OracleCustomTypeMappingAttributeクラス

16.1 OracleCustomTypeMappingAttributeクラス

OracleCustomTypeMappingAttributeクラスは、カスタム・タイプがOracle UDTを表すために使用されるとき、カスタム・タイプ・ファクトリ・クラスまたはODP.NETで使用される情報の構造体をマークするために使用されます。

クラスの継承

System.Object

System.Attribute

System.OracleCustomTypeMappingAttribute

宣言

// C#
[AttributeUsageAttribute(AttributeTargets.Class|AttributeTargets.Struct,  
   AllowMultiple=false, Inherited=true)]
public sealed class OracleCustomTypeMappingAttribute : Attribute

要件

プロバイダ	ODP.NET管理対象外ドライバ
アセンブリ	`Oracle.DataAccess.dll`
ネームスペース	`Oracle.DataAccess.Types`
.NET Framework	3.5, 4.5, 4.6, 4.7

備考

OracleCustomTypeMapping属性をカスタム・タイプ・ファクトリ・クラスで指定して、対応するカスタム・タイプを表すOracle UDTを示す必要があります。Oracle UDTはschema_name.type_nameの書式で指定できます。

アプリケーションが使用する各Oracle UDTに対して、カスタム・タイプ・ファクトリは一意である必要があります。

Oracleオブジェクト型

カスタム・タイプ・ファクトリは、その他のOracleオブジェクト型を表すのに使用できないカスタム・タイプを戻します。
Oracleコレクション型

カスタム・タイプ・ファクトリは、その他のOracleコレクション型が使用できるカスタム・タイプを戻す場合があります。配列タイプがOracleコレクションを表すために使用されるとき、つまりint[]がNUMBERのコレクションを表すときに共通なことです。

OracleCustomTypeMappingAttributeが指定されていない場合、カスタム・タイプ・マッピングはXML構成ファイル(Windowsアプリケーションにはapp.config、Webアプリケーションにはweb.configおよびmachine.configなど)から指定する必要があります

スレッド安全性

パブリック静的メソッドはスレッドセーフですが、インスタンス・メソッドではスレッド安全性は保証されません。