが不正です(最大許容の長さstring)

原因: サイズが大きすぎるか、0の外部グローバル・トランザクションIDが分散トランザクションで渡されました。

処置: この問題を外部トランザクションのコーディネータ・ベンダーに連絡してください。

ORA-00161: トランザクション・ブランチの長さstringが不正です(最大許容の長さstring)

原因: 長すぎるか、または長さが0(ゼロ)の外部トランザクション・ブランチIDが渡されました。

処置: この問題を外部トランザクションのコーディネータ・ベンダーに連絡してください。

ORA-00162: 外部DBIDの長さstringが最大長(string)を上回っています

原因: フィールド長が長すぎる外部データベース名が渡されました。

処置: この問題を外部トランザクションのコーディネータ・ベンダーに連絡してください。

ORA-00163: 内部データベース名の長さstringが最大長(string)を超えています

原因: フィールド長が長すぎる内部データベース名が渡されました。

処置: この問題を外部トランザクションのコーディネータ・ベンダーに連絡してください。

ORA-00164: 移行可能な分散トランザクション内で分散自律型トランザクションの処理はできません

原因: アプリケーションがすでに移行可能な分散トランザクション内にあるときに、分散自律型トランザクションを起動する要求が作成されました。

処置: 現在の分散トランザクションをロールバックするか、またはコミットしてください。

ORA-00165: リモート操作での移行可能な分散自律型トランザクションの処理はできません

原因: リモート操作により移行可能な分散自律型トランザクションを起動する要求が作成されました。

処置: 該当なし

ORA-00166: リモート/ローカルのネスト・レベルが深すぎます

原因: リモート表でのローカル関数の実行など、ローカル・サイトへの逆方向操作を要求したリモート表操作が多すぎます。

処置: 問合せを再配置するか、関数と表を同じ場所に配置してください。

ORA-00200: 制御ファイルを作成できませんでした。

原因: 制御ファイルを作成できませんでした。

処置: 十分なディスク領域があること、およびファイル名の重複がないことを確認して、制御ファイルを再作成してください。

ORA-00201: 制御ファイル・バージョンstringはORACLEバージョンstringと互換性がありません

原因: 制御ファイルが互換性のないソフトウェアによって作成されました。

処置: 互換性のあるソフトウェア・リリースで再起動するか、またはCREATE CONTROLFILEを使用して、このリリースと互換性のある新規の制御ファイルを作成してください。

ORA-00202: 制御ファイル: 'string'

原因: 他のエラー・メッセージに関連するファイル名です。

処置: 問題の説明については、関連するエラー・メッセージを参照してください。

ORA-00203: 無効な制御ファイルを使用しています。

原因: 制御ファイル内のマウントIDが、このデータベースをマウントするために最初のインスタンスで使用された制御ファイル内のマウントIDと同一ではありません。これらの制御ファイルは同一データベース用ですが、同一ファイルではありません。1つのインスタンスがバックアップ制御ファイルを使用している可能性があります。

処置: 正しい制御ファイルが指定されていることを確認してください。

ORA-00204: 制御ファイルの読取り(ブロックstring、#ブロックstring)でエラーが発生しました

原因: ディスクのI/O障害が、制御ファイルの読取り中に検出されました。

処置: ディスクがオンラインになっていることを確認してください。オンラインになっていない場合はオンラインにして、ウォーム・スタートを再試行してください。オンラインになっている場合は、ディスクをリカバリする必要があります。

ORA-00205: 制御ファイル識別エラー。詳細はアラート・ログをチェックしてください。

原因: システムは指定された名前およびサイズの制御ファイルを見つけることができません。

処置: すべての制御ファイルがオンラインになっていること、およびコールド・スタート時にシステムで作成された同じファイルであることを確認してください。

ORA-00206: 制御ファイルの書込み(ブロックstring、#ブロックstring)でエラーが発生しました

原因: ディスクのI/O障害が、制御ファイルの書込み中に検出されました。

処置: ディスクがオンラインになっていることを確認してください。オンラインになっていない場合はオンラインにして、ウォーム・スタートを再試行してください。オンラインになっている場合は、ディスクをリカバリする必要があります。

ORA-00207: 同一データベースに対する制御ファイルではありません。

原因: 制御ファイル内のデータベースIDが、このデータベースをマウントするために最初のインスタンスで使用されたデータベースIDと同一ではありません。一方のマウントで誤った制御ファイルを使用しているか、または2つのデータベースが同一の名前を持っている可能性があります。

処置: 制御ファイルを正しいデータベースに対して使用しており、旧バージョンのものでないことを確認してください。

ORA-00208: 制御ファイル名の数が制限stringを超えています

原因: Oracleでサポートされる制限を超える数の制御ファイルを使用しようとしました。

処置: Oracleを停止してください。初期化パラメータ・ファイル内のCONTROL_FILESパラメータで指定された制御ファイルの数を減らしてからOracleを再起動してください。使用していないファイルを削除してください。

ORA-00209: 制御ファイルのブロック・サイズの不一致です。詳細はアラート・ログをチェックしてください。

原因: 制御ファイル・ヘッダーのブロック・サイズが、DB_BLOCK_SIZEパラメータで指定されたサイズと一致しません。

処置: 詳細は、アラート・ログを調べてください。

ORA-00210: 指定された制御ファイルをオープンできません。

原因: 制御ファイルをオープンできません。

処置: 制御ファイルが存在し、それが別のプログラムによってロックされていないことを確認してください。

ORA-00211: 制御ファイルが前の制御ファイルと一致していません。

原因: 別のデータベースに属する制御ファイルが指定されました。

処置: 正しい制御ファイルを見つけてインストールしてください。

ORA-00212: ブロック・サイズstringが必要最小サイズstringバイト未満です。

原因: 指定されたブロック・サイズが小さすぎます。システム・オーバーヘッドの領域が必要です。

処置: より大きいブロック・サイズを指定して、操作を再試行してください。

ORA-00213: 制御ファイルを再利用できません; 古いファイル・サイズはstring,stringが必要です

原因: 制御ファイルを再利用するには、前に利用したものと同じファイル・サイズである必要があります。

処置: REUSEを指定しないか、CREATE DATABASE文またはCREATE CONTROLFILE文でMAXDATAFILES句、MAXLOGFILES句、MAXLOGMEMBERS句、MAXLOGHISTORY句およびMAXINSTANCES句の一致した組合せを指定してください。

ORA-00214: 制御ファイル'string'バージョンstringがファイル'string'バージョンstringと矛盾しています

原因: 使用した制御ファイル、データファイル/ログ・ファイル、およびREDOログ・ファイルのバージョンが一致しません。

処置: 一貫した制御ファイル、データファイル/ログ・ファイル、およびREDOログ・ファイルの組合せを使用してください。すべてのファイルが同じデータベースに対するもので、同時期のものである必要があります。

ORA-00215: 1つ以上の制御ファイルが必要です。

原因: 制御ファイルの指定がないか、指定された制御ファイルが存在しません。

処置: 有効な制御ファイルを1つ以上指定して、操作を再試行してください。

ORA-00216: 8.0.2の制御ファイルは、移行用にサイズ変更できません。

原因: リリース8.0.2で作成された制御ファイル内のレコードが欠けています。マウント時に制御ファイルのサイズを変更することで、これらのレコード型は自動的に追加されます。しかし、このサイズ変更に失敗しました。

処置: サイズ変更に失敗した原因を、アラート・ログで調べてください。アラート・ログに原因が示されている場合は、制御ファイルに領域を追加してください。それ以外の場合は、トレース・ファイルにダンプされたCREATE CONTROLFILEスクリプトを使用して新しい制御ファイルを作成してください。

ORA-00217: 制御ファイルを、新規レコード型用にサイズ変更できませんでした

原因: このリリースでサポートされる新しいレコード型が制御ファイルにありません。マウント時に制御ファイルのサイズを変更することで、これらのレコード型は自動的に追加されます。しかし、このサイズ変更に失敗しました。

処置: サイズ変更に失敗した原因を、アラート・ログで調べてください。アラート・ログに原因が示されている場合は、制御ファイルに領域を追加してください。それ以外の場合は、トレース・ファイルにダンプされたCREATE CONTROLFILEスクリプトを使用して新しい制御ファイルを作成してください。

ORA-00218: 制御ファイル'string'のブロック・サイズstringが、DB_BLOCK_SIZE(string)と一致しません

原因: 制御ファイル・ヘッダーに格納されたブロック・サイズが、初期化パラメータDB_BLOCK_SIZEの値と異なります。これは、DB_BLOCK_SIZEが誤って設定されたか、制御ファイルが破損してしまったか、または別のデータベースに属している可能性があります。

処置: 破損していない制御ファイルのコピーをリストアしてください。制御ファイルが破損していないことが判明している場合は、DB_BLOCK_SIZEを制御ファイル・ヘッダーのブロック・サイズと同じ値に設定してください。

ORA-00219: 必要な制御ファイル・サイズ(string論理ブロック)が、最大許容サイズ(string論理ブロック)を超えています

原因: CREATE DATABASEまたはCREATE CONTROLFILEが、最大許容値を超える制御ファイル・サイズ(ブロック単位)を必要とするパラメータの組合せを指定して実行されました。

処置: CREATE DATABASEまたはCREATE CONTROLFILEの場合、MAXDATAFILES句、MAXLOGFILES句、MAXLOGMEMBERS句、MAXLOGHISTORY句およびMAXINSTANCES句の別の組合せを使用してください。

ORA-00220: 制御ファイルが最初のインスタンスでマウントされていません。詳細はアラート・ログをチェックしてください

原因: 指定された制御ファイルは、マウントされている他の制御ファイルとは異なるマウントIDを持っています。これは、データベースをマウントした最初のインスタンスがこの制御ファイルを使用しないことを意味します。

処置: 正しい制御ファイルを見つけてインストールしてください。

ORA-00221: 制御ファイルへの書込みでエラーが発生しました。

原因: 1つ以上の制御ファイルへの書込み中にエラーが発生しました。

処置: 付随するメッセージを参照してください。

ORA-00222: 現在マウントされている制御ファイルの名前を再利用します

原因: ALTER DATABASE BACKUP CONTROLFILEコマンドまたはcfileSetSnapshotNameへのパラメータとして指定されたファイル名が、現在マウントされている制御ファイルの名前と一致しません。

処置: 別のファイル名で操作を再試行してください。

ORA-00223: 変換ファイルが無効またはバージョンが正しくありません。

原因: Oracle7からOracle8への変換ファイルが、無効なデータを含んでいるか、または別のバージョンの移行ユーティリティによって作成されました。このエラーは、ALTER DATABASE CONVERTコマンドの発行時に、誤ったORACLE_HOME環境変数を指定した場合にも発生します。

処置: 正しいバージョンの変換ファイルを使用するか、または移行ユーティリティで変換ファイルを再生成してください。移行ユーティリティが実行可能なOracle8 RDBMSと同じバージョンであることと、環境変数ORACLE_HOMEが正しく設定されていることを確認してください。

ORA-00224: 無効なレコード・タイプ(string)で制御ファイルのサイズを変更しようとしました

原因: RECORD_TYPEパラメータに無効な値を使用してcfileResizeSectionをコールすることによって、制御ファイルを拡張または縮小しようとしました。

処置: 0(ゼロ)型以外の有効なレコード型(有効範囲は1から16)を指定するRECORD_TYPEパラメータの値を使用してください。

ORA-00225: 制御ファイルの予定サイズstringが実際のサイズstringと異なります

原因: 制御ファイルのヘッダーに指定されている制御ファイルに必要なサイズと実際のオペレーティング・システム・ファイルのサイズが異なっています。通常、これは制御ファイルが破損していることを示しています。

処置: 破損していない制御ファイルのコピーをリストアしてください。

ORA-00226: 代替制御ファイル・オープン中は操作できません。

原因: 実行しようとした操作は、現在実行できません。このプロセスでは、固定表アクセス用に代替制御ファイルがオープンされています。

処置: cfileUseCurrentをコールした後、操作を再試行してください。

ORA-00227: 破損ブロックが制御ファイル内で検出されました: (ブロックstring、#ブロックstring)

原因: 制御ファイルの読込み中に、ブロック・ヘッダーの破損またはチェックサム・エラーが検出されました。

処置: CREATE CONTROLFILEまたはRECOVER DATABASE USING BACKUP CONTROLFILEコマンドを使用してください。

ORA-00228: 代替制御ファイル名の長さが最大値stringを超えています

原因: cfileSetSnapshotNameまたはcfileUseCopyのパラメータとしてファイル名が指定されましたが、このオペレーティング・システムのファイル名の最大長を超えています。

処置: ファイル名を短くして、操作を再試行してください。

ORA-00229: 処理不可: すでにスナップショット制御ファイル・エンキューを保持しています。

原因: 実行しようとした操作は、現在実行できません。このプロセスでスナップショット制御ファイル・エンキューを保持しています。

処置: cfileUseCurrentをコールしてスナップショット制御ファイル・エンキューを解放した後、操作を再試行してください。

ORA-00230: 処理不可: スナップショット制御ファイル・エンキューが使用できません。

原因: 実行しようとした操作は、現在実行できません。別のプロセスがスナップショット制御ファイル・エンキューを保持しています。

処置: スナップショット制御ファイル・エンキューを保持している同時操作が終了してから、操作を再試行してください。

ORA-00231: スナップショット制御ファイルの名前が指定されていません。

原因: cfileMakeAndUseSnapshotまたはcfileUseSnapshotの呼出し中に、前回指定されていたスナップショット制御ファイルのファイル名が指定されていないことがわかりました。

