3.13 SEND
目的
SEND
コマンドを使用すると、ベンダー固有の文字列を、メディア・マネージャでサポートされている1つ以上のチャネルに送信できます。どのコマンドがサポートされているかは、使用しているメディア管理のドキュメントを参照してください。
使用上のノート
DEVICE TYPE
またはCHANNEL
を指定しないかぎり、RMANは割り当てられたすべてのチャネルを使用します。
Windowsプラットフォームでは、チャネル割当て時に、PARAMS
オプションのENV
設定を使用するかわりに、SEND
を使用してSBTライブラリにコマンド文字列を渡します。Oracle Databaseの場合、Windowsでパラレルに実行される操作は、単一のプロセス内で複数のスレッドを使用します。1つのスレッドによって設定された環境変数は、すべてのスレッドから参照できます。このため、特定のスレッドによって設定された環境変数に依存するパラレル操作は、想定したとおりに動作しない場合があります。
セマンティクス
構文要素 | 説明 |
---|---|
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どのチャネルを使用するかを指定します。 |
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ストレージ・デバイスのタイプを指定し、コマンドを指定したタイプのすべてのチャネルに送信します。 関連項目: |
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ベンダー固有のメディア管理コマンドを指定します。 関連項目: どのコマンドがサポートされているかは、使用しているメディア管理のドキュメントを参照してください。メディア・マネージャでサポートされているコマンドのみを送信してください。文字列の内容は、データベースでは解釈されず、そのままメディア管理サブシステムに渡されます。 |
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メディア・マネージャと通信するチャネルのパラメータを指定します。 |
例