16.4.2.1 FromCustomObject
このインタフェース・メソッドは、指定されたOracle UDTに属性または要素値をそれぞれ設定して、Oracleオブジェクトまたはコレクションを作成します。
宣言
// C# void FromCustomObject(OracleConnection con, IntPtr pUdt);
パラメータ
-
con
OracleConnection
インスタンス。 -
pUdt
作成されるOracleオブジェクトまたはコレクションへのOPAQUE型のポインタ。
備考
FromCustomObject
メソッドは、OracleUdt.SetValue
メソッドから属性または要素値をそれぞれ設定して、カスタム・オブジェクトからOracleオブジェクトまたはコレクションを構築する際に使用されます。
OracleUdt.SetValue
メソッドの呼出しは次のとおりです。
-
Oracleオブジェクト型
カスタム・タイプがOracleオブジェクト型を表す場合、
OracleUdt.SetValue
メソッドは、非NULL
属性値の設定が必要となるたびに呼び出されます。 -
Oracleコレクション型
カスタム・タイプがOracleコレクション型を表す場合、
OracleUdt.SetValue
メソッドへの1回のコールによってコレクション要素値が指定されます。