3.8.3 DBCAを使用したOracle RACデータベースで使用する記憶域の選択

Oracle RACデータベース・ファイルの記憶域として、Oracle ASMディスク・グループか共有ファイル・システムのいずれかを選択できます。

  • 「データベース記憶域オプションの指定」ページで、Oracle Database Configuration Assistant (DBCA)にディスク・グループが表示されていない場合は、Oracle ASMが構成されていないか、ディスク・グループがマウントされていないかのいずれかです。
    DBCAを起動する前に、Grid InfrastructureホームでOracle Automatic Storage Management Configuration Assistant(ASMCA)を使用してディスク・グループを作成できます。
  • Oracle ASMを使用している場合は、データベース記憶域オプションの指定ページで「高速リカバリ領域」およびサイズを選択できます。
    Oracle ASMを使用している場合、デフォルトでは、高速リカバリ領域はOracle ASMディスク・グループに設定されます。