2.6 Entity Framework Code Firstアセンブリとファイルの場所
Code First and Entity Framework 6をサポートできるように、ODP.NETは現在、個別のアセンブリとして出荷されています。この機能は専用アセンブリに常駐し、ADO.NETと初期バージョンのEntity Framework機能はODP.NETアセンブリに常駐します。こうしたモデルによって、Entity Framework 6機能とADO.NET機能とが物理的に切り分けられます。
このODP.NETアセンブリは次のとおりです。
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ODP.NET管理対象ドライバの場合は
Oracle.DataAccess.EntityFramework.dll
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ODP.NET管理対象ドライバの場合は
Oracle.ManagedDataAccess.EntityFramework.dll
インストールにOracle Universal InstallerとXCopyパッケージのどちらを使用した場合でも、インストール後のOracle Entity Frameworkアセンブリは次の場所にあります(%ORACLE_HOME%
は、インストール・ディレクトリのオペレーティング・システム上のパスを表します)。
管理対象外ドライバの場合:
%ORACLE_HOME%\odp.net\bin\4\EF6\Oracle.DataAccess.EntityFramework.dll
管理対象ドライバの場合:
%ORACLE_HOME%\odp.net\managed\common\EF6\Oracle.ManagedDataAccess.EntityFramework.dll
どちらのアセンブリもAny CPUとしてコンパイルされるため、32ビット版と64ビット版それぞれのアセンブリが必要なわけではありません。各アセンブリは、bin deployable
(binとしてデプロイ可能)として設計されているため、アセンブリはアプリケーションのbin
ディレクトリにコピーする必要があります。したがって、アセンブリはインストール時にグローバル・アセンブリ・キャッシュ(GAC)に登録されません。
注意:
必要な場合は、Oracle Entity Framework 6アセンブリを手動でGACに登録できますが、これは推奨されません。