UTL_FILE
パッケージを使用すると、PL/SQLプログラムでオペレーティング・システムのテキスト・ファイルの読込みと書込みができます。
これは機能的に限定されており、オペレーティング・システムの標準のストリーム・ファイルI/O操作のうち、オープン、書込み、読込みおよびクローズ操作のみを使用できます。テキスト・ファイルの読込みまたは書込みを行う場合は、関数fopen
をコールします。この関数は後続のプロシージャ・コールで使用するためのファイル・ハンドルを返します。たとえば、プロシージャput_line
は、開いているファイルにテキスト文字列と行の終了文字を書き込み、プロシージャget_line
は、開いているファイルから出力バッファに1行分のテキストを読み込みます。
FSEEK
、UTL_FILE
サブプログラムは、ファイル内のファイル・ポインタを指定されたバイト数だけ前方または後方に調整します。UTL_FILE.FSEEK
が正しく動作するためには、ファイル内の行にプラットフォーム固有の行終端文字が必要です。Windowsプラットフォームでは、適切な行終端文字は<CR><LF>
です。
関連項目:
UTL_FILE
の詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス』を参照してください
PL/SQLからのHTTP URLコンテンツの取得の詳細は、Oracle Database開発ガイドを参照してください。
親トピック: Windows用アプリケーションの開発