環境の検証
複製を開始する前に、ステップを完了します。
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ソース・データベース・ホストが接続先ホストからアクセス可能であることを確認します。2つのホスト間でSSHを使用できる必要があります。
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宛先ホストでTNSPINGユーティリティを使用して、ソース・ホストのリスナー・ポートが正常に機能していることを確認します。
次に例を示します。tnsping source host:1521
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宛先ホストで簡易接続を使用して、ソース・データベースへの接続を検証します。
host:port/servicename
次に例を示します。sqlplus system@ip-address:1521/proddb
接続文字列が64文字以内であることを確認します。
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ソース・データベース・ホームからターゲット・データベースに、必要な
sqlpatch
ファイル(ロールバック用)をコピーします。 -
ソース・データベースで少なくとも1つのアーカイブ・ログが作成されていることを確認してください。そうしないと、RMAN複製がエラーで失敗します。
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ソース・データベースでウォレットが使用されている場合は、パスワード・ベースのウォレットをバックアップし、宛先ホスト上の標準の場所にコピーします。
次に例を示します。/opt/oracle/dcs/commonstore/wallets/tde/db_unique_name/
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ソース・データベースの互換性パラメータが、11.2.0.4データベースについては少なくとも11.2.0.4.0に、12.1.0.2データベースについては少なくとも12.1.0.2.0に設定されていることを確認してください。
親トピック: プライマリOracleデータベースの複製