6.2.5.8 ExecuteReader(CommandBehavior)

このメソッドでは、CommandTextで指定されたコマンドを実行し、指定された動作を使用してOracleDataReaderオブジェクトを戻します。

宣言

// C#
public OracleDataReader ExecuteReader(CommandBehavior behavior);

パラメータ

  • behavior

    必要な動作

戻り値

OracleDataReader

実装

IDbCommand

例外

InvalidOperationException - コマンドを実行できない場合

備考

結果の説明と問合せコマンドのデータベースに対する影響は、コマンド動作を規定する、指定されたbehaviorによって示されます。

有効なCommandBehavior値および各CommandBehaviorの列挙タイプのコマンドの動作は、.NET Frameworkのドキュメントを参照してください。

CommandTypeプロパティがCommandType.StoredProcedureに設定されると、CommandTextプロパティはストアド・プロシージャの名前に設定される必要があります。ExecuteReader()を呼び出すと、このコマンドによってこのストアド・プロシージャが実行されます。

ストアド・プロシージャが格納されたREF CURSORを戻す場合、詳細はOracleRefCursorの項を参照してください。OracleRefCursorクラスを参照してください。

FetchSizeに対しては値100が使用されます。0を指定すると、行はフェッチされません。詳細は、LONGおよびLONG RAWデータの取得を参照してください。

XmlCommandTypeプロパティの値が、OracleXmlCommandType.InsertOracleXmlCommandType.UpdateOracleXmlCommandType.DeleteまたはOracleXmlCommandType.Queryに設定されている場合、ExecuteReaderメソッドはInvalidOperationExceptionをスローします。