12.1 JNDIに対するOracle JVMのサポートの概要

JNDIに対するOracle JVMのネイティブ・サポートによって、特定のデータベース接続情報を含むOracleデータ・ソース・オブジェクトをディレクトリ構造内の名前によってバインドできます。この名前を使用して、アプリケーションで接続を確立するための特定の接続情報を取得できます。また、アプリケーションを変更せずに、特定の名前が解決される関連オブジェクトのみを変更することにより、データベース接続プロパティおよび実際のソース・データベースを変更することもできます。さらに、この機能は、オブジェクトおよびオブジェクト参照を格納するための汎用的なディレクトリ・サービスも提供します。

oracle.aurora.jndi.ojdsというOracle Java Directory Service (OJDS)パッケージは、JNDIのサポートを実装するためのAPIを提供します。

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