役割区分用のオペレーティング・システム・グループおよびユーザー
Oracle DatabaseとOracle ASMの役割区分の構成は、オペレーティング・システム認証の個別のグループを提供するためのグループおよびユーザーを作成する構成です。
- 役割区分によるオペレーティング・システム権限グループおよびユーザーについて
Oracle Databaseのインストール時に、ORA_DBA
、ORA_OPER
、ORA_HOMENAME_DBA
、ORA_HOMENAME_OPER
、ORA_HOMENAME_SYSBACKUP
、ORA_HOMENAME_SYSDG
、ORA_HOMENAME_SYSKM
およびORA_HOMENAME_SYSRAC
の各グループが作成され、これらのグループにユーザーが割り当てられます。 - Oracleソフトウェア製品ごとのOracleソフトウェア所有者
Oracle DatabaseとOracle Restartの両方のインストールを所有する単一のユーザー(たとえば、oracle
)を作成できます。 - Oracle Database用の役割区分の標準Oracle Databaseグループ
標準Oracle Databaseグループを確認します。 - 役割区分用の拡張Oracle Databaseグループ
データベースの起動および停止を行うSYSOPER権限に加えて、よりタスクに特化し、ORA_DBA
/SYSDBAシステム権限より権限が少ない新しい管理権限を作成して、日々のデータベース運用に必要な特定の管理権限タスクをサポートできます。 - 役割区分用のOracle Automatic Storage Managementグループ
オペレーティング・システム・グループを確認します。 - Windowsグループ管理対象サービス・アカウントと仮想アカウント
グループ管理対象サービス・アカウント(gMSA)と仮想アカウントがサポートされるようになり、パスワードなしでデータベース・サービスを作成および管理できるようになりました。 - Microsoft Hyper-V要件
Microsoft Hyper-Vでは、1台のコンピュータ上で複数のオペレーティング・システムを同時に実行し、各オペレーティング・システムをお互いに独立させることにより、仮想コンピュータ環境を作成して管理することが可能です。