1.264 PRE_PAGE_SGA
PRE_PAGE_SGAは、インスタンスの起動時にOracleがSGA全体にアクセスするかどうかを判断します。
               
オペレーティング・システムのページ表エントリは、SGAのページごとに事前作成されます。
| 特性 | 説明 | 
|---|---|
| 
                               パラメータ・タイプ  | 
                           
                               ブール値  | 
                        
| 
                               デフォルト値  | 
                           
                               
  | 
                        
| 
                               変更可能  | 
                           
                               いいえ  | 
                        
| 
                               PDBで変更可能  | 
                           
                               いいえ  | 
                        
| 
                               値の範囲  | 
                           
                               
  | 
                        
| 
                               基本  | 
                           
                               いいえ  | 
                        
このパラメータをtrueに設定すると、データベース・サーバーはインスタンスの起動後にSGA全体にアクセスします。これらのアクセスはバックグラウンド・プロセスによって行われ、インスタンスの起動後に開始されます。このアクセスにより、OSによりメモリーがSGAに割り当てられてページ表に移入され、これによりSGAメモリーが常駐し、データベースのパフォーマンスが向上します。
                  
ノート:
この設定によって、SGAがメモリーに最初に読み込まれた後に、オペレーティング・システムによるSGAのページングまたはスワッピングが不可能になることはありません。