3.8.5 Oracle RACデータベースに対してDBCAで実行されるアクション

Oracle RACデータベースの作成時のOracle Database Configuration Assistant (DBCA)のアクションを理解するにはこの情報を確認します。

DBCAのプロンプトに従って作業を行い、「サマリー」ダイアログ・ボックスの情報を確認して「OK」をクリックすると、DBCAでいくつかのアクションが実行されます。

  • Oracle RACデータベースとそのインスタンスの作成

  • Oracle RACデータ・ディクショナリ・ビューの作成

  • Oracleサービスの開始(Windowsベースのプラットフォームの場合)

  • Oracle Clusterware高可用性サービスの起動

  • 全クラスタ・ノードでのデータベース・インスタンスの起動

注意:

Oracle RACデータベースを作成した後で、作成したOracle RACデータベースにOracle Database製品をさらにインストールする場合は、追加の製品をインストールする前に、Oracle RACデータベース・ホームで実行されているすべてのプロセスをすべて停止する必要があります。

Oracle RACホームで実行されているすべてのプロセスを停止すると、Oracle Universal Installerは特定の実行可能ファイルおよびライブラリを再リンクできます。詳細は、既存のOracle RACデータベースをアップグレードするための準備を参照してください。