処置: cfileSetSnapshotNameをコールし、スナップショット制御ファイル名を指定してください。

ORA-00232: スナップショット制御ファイルが存在しないか、破損しているかまたは読取り不可です。

原因: cfileUseSnapshotの呼出し中に、スナップショット制御ファイルが存在しない、破損している、または読取り不可であることがわかりました。

処置: cfileMakeAndUseSnapshotを再コールまたは初回コールしてください。

ORA-00233: コピー制御ファイルが破損しているかまたは読取り不可です。

原因: cfileUseCopyの呼出し中に、指定のコピー制御ファイルが破損しているかまたは読取り不可であることがわかりました。

処置: ALTER DATABASE BACKUP CONTROLFILEコマンドを実行し、cfileUseCopyと同じファイル名を指定してから、cfileUseCopyを再試行してください。

ORA-00234: スナップショットまたはコピー制御ファイルの識別またはオープンでエラーが発生しました

原因: cfileUseSnapshot、cfileMakeAndUseSnapshotまたはcfileUseCopyの呼出しで、指定の名前のスナップショットまたはコピー制御ファイルが検出されないか、オープンできません。

処置: cfileMakeAndUseSnapshotまたはALTER DATABASE BACKUP CONTROLFILEを使用して、スナップショットまたはコピー制御ファイルをそれぞれ再作成してください。

ORA-00235: 制御ファイルは同時更新が原因で矛盾した状態にあり、この情報がロックなしで読み取られます

原因: 制御ファイルの更新アクティビティが同時に実行されたため、プロセスによって制御ファイルから矛盾した情報がロックなしで読み取られました。

処置: 操作を再試行してください。

ORA-00236: スナップショット処理不可: マウントされた制御ファイルはバックアップです。

原因: マウントされた現行の制御ファイルがバックアップ制御ファイルであるときに、cfileSetSnapshotName、cfileMakeAndUseSnapshotまたはcfileUseSnapshotを呼び出そうとしました。

処置: 現行の制御ファイルをマウントして、操作を再試行してください。

ORA-00237: スナップショット処理不可: 制御ファイルが新規に作成されました。

原因: CREATE CONTROLFILEで新規に作成された制御ファイルをマウントしているときに、cfileMakeAndUseSnapshotを呼び出そうとしました。

処置: 現行の制御ファイルをマウントして、操作を再試行してください。

ORA-00238: データベースの一部であるファイル名が再利用されます

原因: ALTER DATABASE BACKUP CONTROLFILEコマンドまたはcfileSetSnapshotNameのパラメータとして渡されたファイル名が、現行のデータベースの一部であるファイル名と一致します。

処置: 別のファイル名で操作を再試行してください。

ORA-00239: 制御ファイル・エンキューの待機中にタイムアウトしました: 'string'によりstring秒を超えて保持されています

原因: 指定したプロセスが待機した時間が制御ファイル・エンキューの最大許容時間に達しました。

処置: インシデント・トレース・ファイルに示されているブロック・インスタンスを再起動するか、ブロック・ノードを再起動してください。

ORA-00240: 制御ファイル・エンキューがstring秒を超えて保持されています

原因: 現在のプロセスが、最大許容時間内に制御ファイル・エンキューを解放しませんでした。

処置: 失敗したコマンドを再発行し、インシデントの情報をOracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-00241: 処理不可: 制御ファイルがデータ・ディクショナリに対してチェックされていません

原因: CREATE CONTROLFILEを使用して制御ファイルが最近作成されたか、不完全なリカバリが実行されたか、または以前のいくつかの操作で制御ファイルをデータ・ディクショナリに対して再チェックする必要があります。

処置: チェックが行われるようにデータベースまたはプラガブル・データベースをシャットダウンして再起動し、操作を再試行してください。

ORA-00242: 制御ファイル内のファイル名の最大許容レコード数を使い果しました

原因: ファイル名の最大許容レコード数が割り当てられていて使用中のため、制御ファイルに新しいファイル名レコード・エントリを作成できませんでした。

処置: 不要な表領域/データファイル/REDOファイルを削除することによって、制御ファイルのファイル名セクションのエントリを解放してください。

ORA-00243: stringレコードによる制御ファイルのファイル名セクションの拡張に失敗しました

原因: 制御ファイルのファイル名セクションの拡張に失敗しました。詳細は、アラート・ログを参照してください。

処置: 制御ファイルを拡張するためのディスク領域を増やした後、操作を再試行してください。

ORA-00244: 制御ファイルの同時バックアップ操作が進行中です

原因: 制御ファイル・バックアップ操作が同時進行中だったため、制御ファイルのバックアップを作成できませんでした..

処置: 後でバックアップの作成を再試行してください..

ORA-00245: 制御ファイルのバックアップが失敗しました。Oracle RACでは、ターゲットが共有記憶域にない可能性があります

原因: バックアップ作成時にいくつかのプロセスがエラーを通知したため、制御ファイルのバックアップを作成できませんでした..これは、ローカル・ファイルシステムにあるバックアップ・ターゲット(つまり、RMANスナップショット制御ファイル)で発生している可能性があり、他のインスタンスによってアクセスできません。これは、バックアップ・ターゲットへの他のI/Oエラーが原因である可能性もあります。制御ファイルの読込み/書込みトランザクションを開始するインスタンスのプロセスはすべて、バックアップ作成時に、バックアップ制御ファイルにアクセスする必要があります。

処置: RMANスナップショット制御ファイルが共有記憶域にあるかどうかを確認してください。また、詳細は、すべてのインスタンスのアラート・ファイルを確認してください。

ORA-00246: 制御ファイルのバックアップが失敗しました; バックアップ・ターゲットのアクセスでエラーが発生しました

原因: バックアップ・ターゲットへのアクセス時に、いくつかのプロセスがI/Oエラーを通知したため、制御ファイルのバックアップを作成しようとして失敗しました。

処置: 詳細は、アラート・ファイルおよびトレース・ファイルを確認してください。

ORA-00250: アーカイバが起動していません。

原因: 自動アーカイブを停止しようとしましたが、アーカイバ・プロセスは実行されていません。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-00251: LOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTは文字列stringと同じ宛先にできません。

原因: LOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTパラメータで指定された宛先が、ALTER SYSTEM ARCHIVE LOG START TOコマンドで指定された宛先と同じです。

処置: パラメータLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTに別の宛先を指定するか、ALTER SYSTEMコマンドで別の宛先を指定してください。

ORA-00252: ログstring(スレッドstring)は空です。アーカイブできません

原因: アーカイブする前に、ログをREDO生成に使用する必要があります。指定されたログは、データベースに認識された時点から使用されていません。ただし、ログ・スイッチでログが空になっている間にインスタンスが消滅した可能性があります。

処置: 空のログをアーカイブする必要はありません。REDOログ・ファイルをアーカイブしないでください。

ORA-00253: 文字制限stringが、アーカイブ先文字列stringの分だけ超えています

原因: ALTER SYSTEM ARCHIVE LOG START TOコマンドで指定された宛先が長すぎます。

処置: エラー・メッセージに指定されている制限より短い文字列を使用して、ALTER SYSTEMコマンドを再試行してください。

ORA-00254: アーカイブ制御文字列'string'でエラーが発生しました

原因: 指定されたアーカイブ・ログ位置は、アーカイブ・コマンドにおいてもLOG_ARCHIVE_DEST初期化パラメータにおいても有効ではありません。

処置: 使用されたアーカイブ文字列を確認し、有効なオンライン・デバイスを参照していることを確認してください。

ORA-00255: ログstring(スレッドstring、順序番号string)のアーカイブでエラーが発生しました

原因: アーカイブ中にエラーが発生しました。

処置: 付随するエラー・メッセージ・スタックを調べて、さらに詳しい情報を得てください。オンライン・ログが破損している場合は、UNARCHIVEDオプションを使用してログを消去してください。ログ作成後までのバックアップによるリカバリは使用不可になりますが、データベースでREDOが生成できます。

ORA-00256: アーカイブ先文字列stringを変換できません。

原因: ALTER SYSTEM ARCHIVE LOG START TOコマンドで指定された宛先が変換できません。

処置: 付随するエラー・メッセージ・スタックを調べて、さらに詳しい情報を得てください。別の文字列を使用して、ALTER SYSTEMコマンドを再試行してください。

ORA-00257: アーカイブ・エラーです。解除されるまでAS SYSDBAにのみ接続してください。

原因: ARCHプロセスがREDOログをアーカイブしようとして、エラーを受け取りました。問題がすぐに解決されない場合、データベースはトランザクションの実行を停止します。ほとんどの場合は、アーカイブ先のデバイスでREDOログ・ファイルを格納する領域が不足していることが原因で、このメッセージが生成されます。別の考えられる原因として、MANDATORYとしてマークされている宛先で障害が発生しています。

処置: 詳細なエラー情報は、アラート・ログおよびトレース・ファイルを確認してください。

ORA-00258: NOARCHIVELOGモードの手動アーカイブではログ指定が必要です。

原因: データベースがNOARCHIVELOGモードです。手動でログをアーカイブするコマンドで、順序番号、グループ番号またはファイル名によって、ログを明示的に指定しませんでした。

処置: ファイル名、グループ番号、またはスレッドと順序番号でログを指定してください。

ORA-00259: ログstring(オープン・インスタンスstring、スレッドstring)は現在のログです。アーカイブできません

原因: オープン・スレッドの現在のログをアーカイブしようとしました。ログ・ファイルはREDOエントリの生成に使用されるため、この操作は実行できません。

処置: スレッドがオープンされているインスタンスで、強制的にログ・スイッチしてください。インスタンスがオープンしていない場合、インスタンス・リカバリがスレッドをリカバリできるように、データベースをオープンします。

ORA-00260: オンライン・ログ順序string(スレッドstring)が見つかりません

原因: アーカイブ・コマンドに指定されたログ順序番号に一致するオンライン・ログがスレッドにありません。このログが他の順序番号で再使用されたか、このログが消去されたか、順序番号が現時点のログ順序番号より大きいか、またはいずれのログもスレッドに存在しない可能性があります。

処置: ARCHIVE文を調べて、有効なログ順序番号を指定してください。有効なログ順列番号を指定してください。

ORA-00261: ログstring(スレッドstring)は現在アーカイブ中または修正中です。

原因: 他のプロセスによってログは現在アーカイブされているか、または管理コマンドがログを修正中です。ログを修正する操作には、消去、メンバーの追加、メンバーの削除、メンバーの名前の変更およびログの削除があります。

処置: 現在の操作の終了を待って、再試行してください。

ORA-00262: 現行のログstring(クローズしているスレッドstring)は切替えできません。

原因: ログは、クローズしているスレッドの現行のログであるため、消去や手動でのアーカイブができません。また、ログを切り替えることができないため、別のログが現行となります。スレッドのその他すべてのログは、アーカイブまたは消去する必要があり、再利用することはできません。

処置: 同じスレッドの中の別のログを最初にアーカイブするか、または他のすべてのログを消去してください。切替えができない原因については、付随するエラーを調べてください。

ORA-00263: スレッドstringでアーカイブを必要とするログがありません。

原因: このスレッドにあるアーカイブされていないログを手動でアーカイブしようとしましたが、アーカイブが必要なログがありません。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-00264: リカバリは必要ありません。

原因: どのような種類のリカバリも必要ないファイルに対して、メディア・リカバリを試行しました。

処置: 選択したファイルに対してメディア・リカバリを試行しないでください。ファイル名が適切に指定されていることを確認してください。適切でない場合は、適切なファイル名を指定してコマンドを再試行してください。

ORA-00265: インスタンス・リカバリが必要ですが、ARCHIVELOGモードに設定できません。

原因: データベースがクラッシュしたか、またはABORTオプションによって停止されました。現行のデータファイルをリカバリするにはオンライン・ログが不十分な可能性があるため、メディア・リカバリを使用できません。

処置: データベースをオープンしてから、NORMALまたはIMMEDIATEを指定してSHUTDOWNコマンドを入力してください。

ORA-00266: アーカイブ・ログ・ファイルの名前が必要です。

原因: メディア・リカバリ中にアーカイブREDOログ・ファイルの名前を入力するように要求されましたが、入力しませんでした。

処置: 正しいログ・ファイルをマウントして、要求された時点でその名前を入力してください。

ORA-00267: アーカイブ・ログ・ファイルの名前は必要ありません。

原因: メディア・リカバリ中にアーカイブREDOログ・ファイルの名前を入力しましたが、名前は要求されませんでした。

処置: 新しいログ・ファイルの名前を入力せずにメディア・リカバリを続行してください。

ORA-00268: 指定したログ・ファイルは存在しません'string'

原因: 指定したREDOログ・ファイルは存在しません。

処置: ファイル名の綴りと大文字/小文字の区別を確認してからコマンドを再試行してください。

ORA-00269: 指定したログ・ファイルはスレッドstringの一部で、stringではありません。

原因: 指定したREDOログ・ファイルは、指定されたスレッドの一部ではありません。

処置: 適切なスレッドからREDOログ・ファイルを使用していない場合、REDOログ・ファイルのスレッドがコマンドライン上のスレッドと一致していることを確認してください。一致していない場合は、適切なスレッドからREDOログ・ファイルを使用してください。エラーを修正してから、コマンドを再試行してください。

ORA-00270: アーカイブ・ログstringの作成中にエラーが発生しました。

原因: アーカイブ先のファイルを作成またはオープンしているときにエラーが発生しました。

処置: アーカイブ先が有効であり、アーカイブ先のデバイス上に十分な領域があることを確認してください。

ORA-00271: アーカイブの必要なログは存在しません。

原因: アーカイブされていないREDOログ・ファイルを手動でアーカイブしようとしましたが、アーカイブの必要なファイルは存在しません。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-00272: アーカイブ・ログstringの書込みでエラーが発生しました。

原因: REDOログ・ファイルのアーカイブ中にI/Oエラーが発生しました。

処置: 出力デバイスが使用可能な状態にあることを確認し、発生したデバイス・エラーを修正してください。また、アーカイブのための十分な領域が出力デバイス上で使用可能であることを確認してください。

