Oracleデータベース・ホーム(Oracleデータベース・バイナリ、トレース・ファイルなど)をOracle Automatic Storage Management Cluster File System (Oracle ACFS)またはNew Technology File System (NTFS)にインストールすることを強くお薦めします。
Oracle ACFSを使用する場合またはNTFS上の場合、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)にデータベース・ファイルを配置する必要があります。これらのファイルのセキュリティを確保するため、Oracle ACFSおよびOracle ASMまたはNTFSを使用することをお薦めします。
示されているNTFSのシステム要件は、Oracle Universal Installerのサマリー・ウィンドウで報告されるハード・ディスクの値よりも正確です。サマリー・ウィンドウには、ディスク領域、データベースの作成に必要な領域、またはハード・ドライブ上で展開される圧縮ファイルのサイズの正確な値は表示されません。
Oracle Database Clientコンポーネントのハードディスク要件には、オペレーティング・システムがインストールされているパーティションにJava Runtime Environment(JRE)およびOracle Universal Installerをインストールするための領域が含まれます。 十分な領域がないと、インストールは失敗し、エラー・メッセージが表示されます。
次の表は、NTFSのディスク領域要件を示します。この表の値には、初期データベースが含まれます。
表2-2 NTFSのWindows x64のディスク領域要件
インストール・タイプ | TEMP領域 | ディレクトリ:\ Program Files\Oracle\Inventory | Oracleホーム | 合計 |
---|---|---|---|---|
Instant Client |
136MB |
166KB |
361MB |
485MB |
Administrator | 140MB | 1.6MB | 1.85GB | 1635MB |
Runtime | 130MB |
1.55MB |
1.35GB |
1235MB |
カスタム(全コンポーネントがインストールされる) |
145MB |
2.0MB * |
1.86GB * |
1635MB * |
* ディスク領域の要件は、選択されたコンポーネントによって変わります。
注意:
Instant ClientのInstant Client Lightコンポーネントのみを構成する場合、関連ファイルを格納するために30から32MBのディスク領域が必要です。