既存のOracle ASMディスク・グループの使用

Oracle Enterprise Manager Cloud ControlまたはOracle ASMコマンドライン・ツール(asmcmd)を使用して、既存のディスク・グループを識別し、ディスク・グループ内で十分な領域が使用可能であるかどうかを判別します。

  1. Oracle ASMインスタンスに接続し、必要に応じてインスタンスを起動します。
    $ $ORACLE_HOME/bin/asmcmd
    ASMCMD> startup
  2. 次のコマンドのいずれかを入力して、既存のディスク・グループ、それらの冗長レベルおよび各グループでのディスクの空き領域を表示します。
    ASMCMD> lsdg

    または

    $ORACLE_HOME/bin/asmcmd -p lsdg

    lsdgコマンドは、マウントされているディスク・グループに関する情報のみを表示します。

  3. 出力結果から、適切な冗長レベルが設定されているディスク・グループを特定し、そのディスク・グループにある空き領域を記録します。
  4. 必要に応じて、インストールの記憶域要件を満たすために必要な追加のディスク・デバイスを設置または指定します。

注意:

既存のディスク・グループにデバイスを追加する場合は、サイズおよびパフォーマンス特性が、そのディスク・グループ内の既存デバイスと同じであるデバイスの使用をお薦めします。