設定ウィザードの実行によるOracle Database Clientのインストール

runInstallerコマンドを使用して、Oracle Database Clientのインストールを開始します。

インストールを開始する前に、ユーザー、グループ、および記憶域のパスに関して指定する必要のあるすべての情報を手元に揃えておいてください。

インストール時に、My Oracle Support資格証明を使用可能にしておくことをお薦めします。
インストール中に、rootユーザーとして構成スクリプトを実行する必要があります。プロンプトに従ってrootとしてこれらのスクリプトを手動で実行するか、またはsudoなどのroot権限の委任オプションを使用して構成情報およびパスワードを指定できます。
  1. Oracleインストール所有者ユーザー・アカウント(oracle)としてログインします。
  2. インストール・メディアか、インストールのバイナリをダウンロードした場所で、runInstallerコマンドを実行してOracle設定ウィザードを起動します。

    次に例を示します。

    • インストール・メディアで、次を実行します。

      /dev/dvd-rw/media/runInstaller
      
    • ハードディスクで、次を実行します。
      $ cd /home/oracle_sw/
      $ ./runInstaller

    注意:

    runInstallerコマンドは、Oracleホーム・ディレクトリからのみ実行してください。Oracle Database、Oracle Database ClientまたはOracle Grid Infrastructureをインストールする際に、$ORACLE_HOME/oui/bin/または他の場所にあるrunInstallerコマンドを使用しないでください。
  3. インストール・タイプを選択します。

    インストール画面は、選択したインストール・オプションによって異なります。必要に応じて構成プロンプトに応答します。

    注意:

    インストール中に、求められている操作に対して疑問がある場合は、「ヘルプ」をクリックします。