すべてのPL/SQLモジュールの再コンパイル

データベースのインストール、パッチ適用またはアップグレードの後にutlrp.sqlスクリプトを実行し、無効なPL/SQLを特定して再コンパイルします。

utlrp.sqlスクリプトは、パッケージ、プロシージャおよび型も含めて、すべてのPL/SQLモジュールを再コンパイルします。モジュールの再コンパイルにより、インストール中に作成された無効なオブジェクトがすべて修正されます。
  1. oracleユーザーとしてログインします。
  2. oraenvまたはcoraenvスクリプトを使用して、utlrp.sqlスクリプトを実行するデータベースの環境を設定します。
    • Bourne、BashまたはKornシェル:
      $ . /usr/local/bin/oraenv
    • Cシェル:
      % source /usr/local/bin/coraenv
    プロンプトが表示されたら、データベースのシステム識別子(SID)を入力します。
  3. SYSDBAとしてSQL*Plusを起動します。
    例:
    $ sqlplus / AS SYSDBA
  4. データベースを制限モードで起動し、utlrp.sql スクリプトを実行します。
    例:
    SQL> STARTUP RESTRICT
    SQL> @$ORACLE_HOME/rdbms/admin/utlrp.sql