ORA-00273: ダイレクト・ロード・データのメディアのリカバリは記録されていません。

原因: メディア・リカバリ・セッションで、ダイレクト・ローダーによってロードされ、REDO情報を記録していない表が見つかりました。この表の中のブロックのいくつかまたはすべてが、破損としてマークされました。

処置: 表を削除するか切り捨てて、破損しているブロックを再使用できるようにしてください。ファイルの最新のバックアップが使用できる場合、このファイルをリカバリしてエラーを解決してください。

ORA-00274: リカバリ・オプションstringが無効です。

原因: 無効なオプションがリカバリ・コマンドに対して指定されました。

処置: 構文を修正して、コマンドを再試行してください。

ORA-00275: メディアのリカバリがすでに開始されています。

原因: 同一のセッションで2回目のメディア・リカバリを開始しようとしました。

処置: 最初のメディア・リカバリ・セッションを完了するか、または取り消してください。または、メディア・リカバリを実行するために別のセッションを開始してください。

ORA-00276: CHANGEキーワードに変更数が指定されていません。

原因: コマンドラインにCHANGEキーワードが指定されましたが、変更数が指定されていません。

処置: CHANGEキーワードの後に有効な変更数を指定して、コマンドを再試行してください。

ORA-00277: UNTILリカバリ・フラグstringに対するオプションが無効です。

原因: UNTILキーワードで使用できるのは、CANCEL、CHANGE、CONSISTENTおよびTIMEのみです。

処置: 構文を修正してください。

ORA-00278: ログ・ファイル'string'はこのリカバリでは必要なくなりました

原因: 指定されたREDOログ・ファイルは、このリカバリでは必要なくなりました。

処置: 処置は必要ありません。アーカイブREDOログ・ファイルを必要に応じて現行の位置から削除すると、ディスク領域を節約できます。ただし、将来、別のリカバリ・セッションにこのREDOログ・ファイルが必要になることもあります。

ORA-00279: 変更string(stringで生成)にはスレッドstringが必要です

原因: リカバリを続行するには、要求されたログが必要です。

処置: 要求されたログにALTER DATABASE RECOVER LOGFILE <file_name>を指定するか、ALTER DATABASE RECOVER CANCELでリカバリを取り消してください。

ORA-00280: 変更string(スレッドstring)は順序番号stringに存在します。

原因: このメッセージは、他のメッセージで要求される変更番号を持つREDOログ・ファイルを検索する際に役立ちます。

処置: このメッセージで示された情報を使用して、他のエラーのために必要なアーカイブREDOログ・ファイルを指定してください。

ORA-00281: メディア・リカバリにディスパッチャは使用できません。

原因: ディスパッチャ・プロセスを使用してメディア・リカバリを実行しようとしました。メモリー要件によって、メディア・リカバリを実行するときにディスパッチャ・プロセス接続は使用できません。

処置: 専用サーバー・プロセスを介してインスタンスを接続し、メディア・リカバリを実行してください。

ORA-00282: UPIstringコールはサポートされません。ALTER DATABASE RECOVERを使用してください。

原因: 指定されたユーザー・プログラム・インタフェース(UPI)コールは、現在サポートされていません。

処置: すべてのリカバリ処理には、ALTER DATABASE RECOVERコマンドを使用してください。

ORA-00283: エラーによってリカバリ・セッションは取り消されました。

原因: リカバリ中に発生したエラーは、現行のリカバリ・セッションを終了させる致命的なエラーと判断されました。

処置: このメッセージに付随して、詳細なメッセージが表示されます。適切な処置については、それらのメッセージを調べてください。

ORA-00284: リカバリ・セッションは続行中です。

原因: リカバリ中に発生したエラーは、現行のリカバリ・セッションを続行できる致命的ではないエラーと判断されました。

処置: このメッセージに付随して、詳細なメッセージが表示されます。適切な処置については、それらのメッセージを調べてください。

ORA-00285: TIMEは文字列制約として指定されていません。

原因: 時間の文字列制約として、TIMEが指定されていません。

処置: 一重引用符(')で囲んで時間を入力してください。

ORA-00286: メンバーが使用不可か、または有効なデータを持つメンバーが存在しません

原因: 使用可能なREDOログ・ファイル・グループのメンバーが存在しないか、または使用可能なメンバーに完全なデータが含まれていません。

処置: メンバーが一時的にオフラインになっている場合は、使用できるようにしてください。特にREDOログ・ファイルにリモート・アクセスしている場合は、正しいファイル名を使用していることを確認してください。

ORA-00287: 指定された変更番号stringはスレッドstringにはありません。

原因: 指定された変更番号は、指定されたスレッドに対するオンラインREDOログに存在しません。

処置: 文を調べて、有効な変更番号を指定してください。アーカイブ・ログに対しては、NEXTオプションを使用してください。

ORA-00288: リカバリを続行するにはALTER DATABASE RECOVER CONTINUEを入力してください。

原因: メディア・リカバリにおいて、新しいログは必要ではありませんが、チェックポイントを行ってエラーをレポートするには、CONTINUEコマンドが必要です。

処置: ALTER DATABASE RECOVER CONTINUEを入力して、リカバリを再開してください。

ORA-00289: 提案:string

原因: 初期化パラメータLOG_ARCHIVE_DESTおよびLOG_ARCHIVE_FORMATによって、必要とされる次のREDOログ・ファイル名をこのメッセージは示しています。このメッセージでは、必要とされるREDOログ・ファイルがアーカイブされた時点で、LOG_ARCHIVE_DESTおよびLOG_ARCHIVE_FORMATが同一であると想定しています。

処置: 次のリカバリに必要とされるログ・ファイルには、このファイル名を使用するようにしてください。

ORA-00290: オペレーティング・システムのアーカイブ・エラーが発生しました。次のエラーを参照してください

原因: REDOログ・ファイルにアーカイブしようとしているときに、サーバーで予期しないオペレーティング・システム・エラーが発生しました。

処置: メッセージに示されているオペレーティング・システム・エラーを修正してから、再試行してください。オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルも参照してください。

ORA-00291: PARALLELオプションには数値が必要です。

原因: リカバリ・コマンドが誤って指定されました。PARALLELオプションには、並列度を指定する数値引数を続ける必要があります。

処置: 望ましい並列度を指定する数値引数を使用して、コマンドを再入力してください。

ORA-00292: パラレル・リカバリ機能がインストールされていません。

原因: パラレル・リカバリが要求されましたが、パラレル・リカバリ・オプションがインストールされていません。

処置: RECOVERコマンドからPARALLEL句を削除してください。また、初期化ファイルのRECOVERY_PARALLELISMパラメータも削除してください。

ORA-00293: 制御ファイルがREDOログと同期していません。

原因: インスタンスの起動時に現行以外の制御ファイルが指定されたため、REDOログ・ファイルと制御ファイルが同期しません。

処置: 現行の制御ファイルを使用してRECOVERコマンドを再試行するか、またはUSING BACKUP CONTROLFILE句を付けてRECOVERコマンドを再試行してください。

ORA-00294: アーカイブ・ログ・フォーマットの指定子'string'が無効です。

原因: LOG_ARCHIVE_FORMAT初期化パラメータに、無効なフォーマット指定子が検出されました。%記号の後に指定できる文字は、s、S、tおよびTのみです。

処置: 初期化パラメータ・ファイルを修正してから、インスタンスを再起動してください。

ORA-00295: データファイル/一時ファイルの番号stringが無効です。1からstringの間に設定する必要があります。

原因: 無効なファイル番号が指定されました。

処置: 正しいデータファイル番号または一時ファイル番号を指定して、操作を再試行してください。

ORA-00296: RECOVER DATAFILE LISTで指定できる最大ファイル数(string)を超えています

原因: RECOVER DATAFILE LISTコマンドによって、DB_FILES初期化パラメータで許可された数より多くのデータファイルが指定されました。このエラーはRecovery Managerでリカバリを行う際に発生し、ユーザーのRECOVERコマンドを満たすためにRecovery Managerがリカバリする必要がある数より少ないデータファイルを指定しているDB_FILESパラメータで、インスタンスを起動しています。

処置: DB_FILESの値を大きくして、インスタンスを再起動してください。

ORA-00297: RECOVER DATAFILE STARTの前にRECOVER DATAFILE LISTの指定が必要です。

原因: RECOVER DATAFILE STARTコマンドは発行されましたが、RECOVER DATAFILE LISTコマンドは発行されていませんでした。Recovery Managerでは常に、RECOVER DATAFILE LISTを発行してからRECOVER DATAFILE STARTを発行する必要があるため、このエラーはRecovery Managerでリカバリを行う場合のみ発生し、Recovery Managerでの内部エラーです。

処置: カスタマ・サポートに連絡してください。

ORA-00298: 属性値が不明または無効です

原因: TIMEOUT、EXPIRE、DELAYおよびNEXTキーワード属性の後には、0(ゼロ)でない整数値を指定する必要があります。

処置: 構文を修正して、コマンドを再試行してください。

ORA-00299: データファイルstringにファイルレベルのメディア・リカバリを使用する必要があります。

原因: 制御ファイルには、このファイルのエントリが含まれていないため、ブロック・メディア・リカバリは実行できません。

処置: データファイルをリストアし、ファイルレベルのメディア・リカバリを実行してください。

ORA-00300: REDOログ・ブロック・サイズstringの指定が無効です - 制限値stringを超えています

原因: オペレーティング・システムの最大ブロック・サイズより大きいブロック・サイズのREDOログを指定しました。

処置: REDOログのブロック・サイズを小さくして、操作を再試行してください。

ORA-00301: ログ・ファイル'string'の追加でのエラー - ファイルを作成することができません

原因: ログ・ファイルの作成に失敗しました。

処置: 次を確認してください: 1)デバイスに十分な記憶域がある 2)ファイルの名前が有効である 3)デバイスがオンラインである 4) IOエラーが発生した また、コマンドラインでREUSEが指定され、不適切なサイズのファイルが存在している可能性があります。REUSEを指定しないか、適切なサイズのファイルを使用してください。

ORA-00302: ログの制限数stringを超えました

原因: REDOログ・ファイルの最大数を超えました。

処置: 互換性が10.2.0より小さい場合は、MAXLOGFILESの指定値を大きくしてCREATE CONTROLFILEコマンドを使用してください。それ以外の場合は、制御ファイルの記憶域の割当てを増やしてください。

ORA-00303: パラレルREDOは処理できません

原因: パラレルREDOを含むREDOログが削除されました。現行のリリースのOracleでは、このフォーマットのREDOログを処理できません。

処置: このログを処理するために、パラレルREDOをサポートしている新しいリリースを使用してください。

ORA-00304: リクエストしたINSTANCE_NUMBERは使用中です。

原因: すでに使用中の初期化パラメータINSTANCE_NUMBERの値を使用してインスタンスを起動しようとしました。

処置: 次のいずれかの処置を行ってください。a)別のINSTANCE_NUMBERを指定する。b)この番号で実行中のインスタンスを停止する。c)この番号で実行中のインスタンスで、インスタンス・リカバリが終了するまで待機する。

ORA-00305: ログstring(スレッドstring)が矛盾しています。別のデータベースに属しています。

原因: REDOログ・ファイル中のデータベースIDが、制御ファイル内のデータベースIDと一致しません。このREDOログ・ファイルは、現行のデータベースのものではありません。

処置: 正しいREDOログ・ファイルを指定して、操作を再試行してください。

ORA-00306: このデータベースのインスタンス数が制限数stringを超えました。

原因: このインスタンスを起動すると、このデータベースに許可されたインスタンスの最大数を超えてしまいます。このメッセージは、STARTUP共有および複数インスタンスでのみ表示されます。

処置: 起動するインスタンス数は、インスタンス数に関するポート固有の制限、またはデータベース作成時に指定したインスタンス数のいずれか小さい方の値までに設定してください。

ORA-00307: リクエストしたINSTANCE_NUMBERが有効範囲外です(最大値string)

原因: 初期化パラメータINSTANCE_NUMBERに有効範囲外の数値が指定されました。

処置: INSTANCE_NUMBERを有効な範囲に変更し、インスタンスを再起動してください。最小値は1で、最大値は、オペレーティング・システム固有の最大値、またはCREATE DATABASE文で指定したMAXINSTANCESオプションのいずれか小さい方です。オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルも参照してください。

ORA-00308: アーカイブ・ログ'string'をオープンできません。

原因: アーカイブREDOログ・ファイルにシステムがアクセスできません。

処置: オフライン・ログが存在すること、ストレージデバイスがオンラインになっていること、およびアーカイブ・ファイルの位置を確認してください。その後、リカバリを続行するか、リカバリ・セッションを再起動してください。

ORA-00309: ログが無効なデータベースに属しています。

原因: ログが別のデータベースに属しているため、システムがアーカイブREDOログにアクセスできません。

処置: 正しいREDOログ・ファイルを指定して、操作を再試行してください。

ORA-00310: アーカイブ・ログは順序番号stringを含んでいますが、順序番号stringが必要です。

原因: アーカイブ・ログの順序番号に誤りがあります。アーカイブ・ログが破損したか、リカバリ時に異なるREDOログ・ファイル名が指定された可能性があります。

処置: 正しいREDOログ・ファイルを指定して、操作を再試行してください。

ORA-00311: アーカイブ・ログのヘッダーを読み込むことができません。

原因: アーカイブREDOログ・ファイルのログ・ファイル・ヘッダーを読み込もうとしたときに、I/Oエラーが発生しました。

処置: このメッセージに付随して、別のメッセージが表示されます。適切な処置については、関連するエラー・メッセージを参照してください。

ORA-00312: オンライン・ログstring スレッドstring: 'string'

