A.9.2 パスワード・レスポンス・ファイルの作成

次のステップを使用して、コンフィギュレーション・アシスタントで使用するパスワード・レスポンス・ファイルを作成します。

  1. filename.propertiesという形式の名前のレスポンス・ファイルを作成します。
  2. テキスト・エディタでこのファイルを開いて、下の例に示すように、パスワード・ファイルの例の内容を切り取って貼り付け、必要に応じて変更します。
  3. WindowsのNew Technology File System(NTFS)フォーマットのボリュームにこのファイルを格納する場合、このファイルを保護するためにセキュリティ権限を変更します。

例A-5 Oracle RACデータベースのパスワード・レスポンス・ファイルの例

次の例に、Database Configuration Assistantで使用するパスワード・レスポンス・ファイルのテンプレートを示します。

oracle.install.db.config.starterdb.password.SYS=password 
oracle.install.db.config.starterdb.password.SYSTEM=password 
oracle.install.db.config.starterdb.password.DBSNMP=password 
oracle.install.db.config.starterdb.password.PDBADMIN=password 
oracle.install.db.config.starterdb.emAdminPassword=password 
oracle.install.db.config.asm.ASMSNMPPassword=password
oracle.install.db.config.OracleHomeUserPassword=password

Oracle Enterprise ManagerまたはOracle ASMへのアクセスを有効にしない場合、これらのパスワード・フィールドは空白のままにします。