6.4.5.20 ServiceName

このプロパティは、プラガブル・データベースに接続する際にセッションが接続されるデータベース・サービス名の設定および取得に使用されます。

宣言

// C#
public string ServiceName{ get; set;}

プロパティ値

ServiceNameは、接続のサービス名を示す文字列を戻します。

例外

InvalidOperationException() - 接続がすでにオープンされている場合。

InvalidOperationException() - CPVersion1.0に設定され、ServiceNameプロパティが設定されている場合。ODP.NET管理対象外ドライバにのみ適用されます。

備考

プラガブル・データベースは、Oracle Database 12c以上で使用できます。特定のPDBで実行されている指定されたサービスに接続するには、ServiceNameプロパティおよびPDBNameプロパティを使用できます。

接続に正しいサービスが使用されるように、接続をオープンする前にServiceNameを設定する必要があります。

ServiceNameプロパティが設定されている場合、PDBNameプロパティを設定する必要があります。設定されていない場合、接続をオープンするときに例外がスローされます。

接続をオープンする前にServiceNameプロパティが指定されている場合、接続をオープンしときに、接続のサービスは指定されたServiceNameと同じになります。

接続を次にオープンするまでサービス名が変更されなければ、接続は引き続き以前に設定されたServiceNameの値を使用します。

管理対象外のODP.NETでは、ServiceNameプロパティが設定されていて、さらにCPVersion属性が設定されていない場合、CPVersion属性は自動的に2.0に設定されます。

ServiceNameプロパティの値は大/小文字を区別しません。

接続をオープンした後、ServiceNameプロパティを使用してセッション・サービス名を取得することもできます。接続をオープンする前に取得すると、ServiceNameはアプリケーションによって指定されたサービス名(ある場合)を戻します。

.NET Framework 4以降でのみサポートされています。