新しいサーバー・オペレーティング・システムのアップグレード・オプション

新しいオペレーティング・システムをサーバーにインストールしてオペレーティング・システムをアップグレードしてから、手動で、またはエクスポート/インポート・メソッドを使用してデータベースを移行できます。

注意:

サーバー・オペレーティング・システムがサポートされ、オペレーティング・システムのカーネルおよびパッケージ要件が移行先のOracle Databaseリリースの最小要件を満たしているか超えていることを確認します。

データの移行およびOracle Databaseのアップグレードを行うための手動、コマンドラインでのコピー

新しいサーバーにファイルをコピーし、それを手動でアップグレードできます。この手順を使用する場合、Oracle Database Upgrade Assistantは使用できません。ただし、アップグレードの問題が発生した場合、既存のデータベースに戻すことができます。

  1. 前のオペレーティング・システムを実行しているコンピュータから、新しいオペレーティング・システムを実行しているコンピュータにデータベース・ファイルをコピーします。

  2. 新しいオペレーティング・システムを実行しているコンピュータに制御ファイルを再作成します。

  3. コマンドライン・スクリプトおよびユーティリティを使用して、データベースを手動でアップグレードします

関連項目:

データベースを手動でアップグレードする手順を確認し、このオプションのリスクおよび利点を評価するには、『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』を参照してください

データの移行およびOracle Databaseのアップグレードを行うためのエクスポート/インポート方法

オペレーティング・システムを新しいサーバーにインストールし、その新しいサーバーに新しいリリースのOracle Databaseをインストールしてから、Oracleデータ・ポンプ・エクスポートおよびインポート・ユーティリティを使用して現在のデータベースから新しいリリースの新しいデータベースにデータのコピーを移行できます。データ・ポンプ・エクスポートおよびインポートは、パフォーマンスの向上と新しいデータ型の確実なサポートの点で推奨されています。

関連項目:

データの移行およびOracle Databaseのアップグレードを行うためのエクスポート/インポート方法を確認するには、『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』を参照してください