原因: このメッセージは、別のメッセージの詳細のためのファイル名をレポートします。

処置: このメッセージに付随して、別のメッセージが表示されます。適切な処置については、関連するエラー・メッセージを参照してください。

ORA-00313: ログ・グループstring(スレッドstring)のメンバーをオープンできません。

原因: オンライン・ログをオープンできません。ファイルが見つからない可能性があります。

処置: 付随するエラーを確認して、ログを使用可能にしてください。

ORA-00314: ログstring(スレッドstring)順序番号stringstringと一致しません。

原因: オンライン・ログが破損しているか、または古いバージョンのファイルです。

処置: 正しいバージョンのログをインストールするか、ログをリセットしてください。

ORA-00315: ログstring(スレッドstring)でヘッダーに無効なスレッド番号stringがあります。

原因: オンライン・ログが破損しているか、または古いバージョンのファイルです。

処置: 正しいバージョンのログをインストールするか、ログをリセットしてください。

ORA-00316: ログstring(スレッドstring)のヘッダー型stringはログ・ファイルではありません

原因: オンライン・ログが破損しているか、または古いバージョンのファイルです。

処置: 正しいバージョンのログをインストールするか、ログをリセットしてください。

ORA-00317: ヘッダーのファイル型stringはログ・ファイルではありません

原因: これはアーカイブ・ログ・ファイルではありません。

処置: 正しいファイルを見つけて、再試行してください。

ORA-00318: ログstring(スレッドstring)のファイル・サイズstringstringと一致しません。

原因: ヘッダーの読込み時に制御ファイルに示されたファイル・サイズが、ログ・ファイル内の制御ファイルのファイル・サイズと一致しません。

処置: 正しいファイルをリストアするか、またはログをリセットしてください。

ORA-00319: ログstring(スレッドstring)が不適切なログ・リセット状態です

原因: データベースのオープン時にログ・ファイル・ヘッダーがチェックされたとき、オンライン・ログが制御ファイルのものとは異なるログ・リセット・データを持っていると判断されました。ログが誤ってリストアされたバックアップである可能性があります。

処置: 正しいファイルをリストアするか、またはログをリセットしてください。

ORA-00320: ログstring(スレッドstring)からファイル・ヘッダーを読み込めません

原因: ファイルが使用可能ではありません。

処置: ログ・ファイルをリストアしてください。

ORA-00321: ログstring(スレッドstring)のログ・ファイル・ヘッダーを更新できません

原因: ファイルに書き込めません。

処置: ファイルへのアクセス権限を正しく設定してください。

ORA-00322: ログstring(スレッドstring)は現行のコピーではありません。

原因: データベースのオープン時にログ・ファイル・ヘッダーがチェックされたとき、オンライン・ログは誤ってリストアされたバックアップであると判断されました。

処置: 正しいファイルをリストアするか、またはログをリセットしてください。

ORA-00323: 現在のログ(スレッドstring)は使用不可で他のログはすべてアーカイブが必要です

原因: REDO生成を別のオンライン・ログに切り替える必要がありますが、他のすべてのログはアーカイブしてからでなければ使用できません。このため、スレッドをオープンしようとして失敗しました。

処置: スレッドのログをアーカイブして、オープンを再試行してください。

ORA-00324: ログ・ファイル'string'の変換された名前'string'が長すぎます。string文字は制限string文字を超えています

原因: ログ・ファイルの変換名が長すぎます。

処置: より短い変換名の未変換名を指定してください。

ORA-00325: アーカイブ・ログ(スレッドstring)でヘッダー内のスレッド番号stringが無効です。

原因: アーカイブ・ログが破損しているか、別のスレッド番号です。REDOに合ったログを使用できません。

処置: 正しいアーカイブ・ログを見つけてください。

ORA-00326: ログは変更stringで開始します。さらに前の変更stringが必要です

原因: リカバリのために用意されたアーカイブ・ログは、必要となるログの後に生成されたものです。REDOに合ったログは、まだ使用できません。

処置: 正しいアーカイブ・ログを見つけてください。

ORA-00327: ログstring(スレッドstring)の物理サイズstringstringより小さい必要があります

原因: ログ・ファイルのサイズが小さくなっています。これは、オペレータの誤りか、オペレーティング・システム・エラーが原因です。

処置: バックアップからログ・ファイルをリストアしてください。バックアップが使用できない場合、このログを削除し、再作成してください。データベースが正常に停止された場合、処置は必要ありません。正常に停止されなかった場合、不完全リカバリが必要な場合があります。

ORA-00328: アーカイブ・ログは変更stringで終了します。さらに新しい変更stringが必要です

原因: リカバリに指定されたアーカイブ・ログは、必要なログの前に生成されたものです。REDOに合ったログを使用できません。

処置: 正しいアーカイブ・ログを見つけてください。

ORA-00329: アーカイブ・ログは変更stringで開始します。変更stringが必要です。

原因: アーカイブ・ログが正しいログではありません。さらに前のログが必要です。

処置: 正しいログ・ファイルをリストアしてください。

ORA-00330: アーカイブ・ログは変更stringで終了します。変更stringが必要です。

原因: アーカイブ・ログが正しいログではありません。さらに新しいログが必要です。

処置: 正しいログ・ファイルをリストアしてください。

ORA-00331: ログのバージョンstringにはOracleのバージョンstringとの互換性がありません。

原因: ログがOracleのバージョンと互換性のないバージョンで書かれています。

処置: 互換性のあるソフトウェアでデータベースをリカバリしてから、正常に停止させ、現在のソフトウェアで再起動してください。

ORA-00332: アーカイブ・ログが小さすぎます - 完全にアーカイブされていない可能性があります

原因: 割り当てられた領域より小さいログです。アーカイバでの書込み中は、停止処理が原因の可能性があります。

処置: このログの完全バージョンを入手して、リカバリに使用してください。オンライン・バージョンまたは正常にアーカイブされたコピーのいずれかにあります。

ORA-00333: REDOログの読取りでエラーが発生しました(ブロックstring、件数string)。

原因: 付随するエラーに示されているログを読込み中に、I/Oエラーが発生しました。

処置: ファイルへのアクセス権限を修正するか、またはファイルの別のコピーを入手してください。

ORA-00334: アーカイブ・ログ: 'string'

原因: 他のエラーの詳細のためのファイル名をレポートします。

処置: 関連するエラー・メッセージを参照してください。

ORA-00335: オンライン・ログstring: この番号のログはありません。ログは存在しません。

原因: 他のエラーの詳細のためのファイル名をレポートします。

処置: 関連するエラー・メッセージを参照してください。

ORA-00336: ログ・ファイルのサイズstringが最小値stringより小さくなっています

原因: データベース作成で指定したログ・ファイルのサイズが小さすぎます。

処置: ログ・ファイルのサイズを増やしてください。

ORA-00337: ログ・ファイル'string'が存在せず、サイズが指定されていません

原因: 追加しようとしたログは存在せず、ファイル作成のためのサイズも指定されていません。

処置: ログ・ファイルにサイズを指定してください。

ORA-00338: ログstring(スレッドstring)は制御ファイルより新しいものです

原因: ログ・ファイル内の制御ファイル変更順序番号が、制御ファイル内の番号より大きくなっています。これは、誤った制御ファイルが使用されたことを示しています。このエラーが繰り返されると、実際の問題を修正しなくてもエラーが発生しなくなることに注意してください。データベースをオープンしようとするたびに、制御ファイル変更順序番号は十分な大きさになるまで更新されます。

処置: 現行の制御ファイルを使用するか、BACKUP CONTROLFILE RECOVERYを実行して制御ファイルを現行にしてください。BACKUP CONTROLFILE RECOVERYの実行に関するすべての制限事項に従ってください。

ORA-00339: アーカイブ・ログにREDO情報が含まれていません。

原因: アーカイブ・ログが正しいログではありません。これは、REDO生成に使用されていないログ・ファイルのコピーであるか、現行のログになるよう準備されているオンライン・ログでした。

処置: 正しいログ・ファイルをリストアしてください。

ORA-00340: オンライン・ログstring(スレッドstring)処理中にI/Oエラーが発生しました。

原因: このオンライン・ログでI/Oエラーが発生しました。

処置: ファイルへのアクセス権限を正しく設定するか、またはバックアップからファイルをリストアしてください。

ORA-00341: ログstring(スレッドstring)でヘッダーに無効なログ番号stringがあります。

原因: オンライン・ログ・ファイル内の内部情報が制御ファイルと一致しません。

処置: 正しいファイルをリストアするか、またはログをリセットしてください。

ORA-00342: アーカイブ・ログに予期したリセットログSCN stringがありません

原因: 現行のインカネーションに属していないログ、または親インカネーションの1つであるログをリカバリに使用しました。正しいREDOを含む別のログ・ファイルが必要です。

処置: 正しいログ・ファイルを指定してください。

ORA-00344: オンライン・ログ'string'を再作成できません

原因: ALTER DATABASE OPEN RESETLOGSまたはALTER DATABASE CLEAR LOGFILEコマンドの一部としてオンラインを再作成しようとしたときに、I/O障害が発生しました。

処置: 付随するエラーに示されるファイルまたはデバイスを修正してください。

ORA-00345: REDOログの書込みでエラーが発生しました(ブロックstring、件数string)。

原因: ログの書込み中にI/Oエラーが発生しました。

処置: エラーの原因を修正し、システムを再起動してください。ログが失われている場合は、メディア・リカバリまたは不完全リカバリを使用してください。

ORA-00346: ログ・メンバーはSTALEとしてマークされたか、クローズしました

原因: ログ・ファイル・メンバーが完全ではありません。

処置: この問題とともに表示される別のエラー・メッセージを参照して、根本的な問題を修正してください。

ORA-00347: ログstring(スレッドstring)でブロック・サイズstringstringが一致しません。

原因: ヘッダーの読込み時に制御ファイルに示されたブロック・サイズが、ログ・ファイル中のブロック・サイズと一致しません。

処置: 正しいファイルをリストアするか、またはログをリセットしてください。

ORA-00348: 単一プロセスREDOで障害が発生しました。インスタンスを中断してください。

原因: 単一プロセス操作中に、ログ・コードの致命的部分で障害が発生しました。このエラーは、正常な複数プロセス操作では発生しません。

処置: データベースを停止してウォーム・スタートしてください。

ORA-00349: 'string'のブロック・サイズの取得に失敗しました

原因: オペレーティング・システムは、このファイルのブロック・サイズを判断できません。

処置: 付随するエラー・メッセージを調べて、デバイスを修正するか、別のファイル名を指定してください。

ORA-00350: ログstring(インスタンスstring、スレッドstring)はアーカイブする必要があります

原因: ログがアーカイブされていないにもかかわらず、メディア・リカバリが使用可能であるため、コマンドは実行できません。

処置: ログをアーカイブするか、またはメディア・リカバリを使用不可にしてください。コマンドがUNARCHIVEDオプションをサポートする場合は、それを使用できます。ただし、これは、バックアップを使用不可にし、いくつかのオフライン・ファイルを強制的に削除する可能性があります。

ORA-00351: リカバリ時間が無効です

原因: RECOVER UNTIL文に指定する時間は、1998年1月2日以降である必要があります。

処置: 1998年1月2日以降の時間を指定してください。

ORA-00352: すべてのログ(スレッドstring)をアーカイブする必要があります。有効化できません

原因: アーカイブが必要なログでスレッドを使用可能にしようとし、メディア・リカバリが使用可能になっています。スレッドに対して新しい現行のログを作成できるログが存在しません。

処置: スレッドのログをアーカイブするか、またはメディア・リカバリを使用不可にしてください。

ORA-00353: ブロックstring(変更string、時間string)付近のログが破損しています

原因: REDOログの破損が何種類か見つかりました。このエラーでは、破損している位置が指摘されています。付随するエラーには、破損の種類が説明されます。

処置: 正しいバージョンのログでリカバリを実行するか、指摘された変更または時間までの不完全リカバリを実行してください。

ORA-00354: REDOログ・ブロック・ヘッダーに欠陥があります。

原因: 付随するエラーで示されたREDOブロックのブロック・ヘッダーが適切ではありません。

処置: 正しいバージョンのログでリカバリを実行するか、または指摘された時間までの時間ベースのリカバリを実行してください。アーカイブ中にこのエラーが発生した場合は、UNARCHIVEDオプションを使用してログを消去することにより、問題のあるログのアーカイブをスキップできます。その後に、データベースのリカバリ能力を保証するために、それぞれのデータファイルのバックアップを取る必要があります。

ORA-00355: 変更番号に欠陥があります。

原因: REDOログで先の変更番号より小さい変更番号が見つかりました。ログに欠陥が存在します。先の変更か、またはこの変更において欠陥が存在します。

処置: 正しいバージョンのログでリカバリを実行するか、または指摘された時間までの時間ベースのリカバリを実行してください。

ORA-00356: 変更の記述に矛盾した長さが含まれています。

原因: REDOログ内の変更レコードに、加算すると矛盾した値になる長さが含まれています。ログに欠陥が存在します。

処置: 正しいバージョンのログでリカバリを実行するか、または指摘された時間までの時間ベースのリカバリを実行してください。

ORA-00357: ログ・ファイルに指定したメンバーが多すぎます(最大値string)。

原因: ADD LOGFILEコマンドまたはADD LOGFILE MEMBERコマンドを実行すると、ログのメンバーが多すぎる結果になります。メンバーの数は、データベース作成時に設定されます。

処置: ログ・ファイル・メンバーを少なくして使用してください。

ORA-00358: 指定したファイル・メンバーが多すぎます(最大値string)

