1.343 UNIFIED_AUDIT_SYSTEMLOG
UNIFIED_AUDIT_SYSTEMLOGには、統合監査レコードをSYSLOGユーティリティ(UNIXプラットフォームの場合)に書き込むのか、Windowsイベント ビューアー(Windowsの場合)に書き込むのかを指定します。CDBでは、このパラメータはPDBごとの静的初期化パラメータです。
| 特性 | 説明 |
|---|---|
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パラメータ・タイプ |
UNIXプラットフォーム場合は文字列、Windowsの場合はブール |
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構文 |
UNIXの場合:
Windowsの場合: UNIFIED_AUDIT_SYSTEMLOG = { FALSE | TRUE }
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構文 |
facility_clause::=
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構文 |
priority_clause::=
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デフォルト値 |
UNIXプラットフォームの場合はデフォルトなし Windowsの場合は |
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変更可能 |
いいえ |
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PDBで変更可能 |
はい |
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基本 |
いいえ |
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Oracle RAC |
すべてのインスタンスで同じ値を使用する必要がある。 |
UNIXでこのパラメータが設定されている場合、統合監査レコードのキー・フィールドはSYSLOGに書き込まれます。Windowsでこのパラメータが設定されている場合、統合監査レコードのキー・フィールドはWindowsイベント ビューアーに書き込まれます。
SYSLOGまたはWindowsイベント ビューアーに統合監査レコードのキー・フィールドを書き込む必要がない場合は、このパラメータを設定しないでください(またはWindowsの場合、FALSEに設定します)。
UNIFIED_AUDIT_SYSTEMLOGが有効になっている場合、書き込まれる統合監査レコードのキー・フィールドにより、UNIFIED_AUDIT_TRAILビューの詳細な統合監査レコードが一意に識別されます。監査レコードのエントリがSYSLOGエントリの最大許容サイズ(通常、1024バイト)を超えないように、統合監査レコードのフィールドのサブセットのみが書き込まれます。
ノート:
このパラメータは、Oracle Database 18c以降で使用できます。
関連項目:
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SYSLOGおよびWindowsイベント ビューアーに書き込まれる統合監査レコードのフィールドに付けられた名前と
UNIFIED_AUDIT_TRAILビューの対応する列名をマップする表は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください