Oracle Universal Installerを実行してOracle Database Clientをインストールした後、Oracle Net Configuration Assistant (NETCA)を使用して、Oracleデータベースに接続するようにOracle Database Clientを構成する必要があります。
インストールの最後に、Oracle Universal Installerからデータベース接続を構成するように要求されます。このオプションを省略した場合、またはデータベース接続を後で変更する必要がある場合、「管理者」、「ランタイム」または「カスタム」インストール・タイプでインストールしたときは、次の手順を実行します。
Oracle Database ClientをOracle Databaseに接続する手順は、次のとおりです。
- 「スタート」メニューから、「Oracle - HOME_NAME」→「コンフィグレーションおよび移行ツール」→「Oracle Net Configuration Assistant」を選択します。
- ようこそウィンドウで「ローカル・ネット・サービス名構成」を選択し、「次へ」をクリックします。
- ネット・サービス名の構成ウィンドウで「追加」を選択し、「次へ」をクリックします。
- サービス名ウィンドウで接続するOracleデータベースの名前を入力し、「次へ」をクリックします。
- プロトコルの選択ウィンドウで使用するプロトコルを選択し、「次へ」をクリックします。
- プロトコル・ウィンドウで選択したプロトコルに応じて適切な情報を入力し、「次へ」をクリックします。
- ネット・テスト・ウィンドウで接続をテストするかどうかを選択し、「次へ」をクリックします。
- ネット・サービス名ウィンドウでネット・サービスの名前を入力し、「次へ」をクリックします。
- 他のネット・サービス名の構成するための残りの質問に答え、「終了」をクリックして構成を完了します。
Oracle Net Configuration Assistantにより、次の場所にtnsnames.ora
ファイルが作成されます。
ORACLE_HOME
\network\admin\tnsnames.ora