原因: CREATE文またはALTER文で、カッコで囲んだファイル・リストに指定されたメンバーが多すぎます。

処置: ポート定義制限内のファイル・メンバーの数を指定してください。

ORA-00359: ログ・ファイル・グループstringは存在しません。

原因: ログ・ファイル・メンバーの追加、またはログ・ファイルの削除の要求で、存在しないログ・ファイル・グループ番号が指定されました。

処置: ログ・ファイルの構成を確認し、コマンドを再発行してください。

ORA-00360: stringはログ・ファイル・メンバーではありません。

原因: ログ・ファイル・メンバーの削除でファイル名が指定されましたが、データベースの一部ではないか、またはデータファイルです。

処置: 有効なログ・ファイル・メンバー名を指定してください。

ORA-00361: stringはグループstringの最後のログ・ファイル・メンバーなので削除できません

原因: ログ・グループの最後のメンバーを削除しようとしました。

処置: 必要な場合は、DROP LOGFILEを使用してログ全体を削除してください。

ORA-00362: メンバーはグループstringの有効なログ・ファイルを形成するために必要です

原因: 完全なログ・ファイルを形成するために必要なデータが削除されるため、ログ・ファイル・メンバーを削除する要求は拒否されました。

処置: 必要な場合は、DROP LOGFILEを使用して、(必要な場合は、アーカイブの後で)ログ全体を削除してください。

ORA-00363: ログはアーカイブされたバージョンではありません

原因: リカバリのために提供されたログは、それが現行ログだった時点からのオンライン・バージョンのバックアップです。ログのアーカイブ・バージョンは、スレッドの終わりとしてマークされません。このエラーは、CREATE CONTROLFILEコマンドで、使用可能なスレッドの現行ログをリストできないことによっても発生します。

処置: アーカイブされたバージョンのログを見つけて、そのログの名前を指定してください。CREATE CONTROLFILE実行直後のメディア・リカバリの場合、このスレッドの現行のログが含まれていることを確認してください。

ORA-00364: ヘッダーを新規ログ・メンバーに書き込めません。

原因: 既存のグループへ追加するログ・メンバーにヘッダーを書き込もうとした時点で、I/Oエラーが発生しました。

処置: 付随するエラーを参照してください。問題を修正するか、別のファイルを使用してください。

ORA-00365: 指定したログは、正しい次のログではありません。

原因: 指定したログは、適用されたログと一致しないことが確認されました。おそらくこれは、データベースのコールド・バックアップ・イメージに対して生成されたログを使用したことが原因です。

処置: データベースのコピーに対して生成されたログを見つけ、リカバリにファイル名を指定してください。

ORA-00366: ログstring(スレッドstring) ファイル・ヘッダーでチェックサム・エラーが発生しました。

原因: REDOログのファイル・ヘッダーに、ディスクから読み込んだファイル・ヘッダーから計算した値と一致しないチェックサムが含まれています。これは、ファイル・ヘッダーが破損していることを意味します。

処置: 正しいバージョンのログをインストールするか、ログをリセットしてください。

ORA-00367: ログ・ファイル・ヘッダーでチェックサム・エラーが発生しました。

原因: REDOログのファイル・ヘッダーに、ディスクから読み込んだファイル・ヘッダーから計算した値と一致しないチェックサムが含まれています。これは、ファイル・ヘッダーが破損していることを意味します。

処置: 正しいファイルを見つけて、再試行してください。

ORA-00368: REDOログ・ブロックでチェックサム・エラーが発生しました

原因: 付随するエラーで示されたREDOブロックが無効です。これには、ブロックのコンテンツと一致しないチェックサムがあります。

処置: 正しいバージョンのログでリカバリを実行するか、または指摘された時間までの時間ベースのリカバリを実行してください。アーカイブ中にこのエラーが発生した場合は、UNARCHIVEDオプションを使用してログを消去することにより、問題のあるログのアーカイブをスキップできます。その後に、データベースのリカバリ能力を保証するために、それぞれのデータファイルのバックアップを取る必要があります。正しいファイルをリストアするか、ログをリセットしてください。

ORA-00369: スレッドstringの現行のログは使用できません。他のログがクリアされています。

原因: REDO生成を他のオンライン・ログに切り替える必要がありますが、スレッドのオープンに失敗しました。しかし、他のすべてのログは消去されているか、またはそれらを使用する前にアーカイブする必要があります。

処置: ALTER DATABASE CLEAR LOGFILEコマンドがアクティブな場合は、コマンドの完了を待ってください。アクティブでない場合は、CLEARコマンドを再入力してください。他に消去されていないスレッドのオンライン・ログがある場合は、そのログをアーカイブしてください。

ORA-00370: kcbchange操作でデッドロックが発生しました

原因: ソフトウェアで内部的に使用されるエラー・コードです。このエラーは表示されません。

処置: 内部エラーとして処理してください。エラー600を参照してください。

ORA-00371: 共有プール・メモリーが不足しています。少なくともstringバイト必要です

原因: SHARED_POOL_SIZE初期化パラメータが小さすぎます。

処置: このパラメータの値を増やしてください。

ORA-00372: 現在、ファイルstringを修正することはできません

原因: 変更できないファイルの内容を変更しようとしました。このファイルは読込み専用の表領域の一部とみられますが、オフラインにする途中であるか、データベースのクローズの途中である可能性があります。

処置: ファイルおよびその表領域の状態を確認してください。

ORA-00373: オンライン・ログのバージョンstringにはOracleバージョンstringとの互換性がありません。

原因: オンライン・ログがOracleのバージョンと互換性のないバージョンで書かれています。ログ・ファイルが旧バージョンか新バージョンのOracleで作成された可能性があります。

処置: 互換性のあるソフトウェアでデータベースをリカバリしてから、正常に停止させ、現在のソフトウェアで再起動してください。

ORA-00374: パラメータdb_block_size = stringは無効です。stringの倍数にする必要があります(範囲[string..string])

原因: db_block_sizeパラメータの値が無効です。

処置: パラメータを修正して再起動してください。

ORA-00376: ファイルstringを読み込むことはできません。

原因: 読込み不可能なファイルから読み込もうとしました。ファイルがオフラインの可能性があります。

処置: ファイルの状態を調べてください。オンラインにしてください。

ORA-00377: ファイルstringのバックアップ間隔が短いと、書込み操作の停止の原因になります。

原因: このファイルに対するバックアップの間隔が短すぎます。新しくファイルのバックアップを開始するたびに、以前に発行した(ただし、未完了の)すべての書込みを再発行する必要があります。バックアップの間隔が非常に短いと、書込みの一部が繰り返して発行され、完了しない可能性があります。

処置: このファイルに対するhot-backupコマンドの発行間隔を長くしてください。

ORA-00378: バッファ・プールが指定どおりに作成できません。

原因: バッファ数またはLRUラッチ数のいずれかが少なすぎるため、指定されたバッファ・プールの構成を満たすことができません。

処置: バッファ数またはLRUラッチ数(あるいはその両方)を増やしてください。または、バッファ・プールの構成を小さくしてください。

ORA-00379: バッファ・プールstring(ブロック・サイズstring K)には使用可能バッファがありません

原因: 指定したブロック・サイズ用に指定したバッファ・プール内のすべてのバッファが使用され、使用可能なバッファがありません。

処置: 指定したブロック・サイズ用に指定したプール内のバッファの数を増やしてください。

ORA-00380: DB_stringK_CACHE_SIZEを指定できません。stringKは標準ブロック・サイズです。

原因: このデータベースの標準ブロック・サイズはn KBですが、パラメータdb_nk_cache_size(nは、2、4、8、16、32のいずれか)が指定されています。これは無効です。

処置: db_cache_size(DEFAULTプール)(および追加のバッファ・プールが必要な場合はdb_recycle_cache_size、db_keep_cache_size)を使用して、標準ブロック・サイズのキャッシュを指定します。標準ブロック・サイズに対応するdb_nk_cache_sizeパラメータは、使用しないでください。

ORA-00381: バッファ・キャッシュ・サイズの指定に新旧どちらのパラメータも使用できません。

原因: db_cache_size、db_recycle_cache_size、db_keep_cache_size、db_nk_cache_size(ここでnは2、4、8、16、32のいずれか)、db_cache_adviceのうち1つ以上、およびdb_block_buffers、buffer_pool_keep、buffer_pool_recycleのうち1つ以上を指定しました。これは無効です。

処置: 古い(リリース8.2より前)パラメータまたは新しいパラメータのいずれかを使用してください。両方を指定しないでください。パラメータ・ファイルに古いサイズ・パラメータを指定した場合、新しいパラメータを動的に変更でき、追加のブロック・サイズのための追加キャッシュを構成できるため、古いパラメータが新しいパラメータに置き換えられる場合があります。キャッシュ・アドバイザリは、新しいキャッシュ・パラメータでのみ有効にできます。

ORA-00382: stringは有効なブロック・サイズではありません。有効な範囲は[string..string]です。

原因: db_nk_cache_sizeの値(nは、2、4、8、16、32のいずれか)が指定されましたが、n KBは、このプラットフォームでは有効なブロック・サイズではありません。

処置: init.oraファイルから対応するパラメータを削除し、インスタンスを再起動してください。

ORA-00383: ブロックサイズstringのデフォルト・キャッシュは0(ゼロ)まで減らせません

原因: ユーザーがdb_cache_sizeを0に減らそうとしたか、ブロック・サイズがnKのオンライン表領域がまだ存在している間にdb_nK_cache_sizeを0に減らそうとしました。SYSTEM表領域はオフラインにできないため、db_cache_sizeの値を0(ゼロ)にする操作は、常に不正です。

処置: 対応するブロック・サイズを持つすべての表領域をオフラインにし、操作を再実行してください。

ORA-00384: キャッシュを大きくするにはメモリーが足りません。

原因: システムに割り当てるメモリーが不足しているため、指定されたサイズまでキャッシュを増やすことができません。

処置: パラメータに指定する値を小さくしてください。

ORA-00388: バッファの従属REDOが失われています

原因: 非永続的な変更を含み、スレッドのクラッシュにより消失した他のスレッドのREDOに依存するバッファがインスタンスに含まれています。このようなバッファへの変更は非永続的な間はコミットできないため、データは消失しません。

処置: インスタンスを再起動してください。

ORA-00390: ログstring(スレッドstring)はクリア中なので、現行のログにはなりません。

原因: 再使用不可能なログが見つかったためREDOスレッドの新しいオンライン・ログに切り替えようとしましたが失敗しました。このログは現在消去中であり、消去が完了したときに使用可能になります。このコマンドは、消去を完了せずに終了することもあります。

処置: 消去コマンドが実行中の場合は、完了するまで待ってください。打ち切られた場合は、消去コマンドを再発行するか、ログを削除してください。

ORA-00391: すべてのスレッドは同時に新しいログ・フォーマットに切り替える必要があります

原因: 互換条件が新しいログ・フォーマット・ナンバーを適用するため、シングル・スレッドの現行のログを切り替えようとしましたが許可されませんでした。ログ・フォーマットを変更する場合、すべてのスレッドは同時に新しいフォーマットに切り替える必要があります。

処置: データベースをオープンして、調整されたログ・スイッチを作動させてください。それができない場合は、以前にデータベースをオープンするために使用したソフトウェア・バージョンおよび互換性設定へ戻ってください。

ORA-00392: ログstring(スレッドstring)をクリア中です。操作できません。

原因: このオンライン・ログの操作は現在消去中です。このコマンドは、消去を完了せずに終了することもあります。

処置: 消去コマンドが実行中の場合は、完了するまで待ってください。打ち切られた場合は、消去コマンドを再発行するか、ログを削除してください。

ORA-00393: ログstring(スレッドstring)はオフライン・データファイルのリカバリに必要です。

原因: ログ内のREDOがオフライン・データファイルのリカバリに必要であるため、ログを消去できません。それはアーカイブされていないため、他に使用可能なコピーはありません。ログを消去する場合、ファイルを含む表領域を削除する必要があります。

処置: ログをアーカイブしてから、消去コマンドを再入力してください。アーカイブが不可能であり、表領域の削除が望ましい場合は、消去コマンドの最後にUNRECOVERABLE DATAFILEと入力してください。

ORA-00394: アーカイブ中にオンライン・ログが再使用されました。

原因: アーカイブ中のオンライン・ログが再使用されたことが検出されました。

処置: ログ・ファイルは上書きされているため、これ以上アーカイブできません。

ORA-00395: クローン・データベース用のオンライン・ログの名前を変更する必要があります。

原因: クローン・データベースをオープンすると、プライマリ・ログ・ファイルが上書きされないようにするために、強制的にログ・ファイルの名前が変更されます。

処置: log_file_name_convert初期化パラメータを使用するか、または手動で、ログ・ファイルの名前を変更してください。

ORA-00396: エラーstringにはシングルパス・リカバリへのフォールバックが必須でした。

原因: 示されているエラーは、2パス・インスタンス・リカバリまたはクラッシュ・リカバリの失敗が原因です。リカバリは、このエラーを回避するために、代替の(より遅い)方法で再試行されました。

処置: 今後、インスタンス・リカバリまたはクラッシュ・リカバリを2パス・アルゴリズムで正常に実行できるように、示されている(または記録されている)エラーの原因を修正してください。通常、これには、リカバリ処理に使用可能な主メモリーを増やす必要があります。

ORA-00397: インスタンス・リカバリ・プロセスがエラーで終了しました

原因: インスタンス・リカバリを実行していたフォアグラウンド・プロセスが停止しました。

処置: フォアグラウンド・トレース・ファイルでリカバリ障害の原因を調べてください。

ORA-00398: 再構成のためにスレッド・リカバリを終了します。

原因: インスタンス・リカバリまたはクラッシュ・リカバリで、グローバル・エンキュー・サービスの再構成が発生しました。

処置: これは内部的に使用されます。処置は必要ありません。

ORA-00399: REDOログで破損した変更説明

原因: REDOログにあるチェンジ・ベクターが、妥当性チェックに失敗しました。

処置: 正しいバージョンのログでリカバリを実行するか、または指摘された時間までの時間ベースのリカバリを実行してください。

ORA-00400: リリース番号string(パラメータstring)が無効です。

原因: 初期化パラメータに指定されたリリース・レベルが無効です。

処置: パラメータ・ファイルのパラメータ値を修正して、再試行してください。

ORA-00401: パラメータstringの値はこのリリースではサポートされません。

原因: 指定されたパラメータ値は、このリリースではサポートされません。

処置: 正しい値を指定するか、または該当パラメータを削除してデフォルト値が使用されるようにしてください。

ORA-00402: リリースstringのデータベース変更はリリースstringでは使用できません

原因: データベースに対してソフトウェアの新しいリリースを必要とする変更が行われました。または、互換性パラメータに違反する変更が行われました。

処置: 変更を認識するソフトウェア・バージョンを使用してください。または、初期化パラメータ・ファイルの互換性要件を調整してください。

ORA-00403: string(string)は他のインスタンス(string)と一致しません。

原因: 別のインスタンスが、COMPATIBLEまたはCOMPATIBLE NO RECOVERYパラメータを、このインスタンスとは異なる設定にしました。

処置: 現行のインスタンスのパラメータを変更して、すでに実行中のインスタンスに一致させてください。

ORA-00404: 変換ファイルが見つかりません: 'string'

