1.26 AWR_PDB_AUTOFLUSH_ENABLED
AWR_PDB_AUTOFLUSH_ENABLED
を使用すると、CDB内のすべてのPDBまたはCDB内の個々のPDBに対して、自動ワークロード・リポジトリ(AWR) のスナップショットを有効にするか無効にするかを指定できます。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
|
変更可能 |
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PDBで変更可能 |
はい |
値の範囲 |
|
基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
すべてのインスタンスで同じ値を使用する必要がある。 |
ノート:
CDB$ROOT (CDBのルート)のこのパラメータの値はルートに影響しません。このパラメータの設定に関係なく、自動AWRスナップショットは常にルートで有効になっています。
AWR_PDB_AUTOFLUSH_ENABLED
のデフォルト値は、false
です。したがって、デフォルトでは、自動AWRスナップショットはCDBのすべてのPDBに対して無効になっています。
CDBルートのAWR_PDB_AUTOFLUSH_ENABLED
の値を変更すると、新しい値はCDBのすべてのPDBに影響します。
したがって、CDBルートのAWR_PDB_AUTOFLUSH_ENABLED
の値をtrue
に変更した場合、すべてのPDBのAWR_PDB_AUTOFLUSH_ENABLED
の値もtrue
に変更され、自動AWRスナップショットはすべてのPDBに対して有効になります。
CDBの個々のPDBのいずれかのAWR_PDB_AUTOFLUSH_ENABLED
値を変更することもでき、個々のPDBに設定された値が適用されます。これにより、個々のPDBの自動AWRスナップショットを有効または無効にできます。
新規PDBを作成するか、前のリリースのデータベースのPDBを現在のリリースのデータベースにアップグレードすると、自動AWRスナップショットはルートのAWR_PDB_AUTOFLUSH_ENABLED
の現在の値に基づいて、PDBに対して有効または無効になります。
関連項目:
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自動ワークロード・リポジトリ(AWR)の詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。
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AWRスナップショットの詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。