レスポンス・ファイルの記録
Oracle Universal Installer(OUI)を対話モードで使用してレスポンス・ファイルに記録し、このファイルを編集して完全なサイレント・モードまたはレスポンス・ファイル・モードのインストールに使用できます。
「サマリー」ページで「レスポンス・ファイルの保存」をクリックすると、インストール中のすべてのインストール手順をレスポンス・ファイルに保存できます。生成されたレスポンス・ファイルは、後でサイレント・インストールに使用できます。
レスポンス・ファイルを記録する際は、インストールを最後まで実行することも、またはOUIがシステムに対してソフトウェアの設定を開始する前に「サマリー」ページでインストーラを終了することもできます。
レスポンス・ファイル・モードのインストール中に記録モードを使用すると、インストーラは元のレスポンス・ファイルに指定されていた変数値を新しいレスポンス・ファイルに記録します。
注意:
OUIでは、レスポンス・ファイルの記録中にパスワードは保存されません。
レスポンス・ファイルを記録するには、次の手順を実行します。
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Oracle Database Clientのインストールのインストール前の作業を完了させます。
インストーラを実行してレスポンス・ファイルに記録する際、インストーラはシステムを確認してソフトウェアをインストールするための要件を満たしているかどうかを検証します。そのため、必要なすべてのインストール前作業を完了してから、インストールを実行してレスポンス・ファイルを記録することをお薦めします。
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Oracleソフトウェア所有者ユーザー(通常は
oracle
)が、インストーラ実行時に指定するOracleホームのパスに対して作成または書込みの権限を持っていることを確認します。 -
インストールの各画面で、必要な情報を指定します。
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OUIの「サマリー」画面が表示されたら、次の手順を実行します。
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「レスポンス・ファイルの保存」をクリックします。ウィンドウで、新しいレスポンス・ファイルのファイル名および場所を指定します。「保存」をクリックして、入力したレスポンスをレスポンス・ファイルに書き込みます。
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「終了」をクリックしてインストールを続行します。
インストールを続行しない場合は、「取消」をクリックします。記録されたレスポンス・ファイルは保持され、インストール処理が停止します。
注意:
レスポンス・ファイル名の接尾辞は、.rsp
としてください。
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保存したレスポンス・ファイルを別のシステムで使用する前に、ファイルを編集して必要な変更を加えます。編集する際は、ファイルに記載された説明をガイドとして使用してください。
親トピック: レスポンス・ファイルの準備