原因: バージョン7からバージョン8に変換するためのファイルが見つかりません。

処置: 正しいデータベースに対して移行プロセスを開始したことと、変換ファイル名がアクセス可能であることを確認してください。

ORA-00405: 関係のある型"string"

原因: レポートされた型は、他のエラーに関連しています。

処置: 付随するエラー・メッセージを参照してください。

ORA-00406: COMPATIBLEパラメータは、string以上必要です。

原因: COMPATIBLE初期化パラメータは、操作ができるほど高くありません。コマンドを許可すると、データベースは現在のCOMPATIBLEパラメータで指定されたリリースとの互換性がなくなります。

処置: 停止し、互換性の高い設定値で起動してください。

ORA-00407: リリースstring.stringからstring.stringへのアップグレードはできません。

原因: 異なるリリースでソフトウェアを実行する他のインスタンスが、すでにデータベースをマウントしています。

処置: すべてのインスタンスを停止し、新しいソフトウェアで起動してください。

ORA-00408: パラメータstringがTRUEに設定されています。

原因: 互換性エラーのパラメータをレポートします。

処置: 停止し、互換性の高い設定値で起動してください。

ORA-00409: AUTO SEGMENT SPACE MANAGEMENTを使用するには、COMPATIBLEをstring以上に設定する必要があります。

原因: これは、AUTO SEGMENT SPACE MANAGEMENTを使用して作成した表領域を持つ、古いリリースのOracleから移行する場合に発生します。データベースを開くには、COMPATIBLEパラメータの値を、指摘された値以上に設定する必要があります。

処置: 停止し、指定された互換性の設定値で起動してください。

ORA-00421: stringプロセスに必要な数のセッションを作成できませんでした

原因: PROCESSESパラメータに必要なセッション数が、サポートされている最大値を超えています。

処置: 必要なプロセス数を減らしてインスタンスを起動してください。

ORA-00436: Oracleのライセンス許可が与えられていません。オラクル社に連絡してください。

ORA-00437: Oracle機能のライセンス許可が与えられていません。オラクル社に連絡してください。

原因: Oracle機能のライセンス許可が与えられていません。

処置: オラクル社に連絡してください。

ORA-00438: stringのオプションがインストールされていません。

原因: 指定されたオプションはインストールされていません。

処置: このオプションを購入し、インストールしてください。

ORA-00439: 機能は有効ではありません: string

原因: 指定された機能は使用できません。

処置: この機能は使用しないでください。

ORA-00442: Oracle Database Express Edition (XE)シングル・インスタンス違反エラー

原因: 複数のOracle Database Express Edition (XE)インスタンスを起動しようとしました。

処置: 複数のインスタンスを実行する場合は、Oracle Database Standard Edition (SE)またはOracle Database Enterprise Edition (EE)にアップグレードしてください。

ORA-00443: バックグラウンド・プロセス"string"が起動しませんでした

原因: 指定されたプロセスは起動しませんでした。

処置: 実行可能イメージが正しい保護状態で正しい位置にあること、また十分なメモリーがあることを確認してください。

ORA-00444: バックグラウンド・プロセス"string"の起動中に障害が発生しました。

原因: 通常は、無効な(または存在しない)バックグラウンド・プロセス・イメージが原因です。

処置: 有効なバックグラウンド・プロセス・イメージを取得してください。

ORA-00445: バックグラウンド・プロセス"string"がstring秒後に起動しませんでした。

原因: 指定されたプロセスが、指定時間後に起動しませんでした。

処置: バックグラウンド・プロセスが停止しておらず、トレース・ファイルを残しているかどうかを確認してください。

ORA-00446: 予期しないときにバックグラウンド・プロセスが起動されました

原因: RDBMSがすでに実行されているとき、指定されたバックグラウンド・プロセスが起動しました。

処置: 誰もこのプロセスをサイトで起動していない場合、これは内部エラーです。

ORA-00447: バックグラウンド・プロセスに致命的なエラーが発生しました。

原因: バックグラウンド・プロセスの1つが突然停止しました。

処置: システムをウォーム・スタートしてください。

ORA-00448: バックグラウンド・プロセスが正常終了しました。

原因: バックグラウンド・プロセスの1つが正常終了しました。ユーザーがバックグラウンド・プロセスの終了を指示しました。

処置: システムをウォーム・スタートしてください。

ORA-00449: バックグラウンド・プロセス'string'がエラーstringで予期せず終了しました

原因: バックグラウンド・プロセスの機能を必要とするフォアグラウンド・プロセスによって、プロセスが停止していることが検知されました。

処置: エラー・コードおよびトレース・ファイルでプロセスを調べてください。

ORA-00450: バックグラウンド・プロセス'string'が起動しませんでした

原因: 指定されたプロセスは起動しませんでした。

処置: エラー・コードおよびトレース・ファイルでプロセスを調べてください。

ORA-00451: フォアグラウンド・プロセスが予期せず終了しました

原因: 新しい接続のフォアグラウンド・プロセスが起動しませんでした。

処置: Oracleに再接続してください。

ORA-00452: フォアグラウンド・プロセスがエラーstringで予期せず終了しました

原因: 新しい接続のフォアグラウンド・プロセスが起動しませんでした。

処置: Oracleに再接続してください。

ORA-00453: バックグラウンド・プロセス'string'が非活動状態です

原因: 指定されたバックグラウンド・プロセスが非活動状態か、そのインカネーションが無効です。

処置: バックグラウンド・プロセスを再起動してください。

ORA-00454: バックグラウンド・プロセス'string'が実行中です

原因: すでに実行されているバックグラウンド・プロセスの起動に失敗しました。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00455: バックグラウンド・プロセス'string'のクリーンアップを待機中にタイムアウトしました

原因: バックグラウンド・プロセスの状態がクリーンアップされていません。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00456: 事前生成が有効になっていません

原因: 事前生成が有効になっていませんでした。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00457: プロセス・プールが見つかりません

原因: プロセス・プールが見つかりませんでした。

処置: プロセス・プール名を確認してください。

ORA-00458: プロセス・プールはすでに開始されています

原因: プロセス・プールがすでに開始されています。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00459: プロセス・プールは開始されていません

原因: プロセス・プールが開始されませんでした。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00460: プロセス・プールの構成値が無効です

原因: 無効な構成値がプロセス・プールに指定されました。

処置: 構成値を確認してください。

ORA-00461: MGAネームスペースはすでにオープンしています。

原因: Managed Global Area(MGA)ネームスペースがすでに開かれていました。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00462: MGAネームスペース共有ハンドルが無効です。

原因: Managed Global Area(MGA)ネームスペースの共有ハンドルが無効です。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00463: MGAネームスペース・プライベート・ハンドルが無効です。

原因: Managed Global Area(MGA)ネームスペースのプライベート・ハンドルが無効です。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00464: プロセスはMGAネームスペースにアタッチされたままです。

原因: プロセスがManaged Global Area(MGA)ネームスペースにアタッチされたままになっています。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00465: セグメントはMGAネームスペースにアタッチされたままです。

原因: セグメントがManaged Global Area(MGA)ネームスペースにアタッチされたままになっています。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00466: MGAの無効なセグメント情報です。

原因: Managed Global Area(MGA)のセグメント情報が無効です。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00467: MGAハンドルにすでにアタッチされています。

原因: Managed Global Area(MGA)ハンドルへのアタッチメントはすでに存在しています。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00468: MGAハンドルにアタッチされていません。

原因: Managed Global Area(MGA)ハンドルへのアタッチメントはありませんでした。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00469: CKPTプロセスがエラーで終了しました。

原因: チェックポイント・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00470: LGWRプロセスはエラーで終了しました。

原因: ログ・ライター・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00471: DBWRプロセスはエラーで終了しました。

原因: データベース・ライター・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00472: PMONプロセスはエラーで終了しました。

原因: プロセスのクリーンアップ・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00473: ARCHプロセスはエラーで終了しました。

原因: アーカイブ・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00474: SMONプロセスはエラーで終了しました。

原因: システムのクリーンアップ・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00475: TRWRプロセスはエラーで終了しました。

原因: システムのトレース・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00476: RECOプロセスはエラーで終了しました。

原因: 分散トランザクション(2フェーズ・コミット)のリカバリ・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00477: SNP*プロセスはエラーで終了しました。

原因: マテリアライズド・ビューのリフレッシュ・プロセスが停止しました。

処置: PMONは、SNPプロセスをただちに再起動します。SNPプロセスが起動しない場合は、Oracleサポートに連絡してください。

ORA-00478: エラーstringのため、SMONプロセスが終了しました

原因: リソースのクリーンアップ・エラーのため、SMONは要求を処理できませんでした。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00479: RVWRプロセスはエラーstringで終了しました

原因: RVWRプロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00480: LCK*プロセスはエラーで終了しました。

原因: システムのロック・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00481: LMONプロセスはエラーで終了しました。

原因: グローバル・エンキュー・サービス・モニター・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00482: LMD*プロセスはエラーで終了しました。

原因: グローバル・エンキュー・サービス・デーモン・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00483: 停止中にプロセスが異常終了しました。

原因: バックグランド・プロセスの1つが、停止の時点で正常に終了しませんでした。

処置: 停止処理を実行してください。

ORA-00484: LMS*プロセスはエラーで終了しました

原因: グローバル・キャッシュ・サービス・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00485: DIAGプロセスはエラーstringで終了しました

原因: DIAGプロセスが停止しました。

処置: プロセスの再起動まで待機してください。

ORA-00486: ASMBプロセスはエラーで終了しました。

原因: ASMバックグラウンド・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。また、ASMインスタンスが起動されていることを確認してください。

ORA-00487: CTWRプロセスはエラーで終了しました

原因: 変更のトレース・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00488: RBALプロセスはエラーで終了しました。

原因: ASM再均衡化コーディネータ・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00489: ARB*プロセスはエラーで終了しました

原因: ASM再均衡化ワーカー・プロセスが停止しました。

処置: プロセスの再起動まで待機してください。

ORA-00490: PSPプロセスはエラーで終了しました

原因: プロセスのspawnerが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00491: RMS0プロセスはエラーで終了しました

原因: RAC管理プロセスが停止しました。

処置: 該当なし

ORA-00492: GTX*プロセスはエラーで終了しました

原因: グローバル・トランザクション・バックグラウンド・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00493: GMONプロセスはエラーで終了しました

原因: ASMディスク・グループ・モニター・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00494: エンキューstringstring秒を超える保持時間('inst string、osid string'による)は長すぎます

原因: 指定したプロセスが、最大許容時間内にエンキューを解放しませんでした。

処置: 失敗したコマンドを再発行し、インシデントの情報をOracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-00495: GEN0プロセスはエラーで終了しました

原因: 一般的なバックグラウンド処理プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00496: LMHBプロセスがエラーで終了しました

原因: LMハートビート・モニター・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00497: XDMGプロセスはエラーで終了しました

原因: セル・オートメーションのマネージャ・プロセスはエラーで終了しました。

処置: PMONは、XDMGプロセスをただちに再起動します。XDMGプロセスが再起動されない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-00498: XDWKプロセスはエラーで終了しました

原因: セル・オートメーションのワーカー・アクション・プロセスはエラーで終了しました。

処置: PMONは、XDWKプロセスをただちに再起動します。XDWKプロセスが再起動されない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-00499: XDMGがインスタンスの終了で初期化に何度も失敗しました。

原因: セル・オートメーション・マネージャ・プロセスは初期化に何度も失敗しました。

処置: 事前にXDMGを起動しようとして失敗した理由は、アラート・ログを調べてください。ユーザー・エラーまたは不適切な構成が原因である場合、それを修正してインスタンスを再起動してください。または、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-00500: リスナー登録プロセスがエラーで終了しました。

原因: リスナー登録プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00501: CLMNプロセスはエラーで終了しました

原因: クリーンアップ・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00502: PMANプロセスはエラーで終了しました

原因: マネージャ・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00503: CL**プロセスはエラーで終了しました

原因: クリーンアップ・スレーブが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00504: サービス・モニターのバックグラウンド・プロセスはエラーで終了しました

原因: サービス・モニターのバックグラウンド・プロセスが停止しました。

処置: PMONによってすぐにバックグラウンド・プロセスが再開されます。

ORA-00505: GEN1プロセスはエラーで終了しました

原因: 一般的なバックグラウンド処理プロセス1が停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00510: MGAヒープ索引が無効です

原因: 指定されたManaged Global Area(MGA)索引がヒープ・タイプではありませんでした。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00511: クラスタ・フラッシュ・キャッシュのバックグラウンド・プロセスはエラーで終了しました

原因: クラスタ・フラッシュ・キャッシュ・プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00566: プロセッサ・グループをリクエストできません - NUMAは使用できません

原因: NUMA機能が無効な状態な場合、要求されたプロセッサ・グループでプロセスを起動できません。

処置: NUMAプロセッサ・グループを要求しないでプロセスを起動してください。

ORA-00567: リクエストされたプロセッサ・グループstringが大きすぎます(最大string)

