外部表、共有ファイルまたはディレクトリ・オブジェクトの記憶域の構成

ご使用のOracle RACデータベースがデータベースの外部にあるファイルを使用する場合、外部ファイルはすべてのノードからアクセス可能な共有記憶域に格納します。ファイルのアクセスには、各ノードで同じマウント・ポイントを使用する必要があります。

使用可能な共有ファイル・システムには、Database File System (DBFS)、Oracle ASM Cluster File System (Oracle ACFS)またはDirect NFSクライアントを使用したサポートされているネットワーク・ファイル・システム(NFS)が含まれます。

データベースの外部のファイルの書込みおよび読込みに使用するデータベース・ディレクトリ・オブジェクトは、1つの共有記憶域の場所を指している必要があり、同一の共有記憶域の場所に対して、各ノードで同一のマウント・ポイントを使用する必要があります。

ノート:

外部ファイルまたは外部表の一部として指定されたディレクトリ・オブジェクトの内容に、各ノードで一貫性があるかどうかを確認するためのチェックはありません。予測できない結果を回避するには、同一のファイルがすべてのノードからアクセスされていること、または同一のファイルがすべてのノードで使用されていることを確認してください。

関連項目:

記憶域の構成の詳細は、『Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイド』を参照してください。