新しいサーバー・オペレーティング・システムのアップグレード・オプション
新しいオペレーティング・システムをサーバーにインストールしてオペレーティング・システムをアップグレードしてから、手動で、またはエクスポート/インポート・メソッドを使用してデータベースを移行できます。
注意:
サーバー・オペレーティング・システムがサポートされ、オペレーティング・システムのカーネルおよびパッケージ要件が移行先のOracle Databaseリリースの最小要件を満たしているか超えていることを確認します。
データの移行およびOracle Databaseのアップグレードを行うための手動、コマンドラインでのコピー
新しいサーバーにファイルをコピーし、それを手動でアップグレードできます。この手順を使用する場合、Oracle Database Upgrade Assistantは使用できません。ただし、アップグレードの問題が発生した場合、既存のデータベースに戻すことができます。
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前のオペレーティング・システムを実行しているコンピュータから、新しいオペレーティング・システムを実行しているコンピュータにデータベース・ファイルをコピーします。
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新しいオペレーティング・システムを実行しているコンピュータに制御ファイルを再作成します。
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コマンドライン・スクリプトおよびユーティリティを使用して、データベースを手動でアップグレードします
関連項目:
データベースを手動でアップグレードする手順を確認し、このオプションのリスクおよび利点を評価するには、『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』を参照してください
データの移行およびOracle Databaseのアップグレードを行うためのエクスポート/インポート方法
オペレーティング・システムを新しいサーバーにインストールし、その新しいサーバーに新しいリリースのOracle Databaseをインストールしてから、Oracleデータ・ポンプ・エクスポートおよびインポート・ユーティリティを使用して現在のデータベースから新しいリリースの新しいデータベースにデータのコピーを移行できます。データ・ポンプ・エクスポートおよびインポートは、パフォーマンスの向上と新しいデータ型の確実なサポートの点で推奨されています。
関連項目:
データの移行およびOracle Databaseのアップグレードを行うためのエクスポート/インポート方法を確認するには、『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』を参照してください