原因: 要求されたプロセッサ・グループでプロセスを起動できませんでした。

処置: 別のプロセッサ・グループでプロセスを起動してください。

ORA-00568: 割込みハンドラの最大数を超えました

原因: ユーザーが指定した割込みハンドラの数が多すぎます。

処置: 古いハンドラを削除してください。

ORA-00569: グローバル・エンキューの取得に失敗しました。

原因: クラスタ内のいずれかのインスタンスで前にエラーが発生しました。通常は、共有プール・リソースの競合が原因です。

処置: クラスタ内のすべてのインスタンスで前にエラーが発生していないかどうか確認して、エラーを解決してください。共有プール・リソースの競合がある場合には、SHARED_POOL_SIZE、DML_LOCKS、PROCESSES、TRANSACTIONS、CLUSTER_DATABASE_INSTANCESおよびPARALLEL_MAX_SERVERS初期化パラメータの値を増やしてください。

ORA-00574: osndnt: $CANCELに失敗しました(ブレーク)

ORA-00575: osndnt: $QIOに失敗しました(アウト・オブ・バンド・ブレーク送信)

ORA-00576: インバンド・ブレーク・プロトコル・エラー

ORA-00577: アウト・オブ・バンド・ブレーク・プロトコル・エラー

ORA-00578: リセット・プロトコル・エラー

ORA-00579: osndnt: サーバーが受信した接続リクエストは、形式が正しくありません

ORA-00580: プロトコルのバージョンが一致しません。

ORA-00581: osndnt: コンテキスト領域を割当てできません。

ORA-00582: osndnt: コンテキスト領域の割当てを解放できません。

ORA-00583: osndnt: $TRNLOGに失敗しました。

ORA-00584: 接続をクローズできません。

ORA-00585: ホスト名の形式が正しくありません

ORA-00586: osndnt: LIB$ASN_WTH_MBXに失敗しました。

ORA-00587: リモート・ホストに接続できません。

ORA-00588: ホストからのメッセージが短すぎます

ORA-00589: ホストからのメッセージに不正なデータ長がありました。

ORA-00590: ホストからのメッセージに不適切なメッセージ型がありました

ORA-00591: 書き込まれているバイト数が正しくありません

ORA-00592: osndnt: $QIOに失敗しました(メールボックス・キュー)。

ORA-00593: osndnt: $DASSGNに失敗しました(ネットワーク・デバイス)。

ORA-00594: osndnt: $DASSGNに失敗しました(メールボックス)。

ORA-00595: osndnt: $QIOに失敗しました(受信)。

ORA-00596: osndnt: $QIOに失敗しました(送信)。

ORA-00597: osndnt: $QIOに失敗しました(メールボックスの再キュー待ち)。

ORA-00598: osndnt: $QIOに失敗しました(メールボックス読取り)。

ORA-00600: 内部エラー・コード, 引数: [string], [string], [string], [string], [string], [string], [string], [string], [string], [string], [string], [string]

原因: これは、Oracleプログラムの例外に対する一括内部エラー番号です。プロセスにおいて、低レベルの予期しない状態が発生したことを示します。第1の引数は内部メッセージ番号を示します。この引数とデータベース・バージョン番号は、根本的な原因を特定する際に重要で、システムに影響を与える可能性があります。

処置: 発生した特定のORA-00600エラーについての詳細情報は、My Oracle Supportにアクセスして、ORA-00600検索ツール(Note 600.1を参照)を使用します。自動診断リポジトリ(ADR)で、このエラーに対応するインシデントが作成されています。サービス・リクエストを記録する場合、サポート・ワークベンチのIncident Packaging Service(IPS)かADRコマンド・インタプリタ(ADRCI)を使用して、関連トレース情報を自動的にパッケージ化します(My Oracle Support Note 411.1を参照)。根本原因の特定に役立つように次の情報を収集する必要もあります。- エラーをもたらした変更 - エラーをもたらしたイベントまたは通常と異なる状況 - エラーの前に試行した操作 - エラー発生時のオペレーティング・システムおよびデータベースの状態 注: このメッセージの原因は、異なるタイミングで異なるエラーとして現れる可能性があります。この内部エラーの前に発生したエラーの履歴を把握してください。

ORA-00601: クリーンアップ・ロックの競合が発生しました。

原因: プロセス・モニター(PMON)データベース・プロセスで、プロセスのリカバリ中にロック競合が発生しました。

処置: これは内部的な問題です。処理は必要はありません。

ORA-00602: 内部プログラミング例外が発生しました: [PC:string] [ADDR:string]

原因: アドレス違反が発生しました。

処置: 問題をバグとして報告してください。

ORA-00603: 致命的エラーが発生したため、Oracle Serverセッションが終了しました

原因: Oracleデータベース・セッションはリカバリ不能の状態にあります。

処置: 新しいサーバー・セッションを自動的に作成するため、Oracleに再ログインしてください。詳細は、セッション・トレース・ファイルを調べてください。

ORA-00604: 再帰SQLレベルstringでエラーが発生しました。

原因: 再帰SQLレベル文(内部ディクショナリ表に適用する文)を処理中にエラーが発生しました。

処置: スタックに次に表示されるエラーに記述されている状態が修正できる場合は、修正してください。それ以外の場合は、Oracleサポートに連絡してください。

ORA-00606: 内部エラー・コード

原因: 遅延UPI関数へのコールが、遅延モード以外で行われました。

処置: この問題はバグとしてOracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-00607: データ・ブロックの変更中に内部エラーが発生しました。

原因: Oracleがデータ・ブロックにREDOを適用しているときに、内部エラーまたはメモリー例外が発生しました。

処置: Oracleサポートに連絡してください。

ORA-00608: テスト・エラー [string] [string] [string] [string] [string]

原因: テスト用に確保されている内部エラーです。

処置: Oracleサポートに連絡してください。

ORA-00609: 着信接続要求に連結できませんでした

原因: Oracleプロセスが着信接続に応答できませんでした。

処置: スタックに次に表示されるエラーに記述されている状態が修正できる場合は、修正してください。それ以外の場合は、Oracleサポートに連絡してください。

ORA-00614: 隔離制限に達しました

原因: 隔離制限に達し、インスタンスが中断されました。

処置: インスタンスを再起動してください。

ORA-00700: ソフト内部エラー、引数: [string]、[string]、[string]、[string]、[string]、[string]、[string]、[string]、[string]、[string]、[string]、 [string]

原因: プロセスをクラッシュしない、内部的な矛盾があります。

処置: このエラーをバグとして報告してください。最初の引数は内部エラーです。

ORA-00701: データベースの起動に必要なオブジェクトを変更できません。

原因: データベースのウォーム・スタートに必要なデータベース・オブジェクト(表、クラスタまたは索引)を変更または削除しようとしました。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00702: ブートストラップ・バージョン'string'はバージョン'string'と一貫性がありません

原因: 読み込まれるブートストラップのバージョンが、現行のブートストラップのバージョンと互換性がありません。

処置: このブートストラップのバージョンと互換性のあるソフトウェアのバージョンをリストアしてください。

ORA-00703: 行キャッシュ・インスタンス・ロックの最大数を超えました

原因: 十分な行キャッシュ・エンキューがありません。

処置: 行キャッシュ・エンキュー・パラメータを増やし、システムをウォーム・スタートしてください。

ORA-00704: ブートストラップ・プロセス障害です。

原因: ブートストラップ・データの処理中に障害が発生しました。付随するエラーを参照してください。

処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-00705: 起動中の状態が不安定です。インスタンスを停止して再起動してください

原因: 直前のインスタンスの起動が終了しました。

処置: インスタンスを完全に停止してから、再起動してください。

ORA-00706: ファイル'string'の形式の変更中にエラーが発生しました。

原因: 指定されたファイルのブロック0(ゼロ)の形式を変更しようとしましたが、このファイルは読込み専用であるか、またはオフラインのため失敗しました。

処置: ファイルを読込み/書込み可能にするか、またはオンラインにしてからBLK0_FMTCHGイベントを設定してください。

ORA-00710: 新規表領域と旧表領域の名前が同一です

原因: 新しい表領域名が古い表領域名と同一であるため、表領域の名前の変更に失敗しました。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-00711: 新規表領域の名前が無効です

原因: 新しい表領域名が無効であるため、表領域の名前の変更に失敗しました。

処置: 有効な新しい名前を指定して、コマンドを再試行してください。

ORA-00712: システム表領域の名前は変更できません

原因: システム表領域の名前は変更できません。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-00720: ALTER DATABASE RESET COMPATIBILITYコマンドはサポートされなくなりました

原因: ALTER DATABASE RESET COMPATIBILITYコマンドは、Oracle 10i以降ではサポートされていません。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-00721: リリースstringの変更は、リリースstringでは使用できません

原因: 表領域に、ソフトウェアの新しいリリースを必要とする変更、または互換性パラメータに違反する変更が含まれているため、表領域のインポートが失敗しました。

処置: 変更を認識するソフトウェア・バージョンを使用してください。または、初期化パラメータ・ファイルの互換性要件を調整してください。

ORA-00722: 機能"string"

原因: 他のエラーの詳細のための機能名をレポートします。

処置: 関連するエラー・メッセージを参照してください。

ORA-00723: 初期化パラメータCOMPATIBLEは明示的に設定する必要があります

原因: Oracleでは、初期化パラメータCOMPATIBLEが明示的に指定されていないこと、およびデータベースの互換性がCOMPATIBLEパラメータのデフォルト値より小さいことを検出しました。新しい互換性設定を使用するためには、ユーザーが初期化パラメータを明示的に設定する必要があります。

処置: PFILEまたはSPFILE(使用する方)のCOMPATIBLEパラメータの値を明示的に設定してください。

ORA-00724: ALTER DATABASE CONVERTコマンドはサポートされなくなりました

原因: ALTER DATABASE CONVERTコマンドは、Oracle 10i以降ではサポートされていません。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-00725: サポートされていないALTER DATABASE SET STANDBY句が指定されています: string

原因: 非推奨のALTER DATABASE SET STANDBYが指定されました。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-00740: (string)ブロックのデータファイル・サイズが最大ファイル・サイズを超えています

原因: ユーザーが指定したデータファイルのサイズが最大ファイル・サイズを超えています。

処置: REFERENCEで最大サイズを確認してください。サイズを小さくして、再試行してください。

ORA-00741: (string)ブロックのログ・ファイルが最大ログ・ファイル・サイズを超えています

原因: ユーザーが指定したログ・ファイルのサイズが最大ログ・ファイル・サイズを超えています。

処置: REFERENCEで最大サイズを確認してください。サイズを小さくして、再試行してください。

ORA-00742: ログの読取りでスレッドstring、順序string、ブロックstringに書込みの欠落が検出されました

原因: Oracleによって発行された書込みが、基盤となるオペレーティング・システムまたはストレージ・システムによって失われたか、Oracleの内部エラーが発生しました。

処置: トレース・ファイルに失われた書き込みの場所が示されます。問題のログ・ファイルをダンプし、書き込みが実際に消失しかたどうかを確認してください。Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-00750: データベースは、すでにマウントされてディスマウントされています

原因: インスタンスでは、すでにデータベースをマウントしてディスマウントしました。これは存続期間に1回のみ実行できます。

処置: データベースを停止してください。

ORA-00751: ファイルのミラー復元ステータスを取得できませんでした

原因: ファイルのミラー復元ステータスの取得中にエラーが発生しました。

処置: この問題のその他の詳細は、表示される他のエラー・メッセージを参照してください。

ORA-00752: リカバリによりデータ・ブロックの書込みの欠落が検出されました

原因: 記憶域へのデータ・ブロックの書込みが、プライマリ・データベースでの通常のデータベース操作中に失われました。

処置: プライマリ・データベースをシャットダウンし、フィジカル・スタンバイ・データベースをアクティブ化してフェイルオーバーします。Oracleサポート・サービスへ連絡してください。詳細は、Data Guardのドキュメントを参照してください。

ORA-00753: リカバリによりデータ・ブロックの書込みの欠落が検出されました

原因: 記憶域へのデータ・ブロックの書込みが、スタンバイ・データベースでの通常のREDOデータベース操作中、またはプライマリ・データベースでのリカバリ中に失われました。

処置: データベースを閉じて、出力済の不正ブロックのSCNからRECOVER MANAGED STANDBY DATABASE(スタンバイ・データベース上)またはRECOVER DATABASE ... FORCE START AT(プライマリ・データベース上)ステートメントを試行してください。詳細は、管理者ガイドを参照してください。

ORA-00754: リカバリで、無効なSCNのデータ・ブロックが検出されました

原因: エラーによって、データ・ブロックとログ・レコードの不一致が発生しました。

処置: リカバリ・モードでプライマリ・データベースを実行している場合は、以前の時点までのポイント・イン・タイム・リカバリを実行できます。それ以外の場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。詳細は、管理者ガイドを参照してください。

ORA-00756: リカバリによりデータ・ブロックの書込みの欠落が検出されました

原因: 記憶域へのデータ・ブロックの書込みが、スタンバイ・データベースでの通常のREDOデータベース操作中、またはプライマリ・データベースでのリカバリ中に失われました。

処置: データベースを閉じて、出力済の不正ブロックのSCNからRECOVER MANAGED STANDBY DATABASE(スタンバイ・データベース上)またはRECOVER DATABASE ... FORCE START AT(プライマリ・データベース上)ステートメントを試行してください。詳細は、管理者ガイドを参照してください。

ORA-00758: リカバリで、矛盾したフラグ値が設定されたブロックが検出されました

原因: 内部エラーが発生しました。

処置: リカバリ・モードでプライマリ・データベースを実行している場合は、以前の時点までのポイント・イン・タイム・リカバリを実行できます。それ以外の場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。詳細は、管理者ガイドを参照してください。

