6.12.1 データベース・サービス登録のデータベース初期化パラメータ
Oracle Database 18cのデータベース・サービスは、LOCAL_LISTENER
およびREMOTE_LISTENER
パラメータに指定されたリスナーに自動的に登録されます。
登録時に、リスナー登録(LREG)プロセスは情報(サービス名、インスタンス名、ワークロード情報など)をリスナーに送信します。
Oracleインスタンスの起動後にリスナーが起動し、リスナーがサービス登録に使用可能になると、次回にOracle Database LREGプロセスが検出ルーチンを起動するまで登録は行われません。デフォルトでは、LREG検出ルーチンは60秒ごとに起動されます。60秒の遅延を変更するには、SQL文ALTER SYSTEM REGISTER
を使用します。この文によって、LREGはすぐにサービスを登録します。
ノート:
リスナーの起動直後にALTER SYSTEM REGISTER
文を実行するスクリプトを作成することをお薦めします。インスタンスが登録されているときにこの文を実行すると、すべてのサービスが現在登録されている場合、またはリスナーが停止している場合、何も処理されません。
関連項目:
サービス登録の詳細は、『Oracle Database Net Services管理者ガイド』を参照してください。