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Oracle® Database Clientインストレーション・ガイド
18c for Microsoft Windows
E99101-02
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Oracle Net Servicesの構成

適切なエントリをtnsnames.oraファイルおよびlistener.oraファイルに追加することにより、Oracle Net Servicesと通信するようにOracle Database Clientを構成できます。

以前のリリースのOracleソフトウェアがある場合は、Oracle Netのtnsnames.oraおよびlistener.ora構成ファイルの情報を、以前のリリースから新しいリリースの対応するファイルにコピーできます。

注意:

tnsnames.oraおよびlistener.oraファイルのデフォルトの位置は、ORACLE_HOME\network\adminディレクトリです。

Oracle Connection Manager (CMAN)サービスを作成するには、CMAN別名エントリをORACLE_HOME\network\admincman.oraに作成します。次に例を示します。

cman_proxy=

(CONFIGURATION=

(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=host_name)(PORT=1521))

(RULE_LIST=

(RULE=(SRC=*)(DST=*)(SRV=*)(ACT=accept)))

(PARAMETER_LIST=

(MIN_GATEWAY_PROCESSSES=1)

(MAX_GATEWAY_PROCESSES=2)))

これは、ルールに示されているように、すべてのクライアントからの接続を受け入れます。

CMANサービスは、cmctlコマンドライン・ルールを使用してCMANが初めて起動されると作成されます。サービスの作成時、インストール中にWindowsユーザー・アカウントがOracleホーム・ユーザーとして指定される場合は、cmctlによってパスワードが要求されます。インストール中にWindows組込みアカウントがOracleホーム・ユーザーとして指定される場合は、cmctlによってパスワードは要求されません。

別名エントリをlistener.oraに追加することで、リスナーを構成できます。リスナー・サービスは、リスナーが初めて起動されたときに作成されます。インストール中にWindowsユーザー・アカウントがOracleホーム・ユーザーとして指定される場合は、リスナー・コントロール・ユーリティのlsnrctlによってパスワードが要求されます。インストール中にWindows組込みアカウントがOracleホーム・ユーザーとして指定される場合は、パスワードは要求されません。