ソース・データベースからのサーバー・パラメータ・ファイルのコピー
ソース・データベースでサーバー・パラメータ・ファイルが使用されている場合、DUPLICATEコマンドにSPFILEオプションを含めて、ソース・データベースのサーバー・パラメータ・ファイルを補助インスタンスに対して使用するようにRMANに指定します。
バックアップベースの複製の場合は、サーバー・パラメータ・ファイルはバックアップからリストアされます。アクティブなデータベースの複製の場合、サーバー・パラメータ・ファイルはソース・データベースから補助インスタンスにコピーされます。
ソース・データベースでテキストベースの初期化パラメータ・ファイルが使用されている場合は、DUPLICATEコマンドのPFILE句を使用して、ソース・データベースの初期化パラメータ・ファイルを補助インスタンスにコピーします。
ソース・データベースのサーバー・パラメータ・ファイルからコピーまたはリストアされた値は、DUPLICATEのSPFILEまたはSET句のPARAMETER_VALUE_CONVERTオプションを使用して変更できます。たとえば、SET句を使用して、補助インスタンスのサーバー・パラメータ・ファイルのDB_FILE_NAME_CONVERTパラメータの値を変更できます。
ソース・データベースでサーバー・パラメータ・ファイルを使用していない場合や、RMANがサーバー・パラメータ・ファイルのバックアップをリストアできない場合は、補助インスタンス用の初期化パラメータ・ファイルの作成手順で説明する方法で、テキストベースの初期化パラメータ・ファイルを手動で作成する必要があります。
親トピック: 宛先ホストでの補助インスタンスの準備