1.7 ACTIVE_INSTANCE_COUNT
ACTIVE_INSTANCE_COUNT
を使用すると、2インスタンス・クラスタの1つのインスタンスをプライマリ・インスタンスとして、別のインスタンスをセカンダリ・インスタンスとして指定できます。このパラメータは3つ以上のインスタンスを持つクラスタでは機能しません。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
整数 |
デフォルト値 |
デフォルト値はありません。 |
変更可能 |
いいえ |
PDBで変更可能 |
いいえ |
値の範囲 |
1、またはクラスタ内のインスタンスの数以上(1以外の値はインスタンスのアクティブまたはスタンバイ状態に影響しない)。 |
基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
すべてのインスタンスに、このパラメータを設定する必要がある。また、複数インスタンスには、同じ値を指定する必要がある。 |
ノート:
ACTIVE_INSTANCE_COUNT
パラメータは非推奨です。これは、下位互換性のためにのみ残されています。
このパラメータを1に設定すると、最初に起動したインスタンスがプライマリ・インスタンスとなり、クライアント接続を受け入れます。2つ目のインスタンスはセカンダリ・インスタンスとして起動され、最初のインスタンスに障害が発生した場合のみクライアントに接続できます。このようなイベントでは、セカンダリ・インスタンスがプライマリ・インスタンスとなります。
障害が発生したインスタンスは再起動できますが、セカンダリ・インスタンスとして起動され、現行のプライマリ・インスタンスに障害が発生しないかぎり、クライアントに接続されません。
ノート:
このパラメータは、インスタンスを2つのみ持つクラスタ内でのみ機能します。