インストール後のOracle Database Clientバイナリの再リンク

Oracle Database Clientのインストール後、必要に応じてrelink as_installedオプションを使用してバイナリを変更できます。

たとえば、オペレーティング・システムのパッチを適用したときやオペレーティング・システムのアップグレードをした後は毎回、Oracle Database Clientバイナリを再リンクできます。

警告:

実行可能ファイルを再リンクする前に、Oracleホーム・ディレクトリで実行されている、再リンク対象の実行可能ファイルをすべて停止する必要があります。また、Oracle共有ライブラリにリンクされているアプリケーションも停止してください。
  1. Oracle Database Clientの所有者ユーザー(oracle)としてログインします。
  2. ORACLE_HOME環境変数を設定します
    $ ORACLE_HOME=/u01/app/oracle/product/18.0.0/client_1
  3. $ORACLE_HOME/binディレクトリに移動します。
    $ cd $ORACLE_HOME/bin
  4. as_installedオプションを使用してrelinkスクリプトを実行し、バイナリを再リンクします。
    $ ./relink as_installed
    再リンクが完了し、ログ・ファイルが$ORACLE_HOME/installディレクトリの下に生成されます。