Oracle Databaseソフトウェアのインストール

このトピックでは、Oracle Universal Installerを実行してほとんどのデータベースのインストールを実行する方法について説明します。

ノート:

  • Oracle RestartまたはOracle ASMを使用する場合は、データベースのインストールおよび作成を行う前にスタンドアロン・サーバー用のOracle Grid Infrastructureをインストールする必要があります。そうでない場合は、データベースを手動でOracle Restartに登録する必要があります。

  • データベースのインストールを開始する前に、既存のOracleプロセスを停止することが必要になる場合があります。

  • GUIを使用せず、サイレント・インストールまたはレスポンス・ファイル・インストールの方法を使用して、Oracle Databaseをインストールできます。この方法は、Oracle Databaseの複数インストールを実行する場合に便利です。

Oracle Databaseソフトウェアをインストールするには:

  1. 管理者ユーザーとしてWindowsにログインします。

    プライマリ・ドメイン・コントローラ(PDC)またはバックアップ・ドメイン・コントローラ(BDC)にインストールする場合は、ドメイン管理者グループのメンバーとしてログオンします。

  2. 複数のネットワーク・インタフェース・カードまたは複数の別名を持ったコンピュータにOracle Databaseをインストールする場合は、「コントロール パネル」の「システム」を使用して、ORACLE_HOSTNAMEシステム環境変数を作成します。Oracle Databaseをインストールするコンピュータのホスト名を指すように、この変数を設定します。
  3. Oracle Database 18cの場所に移動し、管理者権限でコマンド・プロンプトを開き、setup.exeコマンドを実行します。
  4. 次のガイドラインに従ってインストールを実行します。
    • Oracle Database 18cソフトウェアは、既存のOracleホームにインストールしないでください。

    • Oracle Universal Installerに表示される指示に従って操作を行います。追加情報が必要な場合は、「ヘルプ」をクリックします。

    • Oracleサポート・サービスによって提供されたパッチを使用しないかぎり、Java Runtime Environment(JRE)を変更しないでください。Oracle Universal Installerにより、オラクル社が提供するバージョンのJREが自動的にインストールされます。Oracle Universal Installerおよび複数のOracleアシスタントを実行するには、このバージョンが必要です。

    • ソフトウェアのインストール中にエラーが表示された場合は、トラブルシューティングの詳細を参照してください。

    • Oracle Database Configuration Assistantを対話モードで実行するインストール・タイプを選択した場合は、データベースとネットワークの構成に関する詳細情報を指定する必要があります。

      Oracle Database Configuration Assistantを対話モードで使用しているときに不明な点がある場合は、画面にある「ヘルプ」をクリックします。

      ノート:

      デフォルトのインストールを選択した場合、Oracle Database Configuration Assistantは対話的には実行されません。

  5. Configuration Assistant作業が完了したら、「終了」「終了」「はい」の順にクリックしてOracle Universal Installerを終了します。
  6. オプションで、インストール・プロセス中に作成された一時ファイルを削除する場合は、OraInstalldate_timeディレクトリを削除します。OraInstalldate_timeディレクトリには、約45MBのファイルが保持されます。このディレクトリは、TEMP環境変数の設定によって設定されている場所に作成されます。

    コンピュータを再起動しても、OraInstalldate_timeディレクトリは削除されます。

  7. Oracle Databaseをインストールした後に実行する必要があるタスクの詳細を参照してください。