Oracle Databaseのアップグレード後のタイムゾーン・ファイルのバージョンのアップグレード

データベースのアップグレードを完了した後、アップグレード前情報ツールによってタイムゾーン・ファイルをアップグレードするよう指示された場合は、DBMS_DST PL/SQLパッケージを使用してタイムゾーン・ファイルをアップグレードします。

Oracle Databaseでは、複数のバージョンのタイムゾーン・ファイルを提供しています。各タイムゾーン・ファイルに関連付けられた2つのタイプのファイルがあり、1つはデータベースに定義されたすべてのタイムゾーンを含む大きいファイルで、1つは最も一般的に使用されるタイムゾーンのみを含む小さいファイルです。大きいバージョンは、timezlrg_version_number.datという名前です。小さいバージョンは、timezone_version_number.datという名前です。ファイルは、Oracle Databaseホーム・ディレクトリ下のoracore/zoneinfoサブディレクトリにあります。