B DICOM XMLスキーマ
この付録では、ORDDicomオブジェクト型のメソッドによって使用されるDICOM XMLスキーマの名前を示します。
注:
DICOMのOracle Multimediaサポートは、Oracle Database 12cリリース2 (12.2)では非推奨になりました。将来のリリースではサポートされなくなる可能性があります。できるだけ早く、非推奨となった機能の使用を停止することをお薦めします。
Oracle Multimedia DICOMのインストール時に、DICOM XMLスキーマはOracle DatabaseのグローバルXMLスキーマとしてOracle XML DBに自動的に登録されます(「XMLスキーマの登録」を参照)。
この付録では、次のDICOM構成ドキュメントの構造を定義するXMLスキーマについて説明します。
-
匿名
-
制約
-
マッピング
-
プリファレンス
-
プライベート・ディクショナリ
-
標準ディクショナリ
-
ストアド・タグ・リスト
-
UID定義
この付録では、DICOM標準のデータ型、デフォルトのDICOMメタデータ・スキーマ、およびDICOMメタデータ・スキーマで使用されるメタデータのデータ型を定義するXMLスキーマについても説明します。
次の表は、DICOM XMLスキーマの一覧を.xsd
ファイル名ごとに示し、各スキーマの簡単な説明と名前空間を記載しています。
表B-1 DICOM XMLスキーマ
スキーマ名 | 説明 | 名前空間 |
---|---|---|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
これらのXMLスキーマの最新バージョンは、<ORACLE_HOME>
の下のord/xml/xsd
ディレクトリにファイルとして格納されています。スキーマの場所を特定して確認するには、ALL_XML_SCHEMASディクショナリ・ビューを問い合せます(「ユーザー定義XMLスキーマの検索」を参照してください)。詳細は、各スキーマ・ファイル内に埋め込まれているドキュメントを参照してください。
DICOM XMLスキーマは、1つ以上のDICOM構成ドキュメントに関連付けられています。これらのXML文書の最新バージョンは、Oracle Multimedia DICOMのインストール時に<ORACLE_HOME>
のord/xml
ディレクトリにファイルとして格納されます。これらのドキュメントの詳細は、「リポジトリ内の構成ドキュメント」を参照してください。
関連項目:
-
XMLスキーマの登録の詳細は、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください
-
ALL_XML_SCHEMASディクショナリ・ビューの詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください
-
XMLスキーマの詳細は、
http://www.w3.org/XML/Schema
を参照してください