ORA-00759: スイッチオーバーまたはフェイルオーバー中にセッション一時停止がタイムアウトしました

原因: スタンバイ・データベースがロールの移行中であり、スイッチオーバー後の構成されているタイムアウト期間内に新しいプライマリ・データベースが再オープンされませんでした。

処置: 新しいプライマリ・データベースを開き、再度接続を試みてください。

ORA-00760: 消失書込みトラッキングをデータ・ファイルから削除できませんでした - ログを確認してください

原因: 消失書込みトラッキングを削除しようとしてエラーが発生しました。

処置: システム・ログの「エラー:」または「警告:」で詳細を確認してください。

ORA-00761: データ・ファイルの消失書込みトラッキングを一時停止できませんでした - ログを確認してください

原因: 消失書込みトラッキングを中断しようとしてエラーが発生しました。

処置: アラート・ログでERRORを確認: または警告: 詳細については。

ORA-00762: 消失書込み保護を変更できませんでした - メモリー不足です

原因: メモリーの割当てに失敗しました。

処置: スタック・メモリーを含むメモリーに十分な空きがあることを確認してください。

ORA-00763: 消失書込みトラッキングをデータ・ファイルに追加できませんでした

原因: 消失書込みトラッキングを追加しようとしてエラーが発生しました。ターゲット・データ・ファイルを検索できませんでした。

処置: ターゲット・データ・ファイルが存在する場合、これは内部エラーである可能性があります。

ORA-00764: 現行トランザクションはスタンバイ・データベースで開始し、ロール・トランジションの後で更新を試行しました。

原因: スタンバイ・データベースでトランザクションを開始した、ロールの移行後も存続していたセッションで、更新が試みられました。

処置: クライアントで例外を認識し、トランザクションを再試行する必要があります。

ORA-00816: エラー・メッセージの変換に失敗しました

ORA-00820: sga_max_sizeに指定した値が小さすぎます。stringMB以上である必要があります

原因: 指定されたsga_max_sizeの値がSGAに対して小さすぎるため、必要なすべてのSGAコンポーネント(ログ・バッファ、バッファ・プール、共有プールなど)を格納できません。

処置: sga_max_sizeを推奨値に設定するか、指定したSGAコンポーネント・サイズ・パラメータの値を小さくしてください。

ORA-00821: sga_targetに指定した値stringMBが小さすぎます。stringMB以上である必要があります

原因: 指定されたsga_targetの値がSGAに対して小さすぎるため、必要なすべてのSGAコンポーネント(ログ・バッファ、バッファ・プール、共有プールなど)を格納できません。

処置: sga_targetを推奨値に設定するか、指定したSGAコンポーネント・サイズ・パラメータの値を小さくしてください。

ORA-00822: MMANプロセスはエラーで終了しました

原因: メモリー管理プロセスが停止しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00823: sga_targetに指定した値がsga_max_sizeを超えています

原因: sga_targetに指定した値がsga_max_sizeを超えています。

処置: sga_max_sizeの値を増やしてsga_targetに一致させるか、sga_targetの値を減らしてsga_max_sizeに一致させてください。

ORA-00824: 既存の内部設定のため、SGA_TARGETまたはMEMORY_TARGETを設定できません

原因: 現行のパラメータ設定により、SGA_TARGETまたはMEMORY_TARGETは設定できませんでした。

処置: 追加情報は、その他のエラー・メッセージを確認してください。

ORA-00825: SGA_TARGETまたはMEMORY_TARGETが設定されている場合、DB_BLOCK_BUFFERSを設定できません

原因: SGA_TARGETまたはMEMORY_TARGETが、DB_BLOCK_BUFFERSとともに設定されています。

処置: SGA_TARGET、MEMORY_TARGETを設定しないか、新しいキャッシュ・パラメータを使用してください。古いキャッシュ・パラメータであるDB_BLOCK_BUFFERSは使用しないでください。

ORA-00826: ASMインスタンスのSGA_TARGETまたはMEMORY_TARGETを設定できません

原因: ASMインスタンスに対してSGA_TARGETまたはMEMORY_TARGETを設定しました。

処置: SGA_TARGETまたはMEMORY_TARGETは設定しないでください。

ORA-00827: sga_targetを指定された値に縮小できませんでした

原因: SGAを指定された値に縮小しようとしましたが、SGAコンポーネントがすでに最小サイズである場合はSGAコンポーネントを縮小できないため、失敗しました。

処置: まず個々のSGAコンポーネントを縮小してから、sga_targetを現在の値より小さい値に設定してください。

ORA-00828: 指定したshared_pool_reserved_sizeの値は、内部設定と矛盾しています

原因: 共有プールの現在の内部サイズに対して、指定した値が小さすぎるか大きすぎるため、SGA_TARGETが設定されている場合、shared_pool_reserved_sizeを指定した値に設定できません。詳細は、アラート・ログで確認できます。

処置: 可能であれば、SGA_TARGETが設定されており、shared_pool_sizeが設定されていない場合は、shared_pool_reserved_sizeを設定しないでください。共有プールの現在の内部サイズおよびshared_pool_reserved_sizeの値の有効範囲についての情報は、アラート・ログを確認してください。

ORA-00830: 自動チューニングSGAを有効にした状態で、statistics_levelをBASICに設定できません。

原因: 自動チューニングSGAが有効の状態でstatistics_levelをBASICに設定しようとしました。自動チューニングSGAはBASICに設定されたstatistics_levelとともには動作しないため、これは無効な操作です。

処置: 自動チューニングSGAを無効にして、statistics_levelをBASICにする設定を再試行してください。

ORA-00832: Streamsプールは作成されませんでした。自動的に作成することはできません

原因: STREAMS SGAを必要とするデータベース機能が使用されていますが、streams_pool_sizeパラメータが定義されておらず、db_cache_sizeの値が小さすぎます。このため、バッファ・キャッシュからStreamsプールにSGAを自動送信できません。

処置: streams_pool_sizeまたはSGA_TARGETパラメータを設定してください。

ORA-00837: MEMORY_TARGETに指定した値がMEMORY_MAX_TARGETを超えています

原因: MEMORY_TARGETに指定した値がMEMORY_MAX_TARGETを超えています。

処置: MEMORY_TARGETにMEMORY_MAX_TARGET以下の値を設定してください。

ORA-00838: MEMORY_TARGETに指定した値が小さすぎます。stringMB以上である必要があります

原因: MEMORY_TARGETに指定した値が、SGA_TARGETおよびPGA_AGGREGATE_TARGETに指定した値の合計を下回っていました。

処置: MEMORY_TARGETに推奨値以上の値を設定してください。

ORA-00839: 指定した値にSGA_TARGETを変更できません

原因: SGA_TARGETに指定した値が、PGA_AGGREGATE_TARGETおよびMEMORY_TARGET/MEMORY_MAX_TARGETの現在の設定と一致しませんでした。

処置: SGA_TARGETをMEMORY_TARGET/MEMORY_MAX_TARGETおよびPGA_AGGREGATE_TARGETの差異以下の値に設定してください。また、非自動ワークエリアに使用されている現在のPGAメモリーの値が低いことを確認してください。

ORA-00840: 指定した値にPGA_AGGREGATE_TARGETを変更できません

原因: PGA_AGGREGATE_TARGETに指定した値が、SGA_TARGETおよびMEMORY_TARGET/MEMORY_MAX_TARGETの現在の設定と一致しませんでした。

処置: PGA_AGGREGATE_TARGETをMEMORY_TARGET/MEMORY_MAX_TARGETおよびSGA_TARGETの差異以下の値に設定してください。

ORA-00841: MEMORY_TARGETはこのシステムではサポートされていません

原因: shmfsが無効化されているため、MEMORY_TARGETパラメータはこのシステムではサポートされていません。

処置: サポートされるシステムのリストについては、ドキュメントを参照してください。

ORA-00842: SGA_TARGETまたはMEMORY_TARGETと共にDB_BLOCK_BUFFERSを設定することはできません

原因: DB_BLOCK_BUFFERSには、SGA_TARGETおよびMEMORY_TARGETとの互換性がありません。

処置: 互換性のないパラメータ設定を削除してください。

ORA-00843: MEMORY_MAX_TARGETを考慮しないパラメータ

原因: パラメータがMEMORY_MAX_TARGETを超えています。

処置: パラメータの追加情報は、その他のエラー・メッセージを確認してください。パラメータをMEMORY_MAX_TARGETより小さい値に設定してください。

ORA-00844: MEMORY_TARGETを考慮しないパラメータ

原因: パラメータがMEMORY_TARGETの値を超えています。

処置: パラメータの追加情報は、その他のエラー・メッセージを確認してください。パラメータをMEMORY_TARGETより小さな値に設定してください。

ORA-00845: MEMORY_TARGETはこのシステムではサポートされていません

原因: このオペレーティング・システムではMEMORY_TARGETパラメータがサポートされていないか、Linux上で/dev/shmのサイズが正しくありませんでした。

処置: サポートされるオペレーティング・システムのリストについては、ドキュメントを参照してください。または、システムで実行中の各Oracleインスタンスについて、/dev/shmのサイズをSGA_MAX_SIZE以上にしてください。

ORA-00846: MEMORY_TARGETを指定された値に縮小できませんでした

原因: MEMORY_TARGETを指定された値まで縮小しようとしましたが、PGAおよびSGAコンポーネントを縮小できなかったため、成功しませんでした。

処置: 現在の値より小さい値にMEMORY_TARGETを設定するには、はじめに個々のメモリー・コンポーネントを縮小してください。

ORA-00847: MEMORY_TARGET/MEMORY_MAX_TARGETとLOCK_SGAは同時に設定できません

原因: MEMORY_TARGET/MEMORY_MAX_TARGETが0(ゼロ)以外の値に設定され、LOCK_SGAも設定されていました。

処置: LOCK_SGAがTRUEに設定されている場合、MEMORY_TARGETまたはMEMORY_MAX_TARGETを設定しないでください。

ORA-00848: SGA_TARGETまたはMEMORY_TARGETと共にSTATISTICS_LEVELをBASICに設定することはできません

原因: BASICのSTATISTICS_LEVELには、SGA_TARGETおよびMEMORY_TARGETとの互換性がありません。

処置: 互換性のないパラメータ設定を修正してください。STATISTICS_LEVELをTYPICALまたはALLに設定してSGA_TARGETまたはMEMORY_TARGETを使用してください。

ORA-00849: SGA_TARGET stringは、MEMORY_MAX_TARGET stringを超える値には設定できません。

原因: SGA_TARGET値がMEMORY_MAX_TARGET値を超えています。

処置: SGA_TARGETはMEMORY_MAX_TARGETより小さい値に設定してください。

ORA-00850: PGA_AGGREGATE_TARGET stringは、MEMORY_MAX_TARGET stringを超える値には設定できません。

原因: PGA_AGGREGATE_TARGET値がMEMORY_MAX_TARGET値を超えています。

処置: PGA_AGGREGATE_TARGETはMEMORY_MAX_TARGETより小さい値に設定してください。

ORA-00851: SGA_MAX_SIZE stringは、MEMORY_TARGET stringを超える値には設定できません。

原因: SGA_MAX_SIZE値がMEMORY_TARGET値を超えています。

処置: SGA_MAX_SIZEはMEMORY_TARGETより小さい値に設定してください。

ORA-00852: ローリング移行監視プロセスが終了しました。

原因: ASMローリング移行監視プロセスが終了しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00853: SGA_MAX_SIZE stringは、MEMORY_MAX_TARGET stringを超える値には設定できません。

原因: SGA_MAX_SIZE値がMEMORY_MAX_TARGET値を超えています。

処置: SGA_MAX_SIZEはMEMORY_MAX_TARGETより小さい値に設定してください。

ORA-00854: ASM IOサーバー・インスタンス・フェンス監視プロセスが終了しました。

原因: ASM IOサーバー・フェンス監視プロセスが終了しました。

処置: インスタンスをウォーム・スタートしてください。

ORA-00855: 物理メモリーが不足しているため、PGA_AGGREGATE_TARGETを設定できません。

原因: PGA_AGGREGATE_TARGET値が、使用可能な現在のシステム・グローバル領域(SGA)サイズと物理メモリー量に対して高すぎました。

処置: SGAサイズを縮小するか、物理メモリー・サイズを増やしてください。

ORA-00856: PGA_AGGREGATE_TARGETは、PGA_AGGREGATE_LIMITの50%より高い値に設定できません。

原因: PGA_AGGREGATE_TARGETの値がPGA_AGGREGATE_LIMITの現在の値の50%を超えています。

処置: PGA_AGGREGATE_LIMITを増やすか、PGA_AGGREGATE_TARGETをより低くしてください。

ORA-00865: 同じセッションで現在の操作を実行できません

原因: 現在の操作を同じセッションで実行できませんでした。

処置: 処置は必要ありません

ORA-00866: SQL IDが無効であるか存在しません

原因: 指定されたSQL IDが無効か、存在しませんでした。

処置: 有効なSQL IDで再試行してください。

ORA-00867: インスタンスIDが無効です

原因: 指定されたインスタンスIDが無効です。

処置: 有効なインスタンスIDで再試行してください。

ORA-00875: 専用接続ブローカをstringできませんでした

原因: 専用の接続ブローカを有効または無効にできませんでした。

処置: 障害の理由をプロセス・トレース・ファイルで確認してください。

ORA-00876: 無効なCONNECTION_BROKERSの指定#string

原因: n番目のCONNECTION_BROKERS指定の構文が無効です。

処置: レポートされている追加エラーを確認してください。正しい構文については、Oracle Databaseリファレンス・マニュアルを参照してください。

ORA-00877: 複数のCONNECTION_BROKERS指定にTYPE=stringが含まれています

原因: 複数のCONNECTION_BROKER仕様に同じ型が含まれています。

処置: それぞれの型に仕様を1つのみ指定してください。