1.50 CONTROL_FILE_RECORD_KEEP_TIME
CONTROL_FILE_RECORD_KEEP_TIME
には、制御ファイル内の再利用可能なレコードを再利用するまでの最小経過日数を指定します。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
整数 |
デフォルト値 |
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変更可能 |
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PDBで変更可能 |
いいえ |
値の範囲 |
|
基本 |
いいえ |
再利用可能セクションに新規レコードを追加する必要があり、一番古いレコードがまだ再利用可能になってない場合は、このレコード・セクションは拡張されます。このパラメータを0に設定すると、再利用可能セクションは拡張されずに、レコードが必要に応じて再利用されます。
制御ファイル内の再利用可能なレコードの数が循環再利用レコードの制限UB4MAXVAL
を超える場合、CONTROL_FILE_RECORD_KEEP_TIME
を経過していなくても、再利用可能なレコードは上書きされます。UB4MAXVAL
は、public
ディレクトリにあるoratypes
.h
ヘッダー・ファイルで定義されます。この値は、使用しているオペレーティング・システムによって異なる場合があります。
ノート:
このパラメータは、アーカイブ・ログ・レコードや様々なバックアップ・レコードなどの、制御ファイルの循環再利用可能レコードのみに適用されます。対応するオブジェクトが表領域から削除されないかぎり再利用されない、データ・ファイル、表領域、REDOスレッド・レコードなどのレコードには適用されません。
関連項目:
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このパラメータの詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。